トラリピ運用結果12月3週:窓開け暴落でヒット多数
12月も半分経過
資産運用のリアルタイムデータとして、2018年10月の月初にマネースクエアのトラリピを設定しました。最近の相場に有用と言われている”リピート系自動売買”の一番有名なものです。
トラリピ設定内容は、トラリピの設定はAUDJPYとNZDUSDに絞り込み、オセアニア通貨中心の設定になっています。どのように設定幅を入れたのか、どうしてオセアニア通貨を選んだのかはそのトラリピ設定記事に記載しています。
12月2週相場は米中衝突に振り回される
先週までの相場は米中の衝突が激化するということでリスクオン、リスクオフが繰り返されてボラティリティーの非常に大きな相場展開になっていました。
今週に入ってからも米中の衝突は続き、株は低迷、為替も大きな動きを仕掛けられず、動きが比較的穏やかにはなっていました。
AUDJPYの相場状況
先週のAUDJPYは一週間、「陰線」しかつけていませんでした。週足だと大陰線だったのです。大きな週足の包足が発生し、ローソク足のパターンでは相場転換のサインになっていました。
そして今週はそのまま大きく下げはせず、一旦82円あたりまで上昇、25MAのセンターラインまでショートカバーがありました。とはいっても値幅は小さく、下値から上値まで1円くらいにしかなりません。
その後金曜日にリスクオフが加速し、週前半の上げを全否定するように大陰線をつけて終わりました。
NZDUSDの相場状況
NZDUSDは先週下げが抑えられていましたが、今週になってもベアの状態は継続。上下に長いヒゲをつける気迷い相場が続いていましたが、最終の金曜日にはリスクオフをうけて一気に下落。0.6800あたりまで下げました。今週はほとんど上げる機会がないため、下げの指値こそヒットするものの、利益確定の決済はありませんでした。
今週トラリピで約定したポジション状況
今週の注文がヒットした履歴です。終始下げ続けていたNZDUSDが3つヒットし、AUDJPYが1つヒットしました。AUDJPYなどは値幅が小さい相場が続き、上げも1円程度だったために指値ヒットがほとんどできていませんでした。
今週のトラリピの利益状況について
トラリピの現在の利益確定については次のとおりです。
AUD、NZDともにほぼ下げ続けていた相場だったために、利益確定はAUDJPYの1件だけにとどまっています。下げた後に上げが来るのはリピート系自動売買であるトラリピの一番よい展開なのですが、いかんせん米中衝突の情報を警戒して取引を控えるトレーダーも多く、値幅は小さい状況が続いているために決済がなかなかできません。
12月2週目のトラリピまとめ
先週はファーウェイCFOの逮捕劇で米中の衝突がひどくなりましたが、今週になって中国が国内にいるカナダ人を拘束したりするなど衝突は他の国にまで波及しており、収集の兆しが見えません。今後どちらかの国で突発的な情報が出てくる可能性も高いため、それを警戒して取引も小さく、なかなか相場が動かない状況になっています。
先週の下げでAUD、NZDともに指値買いが多数ヒットしていますが、上げがなかなか来ないために利益確定は非常に少ないけっかとなっています。
ただこのような展開は幾度も訪れますし、トラリピのレバレッジを上げ過ぎなければ静観していて全然問題はありません。