20代は勝ち組・負け組の決定的な差がつく時期だ!
日本の格差が世界一になるのも時間の問題
上の図は、ここ20年間のジニ係数の推移を表した図です。ジニ係数とは、格差社会をあらわすひとつの目安となっている指数です。ジニ係数とは、格差社会をあらわすひとつの目安となっている指数のことで、格差社会のバロメータと言われています。この数値が大きければ大きいほど所得格差が大きい格差社会であり、1.0になると1人がすべての金を独り占めにするという完全不平等社会を示すことになります。そして逆に、小さければ小さいほど所得格差が小さく、0.0になればすべての人の所得が同じという完全平等社会となります。
ではこの日本のジニ係数を良く見てください、ジニ係数自体は5番目あたりになっており ”現在は” 世界一格差がある社会とはいえません。しかしそのジニ係数がこの20年間で急速に上昇しているのです。逆に今は暫定的に日本よりもジニ係数が高い水準にあるアメリカイタリアイギリスなどは1990年代からあまり拡大せず、むしろアメリカなどではジニ係数が抑えられてきているのです。このことが何を意味しているのか?それは日本の格差拡大は急速に進んでいること、そしてその格差拡大が予想以上にハイペースで進んでいるために、このままいけばアメリカを超える格差社会になるのも時間の問題だということです。
さて、それでは日本の格差拡大がアメリカのように少しずつおさまることはあるのでしょうか?
考えて見ましょう。今の日本が格差拡大をくいとめるためにやっていることを・・・。
何かありますか?何もありませんね
全くありませんね。
今の日本は格差拡大を止めるために打てる手が何もありません。当然です。会社は株主ばかりを優先して労働者を奴隷扱いし、国はそれを黙認して全く対策を打ち出さないのですから。格差拡大を食い止めるための手段が何もない今の現状が続けば、後10年ぐらいで日本はアメリカを超える格差社会になることは避けられそうもありません。そうなってしまえば、階級社会となり、負け組は一生這い上がれない社会へとなっているでしょう。つまり、日本が世界一の格差社会になってしまい、もはや逆転不可能な階級社会になってしまうまでの残り10年たらずが最後のチャンスということです。
国や会社や親はあなたを助けてくれない
今の若者は指示待ち人間
現在のゆとり教育に代表される教育現場では、主体性がなくて自分から行動することがほとんどできない完全他人依存型のいわゆる(支配者に都合のいい) ”いい子” を教育している傾向があります。そういった教育を受けてきた若い世代の多くは主体性がなく他人から命令されるまで動けない ”支持待ち人間” になってしまっています。このようなタイプは、いかに自分がひどい環境におかれていても 「きっと誰かがなんとかしてくれるよ」 という他人に依存する考えをもってしまっています。そのため自分のことを自分で解決しようとしないのです。今の若い世代のワーキングプアやネットカフェ難民、派遣切り、偽装請負の被害にあっている人を見ても、自分のことなのにどこか他人事のように考えて真剣さがなく、他人の助けを待っているような印象を受けます。しかし、今の時代は誰もあなたたちを助けてはくれません!
国は助けません
日本政府・・・つまり国は国益を優先するあまり大企業の暴挙を黙認しています。若者がいかに大企業によってコキ使われて捨てられようとも、国はずっと見てみぬフリを続けます。効果的な対策を打ち出さないのがなによりの証拠です。またお役人や政治家たちは、自分たちの既得権益を守るために貧乏人を助けないということも十分考えられます。国はあなたたちを助けてはくれません。
会社は助けません
企業・・・つまり会社はグローバル資本主義に対応すべく労働者より株主優先の経営に舵を取りました。そのため労働者を全く助けなくなりました。いかに会社が大儲けしようとも、いかにサラリーマンが利益をあげてくれても、その利益は株主の配当金や企業がもっと儲けるための設備投資に向けられて労働者には還元されません。そして業績悪化や、不況などの都合が悪くなったらカンタンに使い捨てるようになったのです。これは派遣だけではなく、正社員でも同じことです。会社はあなたたちを助けてはくれません。
親は助けることができません
そして最後の希望・・・親だけは違います。いかに親子の仲が悪くとも、子供は親にとって血をわけた自分の体のようなもの、国や会社と違ってほとんどの場合助けてくれます。しかし、いくら親が助け舟を出してくれると入っても、どうしようもない事実があります。それは親世代は今の格差社会を生き残るお金の知識をほとんど持っていないということです。親の言うことを鵜呑みにしていると生き残れないのページでも説明しましたが、親世代の時代と今の時代はあまりにも環境が違いすぎています。そのため親世代のアドバイスはほとんど役に立たないのです。助けを出してくれる気持ちはありがたいのですが、実際はお金の知識を持っている勝ち組の親以外はあなたたちを助けることができないのです。
以上のように国や会社はあなたたちを助けてはくれません。そして親は助けることができません。このような状況では自分でなんとかするしかありません。なんともひどい現実ですがあなたを助けられるのはあなただけなのです!
若いうちに始めるほど金のなる木は大きくなる
では自分で格差脱出をしなければいけませんね。その格差脱出に一番有効な方法が投資です。そして投資というのは始めるのが早ければ早いほど有利なのです。これが20代の若い時期に将来の格差が決まってしまう理由です。
投資という方法は ”お金のなる木” と象徴されます。最初は何の価値もない種であり、その種から芽を出させて成長させるのは非常に苦労と時間がかかります。ですが、ある程度まで成長してしまえば、こっちのもの。多少の管理をするだけで、毎年、毎月、毎日のようにお金を生み出してくれるようになるのです。だから投資というのは、早く始めた者勝ちなのです。そのため勝ち組のお金の知識がある親は、子供が小さいころからしっかりと投資について学ばせています。あの村上ファンドの村上さんが幼少時代に100万円を渡されてその運用を自分でやっていたというのは有名な話です。結果として村上さんは、大人になる頃には投資の方法を完全に習得し、億単位のお金を稼げるようになったのです。早く始めたほうがいいのです。
何度でもいいます。 ”投資は早く始めたほうが絶対に有利です” 今すぐに始める人と、10年後に悪い状況になってようやく始める人とでは格差がついて当然なのです。
20代は格差が決まる最も重要な時期です!