手数料無料でついにトラリピで資産運用を始めてみる

今からの人ほどお得!トラリピを始めてみよう

マネースクエアがトラリピの手数料をずっと無料にしたことでトラリピの懸念でもあったコスト高が一気に解消しました。今までトラリピにはあまり資産を入れていませんでしたが、この機会にトラリピを始めてみました。

トラリピがどのように無料になったのかはこちらの記事で。
マネースクエアが「トラリピ無料キャンペーン」継続、実質無料化に踏み切る!
この無料化はこれから始める人にとても有利な内容になっています。

トライオートFXよりもコスト面で有利

自動売買のライバルであるインヴァスト証券のトライオートFXと比較してもコスト面でトラリピが大いに有利になりました。

インヴァスト証券:トライオートFX
取引数量 新規 決済 1,000通貨あたり
1万通貨未満 2.0pips 2.0pips 片道20円(対外貨は0.2外貨)
1万通貨以上10万通貨未満 1.0pips 1.0pips 片道10円(対外貨は0.1外貨)
10万通貨以上50万通貨未満 0.5pips 0.5pips 片道5円(対外貨は0.05外貨)
50万通貨以上 無料
マネースクエア:トラリピ
1万通貨未満 無料
1万通貨以上10万通貨未満 無料
10万通貨以上50万通貨未満 無料
50万通貨以上 無料

トラリピの対応通貨

トラリピを扱うマネースクエアには1つの特徴があります。それは通貨ペアが少ないということです。現在取り扱っている通貨ペアは下記の11つのみ。主にクロス円に集中している傾向があります。

トラリピの対応通貨ペア
  • USDJPY
  • EURJPY
  • EURUSD
  • AUDJPY
  • AUDUSD
  • NZDJPY
  • NZDUSD
  • CADJPY
  • GBPJPY
  • ZARJPY
  • TRYJPY

トラリピの運用試算表がサイトに有る

トラリピの運用試算表はマネースクエアのマイページにログインしての左メニュー:らくトラ運用試算表から見ることができます。口座開設しておかないと利用できないので、まだ口座を持っていない方はこの機会に開設してみるといいでしょう。

こちらに通貨ペアやレンジ幅、トラップ本数などを入力すると試算が出ます。

どの通貨ペアにトラリピを設定するか

ここからはトラリピをどの通貨ペアに設定するかを考えていきます。

トラリピは一定のレンジ幅を何度もリピート(繰り返し)して注文する機能です。下記のように同じような相場が続いているときにこそ最大の効果を発揮します。

しかし実際の相場ではこのようにずっとレンジ相場が続くことは稀です。常にいろんな材料によって為替は動いており、レンジになることもあれば、ずっと同じ方向に動き続けるトレンド相場になることもあります。

トラリピを設定してはいけない通貨ペアだと思うもの

実際にいろんな方のトラリピ体験談を参照したところ、最もトラリピにふさわしくないのはこちらです。

そう「トルコリラ円」

2018年の夏には大暴落して多くのスワップトレーダーを退場に追いやった通貨ですね。

下記チャートを見るとトルコリラ円は完全な下げトレンドになっています。

こういう相場では買いのトラリピを設定しても利益確定のチャンスがないまま含み損をたくさん抱えることになり、売りトラリピを仕掛けても戻りが無いため売るチャンスもほとんどありません。

こういったトレンドが出ている通貨ペアはトラリピには向いていません。・・・というか下手に設定すると大量の含み損を抱えてしまい退場することになりかねません。

トラリピを設定するにはレンジ相場であることが大前提

それではトラリピに向いている通貨ペアはどれなのか。

チャートをみるとわかりますが下記のAUDJPYがレンジ相場になっており、トラリピを設定しやすいものと判断できますね。

最安値74あたりを下に、高値は95円ほど、
ここ2年では80~90の非常に狭いレンジに収まり、
直近1年ではわずか78~84円のレンジに収まっています。

この78~84円の間にトラリピを設定すれば何度も往復が取れたことになります。

同じことがAUDUSDにも言えます。

AUD関連はここ数年安定しているのでレンジ相場になりやすい相場でしたね。他のトラリピをやっていらっしゃる方を見ても、AUDで成功している人が多く、逆にトルコリラでは大損しているパターンが多いです。

