こんな取引会社は避けよう(ロコ・ロンドン取引)

詐欺はどこにでもいる

純金積立をやっているのは、名のある商社や先物取引会社そして貴金属メーカーが多いです。それらの会社は名が通っていて信頼できる業者なので安心して私たちのお金や”金(gold)”を預けることができます。しかし世の中には悪いやつが絶えないもので、金相場が上昇してくるとそれに便乗して儲けようとする詐欺師が出てくるものです。

ロコ・ロンドン取引の詐欺

国民生活センターの注意勧告

2006年の秋頃から「ロコ・ロンドン貴金属取引」「ロコ・ロンドン保証金取引」といった名称の取引で詐欺られた被害者が急増しました。多くは70歳代~80歳代の高齢者で、取引の仕組みを理解できないまま100万円以上の高額なお金を投資し、そのまま詐欺にあってしまったものです。ロコ・ロンドン取引自体は違法性はありませんが、そのリスクを説明しない業者がいてお客に損を出させるのです。21世紀に入って金相場が上昇して、それがニュースになってくると「儲けたい」という人の心理をついて詐欺をしてくる輩が出てくるものですね。

この「ロコ・ロンドン貴金属取引」「ロコ・ロンドン保証金取引」は、いわゆる金の先物取引であり、相場が思ったほうに動けば大儲けできますが、逆に動けば大損します。しかしそういったリスク要因を説明せずに取引を強引に薦めてきて、取引をして大損しても知らん顔する業者がいるものです。それだけならいいもので、中には取引すらせずに証拠金を持ち逃げする業者もいました。これはFX(外国為替証拠金取引)の詐欺会社にもありました。

安心な業者はどこか?

こういった業者が出てくると「安心できる業者はどこなのか?」と不安になってしまうものです。しかしこういった詐欺をしてくるのは実態が無いダミー会社や、全く聞いたこともない会社が大半です。その点、当サイトで紹介した業者は完全に身元がわかる会社ですし、誰もが知っている有名グループの一員でありとても安全です。

しかし、どんな業者でも過信は禁物です。どうしても会社が信用できないけど、純金積立はやりたいという人がいたら 「特定保管」 をし 「第三者の審査」 を受けている田中貴金属工業で純金積立をしましょう。この会社は 「特定保管」 という完全保護で金を守っていて、それを証明するために信頼できる第三者の審査まで受けているという念の入れようです。

特定保管で厳重に金を保管

下の図に各会社の安全性を調べてみました。ほとんどが有名グループの一員でとても信頼がおけます。また上場をしている企業は「上場審査」という厳しい審査の目を通ってきているのでさらに安全です。個人企業である石福金属興業も、とても歴史がありロンドンやチューリヒ市場で公認溶解業者・公認品位検定業者として登録されるほど信頼されています。

各会社の安全性
会社名 保管方法 上場の有無 グループ
岡藤商事 消費寄託 非上場 岡藤グループ
三貴商事 消費寄託 非上場 光陽グループ
田中貴金属工業 特定保管 非上場 田中貴金属グループ
石福金属興業 特定保管 非上場 個人企業
三井住友銀行 消費寄託 東証1部(8316 三井グループ
住友金属鉱山 消費寄託 東証1部(5713 住友グループ
三菱商事 消費寄託 東証1部(8058 三菱グループ
三菱マテリアル 消費寄託 東証1部(5711 三菱グループ
日鉱金属 消費寄託 非上場 新日鉱グループ

こんなことをしてきたら怪しい!

怪しい会社にはある程度雰囲気があるものです。下のようなことをやってくる業者は、とても怪しい業者です!ほんのささいなことでもボロを出してくる会社もいますので気をつけましょう!

国民生活センターの注意勧告

取引の仕組みを説明しない


「取引の仕組みが分からなくても、アドバイスするから大丈夫」との勧誘をしてくる所は要注意です!言うだけ言っておいて全くアドバイスをしてこなかったり、顧客がわからないのをいいことに勝手に売買してその責任を顧客におしつけることもありえます。

強引、しつこく勧誘してくる


「必ず儲かる!」、「プロがいるから絶対安全だ!」と甘い言葉を執拗にかけてとことん誘いをかけてくる業者もいます。これは完全に怪しいですね。強く断れない顧客に対しては 「こいつは断れない!強くいけばカモになる!」 と思って悪質なキャッチセールスのように強引に契約をさせてくる危険性もあります。毅然とした対応を心がけましょう。

金の現物があるから大丈夫と言ってくる


「金の価格が下がっても、金の現物を持っていればよい」といって金の下落にも金の現物があるから対処できるといってくる業者がいます。確かに「現物取引」では金の現物が手に入りますが、証拠金を使う「先物取引」では手に入りません。それを理解していない人に対してやっぱり強引に勧誘してくるところもあります。

金利が手に入ると言ってくる


「年6%の金利がつくので、預貯金より有利」 「高利率の預貯金のようなもの」 といった説明をする業者もありますが、金は実物そのものに価値をもつので金を買うと寧ろスワップを支払うことのほうが多いです。また、金の価格が少し変動するだけで、スワップポイントが相殺されてしまう危険もあります。こういったことを説明しない業者も注意です。

FXの悪質業者がきた!


実はこのような悪質業者の一部はFX業界から移住してきたものがいます。最近のFX業界は金融先物取引法が改正され規制が強化されているので悪事をやりにくくなったFX業界よりも登録制でも許可制でもないロコ・ロンドン金取引に「鞍替え」している業者がいるので注意です。FX業界の悪質業者を知っておきましょう。

こんな実例がある!

ターゲットで多いのは、特に高齢者です。  ます以下のような話を訪問員や電話でもちかけてきます「金相場で儲け話がある」、「必ず儲かる。説明をしたい」、「確実に儲かる」、「金の取引なので取引で損をしても金は手元に残る。リスクの少ない商品だから安心」、「ロンドンの金は世界的に信頼できる」、「年○○%の利回りが確実に入る」

こういった甘い言葉を執拗にかけてきます。そして一回でも投資をしてしまうと大変です。「 損失が出た。損失を埋めるため追い証 (信用取引の追加徴収分)が必要だ」 というように言葉巧みに、次から次へと資金を要求し、数日で多額の損失を生むこともあります。そして悪質なものにはサラ金から借金をさせるケースや、死亡保険で払わせることもあるのです。 

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