トラリピ運用2月!
この記事は毎週報告しているトラリピの運用報告です。2018年の10月から運用を開始して、現在資産増加は8.5%といったところまできています。
2019年になってからあっという間に1ヶ月が経過しました。その1月はフラッシュ・クラッシュで退場する人が続出した一方、その後は相場が右肩上がりに上昇したため退場せずに耐えた人は利益確定の嵐という完全に二極化している相場になりました。
フラッシュ・クラッシュのあとは
振り返ってみれば上昇しかしてないですね。
耐えれば良いことが待っている相場でした
今週の相場の振り返り
今週は大きなリスクイベントといったものがなく、中国指標で豪ドルが少し下落する場面もあったものの全体的にリスクオンの相場が続きました。
つまりリスク通貨であるAUD、NZDなどが上昇しやすい状況が続き、中には新興国通貨であるZARやTRYなどもじわじわと上昇していました。ランド円やトルコリラ円でトラリピを仕掛けている人も大きな利益を得ていたはずですね。
実はオセアニア通貨よりもZARやTRYの上昇のほうが美味しかったですね。
裁量トレードでZARやTRYを買っていました。
今週のAUDJPY振り返り
フラッシュ・クラッシュから数週間が経過しますが、豪ドル円は堅調に推移してきました。
先週はちょうど暴落前の水準を上回ったところでレンジ相場を形成していましたが、今週はついにそのレンジの上限を突破し、上方向へのトレンドが強く出てきました。
これは週足を見るとよくわかります。
先週なぜレンジになっていたのか?
今週レンジを超えたことで何が変わったのか。
日足でわからないときは週足を見てみましょう。
週足で見るAUDJPY
週足でみるとADUJPYが重要な局面になったことがわかります。
AUDJPYは週足では2018年にレンジを形成していた79~85のゾーンが重要です。このレンジは一年以上も続いたために、このゾーンでトラリピなどで買いを持った人がたくさんいますので、当然上値が重くなります。
しかし今週はついに週足レンジ下限である79円を超えて引けました。
足が確定したことでレンジに戻ったことが確定したのです。もちろんこれがダマシでまた下方向へ行く可能性がないとはいい切れませんが、まずは週足平均の80円付近まで上昇し、ドル円が110円を超えていけば80円も超えていく可能性が高いでしょう。
今週のNZDUSD振り返り
今週のNZDUSDは先週に引き続き上昇を続けています。日足MA近くまで調整をしましたが、そこでMAを割らなかったことで上昇圧力は継続、そのままMAをサポートに上昇曲線を描いています。トレンドラインも引けますのでわかりやすい上昇です。
現在日足レベルの+2σたっちをしたレンジ上限当たりに来ています。上髭で引けていることから多少の調整があり、トレンドラインを割るかが注目ポイントです。
週足から見る今後のNZDUSD
NZDUSDの週足が下図になります。
平均線の緑色のラインをバックにボリンジャーバンドのMA~+2σの間でレンジになっています。先週の分析では「それほど強いレジスタンスが無いことから、来週はうわ抜けする可能性も高い」と書きましたが、そのとおりに推移して週足の+2σ近くまで上昇しています。
とはいえ、週足レベルのレンジ上限に来ているためにここからさらに上値を拡大していくのはなかなか難しそうです。
事実日足では上髭も連続しているので一旦の調整をする可能性も高いでしょう。
今週のトラリピの利益確定
「フラッシュ・クラッシュは勝利」というトラリピ運用の最大の結果を継続して良い結果が続いています。
先週は動きが小さいこともあって指値ヒットや利益確定の数はそれほど多くありませんでしたが、今週はAUDJPY、NZDUSDともに大きく値上がりしたことから利益が順調に伸び、一旦調整下げたところで利益確定がたくさん出ています。
今週の指値ヒットは0つ。利益確定は10件になりました!
最近は上げ・下げが明確な週が交互にきているので
指値注文がたくさん出る週と、
利益確定がたくさん出る週が交互にきています。
とても良い傾向です。
今後のAUDJPYとNZDUSDの予想
どちらにいっても利益が出るのがトラリピですが、ある程度相場を見ておけば裁量トレードにも役に立ちます。
豪ドルは「買い」目線
豪ドル円はレジスタンスを抜け、週足レベルのレンジに戻ったため当面は上昇トレンドが継続と予想できます。レジスタンスであった79円付近が今度はサポートになるので、サポート割れで引けたらロスカット設定で「買い」トレードをするのが良い選択です。
NZDUSDも「買い」目線
NZDUSDも上昇トレンドが続いていますが、上髭が出たためにトレンドライン付近までの調整を予想。さらに週足レンジの上限に近づいているため高値追いは禁物。
一旦調整したところでトレンドライン割れ、もしくは日足MA割れをストップに設定しての「買い」戦略が良さそうです。
もちろん週足レンジの高値である0.7000を明確に上回ってきたら買い増しをしていきたいでしょう。
最後に
トラリピは倍々的にポジションが増えていく投資法なので、一度ロスカットになってしまうと投資資金の大半を失ってしまいます。ロスカットされても再出発はできますが、できればロスカットされなことが一番です。
そのためにはリスクを高めすぎないこと。自身が一体どれくらいのレートでロスカットになってしまうかをしっかりと認識しておくことが重要です。