東証1部の金ETF(SPDRゴールド・シェア)

東証1部の金ETF(SPDRゴールド・シェア)

金ETFというのは 「金価格」 という指数に連動する上場した投資信託 ということであり、現物口座を持っていればどこの証券会社でも買うことができます。しかも信用口座があれば、「信用買い」も「カラ売り」もできるのです。その金ETFですが、日本の市場には2種類あり、それぞれ東証と大証に上場しています。

東証に上場しているのが銘柄コード1326SPDRゴールド・シェアです。

大証の金ETFが2007年8月に上場し、話題を集めました。しかし大証の金ETFは厳密には金には連動しておらず「金リンク債」との認識を受けたために実際の金に連動する金ETFの登場が待たれました。そして2008年の6月についに実際の金価格に連動する金ETFが東証に上場することになりました。最大の特徴は大証の金ETFが「金価格に連動する投資成果を目的として発行された有価証券のみに投資する投資信託」なのに対し、今回の東証の金ETFは「金そのものの受益権に基づいて発行された証券を対象とした投資信託」であるため、金価格との連動性は東証の方が高くなることにあります。

しかしこのSPDRゴールド・シェアは、金の裏づけがあるといっても日本国内では交換できず、アメリカでしかできません。またその最低交換単位もかなり敷居の高いものになっているため、実際に小額を投資していざとなったら金現物にするといったことができません。投資家の間では、大証の金ETFの取引単位が大きくなっただけの存在と認識されているようです。そのため、実際に金価格の差益を狙った投資なら投資金額が少なくてもできる大証の金ETFのほうがオススメになります。

比較 東証の金ETF 大証の金ETF
正式名称 SPDRゴールド・シェア  金価格連動型上場投資信託
運用会社 ワールド・ゴールド・トラスト・サービシズ・エルエルシー 野村アセットマネジメント
銘柄コード 1326 1328
連動指数 ロンドン金値決め(London gold fixing) 金関連業務の海外銀行の債券
金の裏づけ ×
金との交換 △※ ×
取引値 9,000 3,000
単元数 50 → 1 10
最低投資金額 9000×50 = 45万円  → 約1万円 3000×10 = 3万円

※金現物との交換は日本ではやっておらず、アメリカでしかできない。
しかも交換の最低単位は10万口とハードルがものすごく高く設定されている。