オーストラリアのカンガルー金貨
金貨について
金貨は2種類ある
金貨には収集用金貨(記念金貨)と地金型金貨の2種類があります。収集用金貨(記念金貨)はその名のとおり収集家向けになり派手な装飾や、限定などのプレミアをつけた 「お金もちの道楽」 というものです。そのため価格は、使われている金よりも相当高い値段(数倍、数十倍)がふっかけられていますがお金持ちは気にしません。
金貨にも加工手数料
対して投資用の金貨は、地金型金貨となります。この地金型金貨は値段をふっかけられることはありませんが、プレミアムという加工手数料がかかります。これは金地金のバーチャージと同じようなものですが、バーチャージと異なるのは小さくなればなるほどプレミアムが高くなってしまうことです。4種類ある金貨でプレミアムは、1.0トロイオンスでは5%、1/2トロイオンスでは7%、1/4トロイオンスでは9%、1/10トロイオンスでは11%になります。
未来の子供に金貨を
生まれたばかりの赤ちゃんの手に金貨をにぎらせると、その子は生涯お金に困ることがないという言い伝えがあります。これからの日本はインフレや有事などの怒涛の時代を迎えることになります。その時代を生き抜くための支えとして金貨を授けてはいかがでしょうか?
「私のようにお金に困る生活を送ってほしくない・・・」我が子の行く末を案ずる親の気持ちとして金貨を与える。そこには親の愛情と厳しい時代を生き抜くためにお金について知ってほしいという願いが込められているのです。
オーストラリアの金貨:カンガルー金貨
【発行】 オーストラリア・パース造幣局発行
【名称】 カンガルー金貨
【品位】 24K(99.99%の純金製)
オーストラリアといえばカンガルー、そんなイメージが内外に強いせいなのかオーストラリアで代表的な金貨がこの「カンガルー金貨」になります。金の歴史にもありましたように、19世紀のオーストラリアではゴールドラッシュに沸いた時期がありました。その時期に採鉱された金鉱石を金貨にして国内だけではなく周辺の大英帝国諸地域へ供給するために作られたパース造幣局が今でも金貨を製造、発行しています。この造幣局はオーストラリアで現存する造幣局では最古のものと言われています。オーストラリアへ行く機会があれば行ってみてはいかがでしょうか?尚、このカンガルー金貨はカンガルーの種類や頭数といったデザインが毎年変わります。
予断ですが、このカンガルー金貨の1/10オンスのものが三菱マテリアルの純金積立マイ・ゴールド・プランの入会特典として配られたこともあります。キャンペーンはうまく掴みたいものですね。