相関係数で通貨ペアを選出してみたが(挫折)

AUDのチャートを見るとやっぱりAUD関連にトラリピを設定するのが一番よさそうに見えます。しかしAUDは一度リスクオフになると大暴落をする可能性が高まります。

2008年にはリーマンショックが起きたために110円から55円まで、55円の大暴落をしました。

なんとかリスクを下げようと相関係数で対になるペアを追加できないか検討しました。

相関係数とは

互いの通貨がどれくらい同じような動きをするかを示した数値。
1.0に近づくにつれて同じ動きをし、-1.0に近づくにつれて真逆の動きになる

相関係数が-1.0に近い通貨ペアをもう1つ選び、それにもトラリピを設定してリスクヘッジを考えました。

AUDUSDとUSDCADに逆相関が見つかったが・・・

松井証券のHPにおいて各通貨ペアの相関係数がすぐに分かります。こちらを参照するとAUDJPYは対象通貨がクロス円しかなかったので相関係数が低いところが見つかりませんでしたが、AUDUSDにはUSDCADという相関係数-0.81というかなり逆相関の動きをしているものがあることがわかりました。

2通貨ペアの動きを見ると見事なほどに逆の動きをしています。
両方にトラリピを設定することでリスクヘッジと収益機会の確保を狙えそうです。

USDCADがないので諦める

ところが、マネースクエアの対応通貨ペアにはUSDCADがないという事実・・・

USDCADはUSDJPYとCADJPYの合成取引で実際に取引することもできますが、さすがに通貨ペアを増やすと混乱しそうですのでこのセレクトは諦めました。

ハーフ&ハーフで狙う通貨ペアを見つけてみる

次に検討したのは「ハーフ&ハーフ」という手法です。

これはマネースクエアの公式HPでも紹介されているやや高度な中級者向けの手法であり、買いのトラリピと売りのトラリピを組み合わせるという合成トレードの一種です。

買いと売りを両方仕掛けるといっても、同じレンジ幅に仕掛けると一番上の買いポジションと一番下の売りポジションが残ってしまう最悪のパターンになりますので、仕掛ける幅を一考します。

まずレンジの中央値を決め、それより上のレンジには売りのトラリピを、下のレンジには買いのトラリピを仕掛けるのです。買いと売りの仕掛けるレンジを重ねないことで、上下にポジションが残ってしまうことを防ぎます。

他にもレンジの幅が狭くなるため、抱えるポジションは大きくなりません。そのため含み損が少ない、証拠金が少なくて済む、含み損の見て血の気が引くといったことが少なくなります。

ただしレンジの上限下限をブレイクしてしまえば、一方的に含み損を抱えてしまうというのは同じことであり、ハーフ&ハーフの場合はそれが両側で起こりえます。あくまでずっとレンジでい続けてくれないと行けない手法でもあります。

各通貨ペアのチャートを分析してレンジを見つける

それでは実際に、各通貨ペアのチャートを分析してレンジ相場になりやすいものを見てみましょう。

USDJPYの相場分析

ドル円はメジャー通貨同士のペアのためトレンドができやすい傾向にあります。週足をみてみても、2015年後半は下落トレンド、その後一気に上昇トレンドになり、2016年ごろにまたレンジ、その後一旦下げてまた上昇トレンドになるというチャートです。

このチャートだと中央値がわかりにくく、ハーフ&ハーフには向いてなさそうに感じました。というよりこれはハーフ&ハーフを使わず、115円をてっぺんに普通の買いのトラリピを設定したほうがよさそうですね。

EURJPYの相場分析

ユーロ円は実にトレンドがハッキリしていて、あまりトラリピには向いていません。

EURUSDの相場分析

ユーロドルは最近レンジ相場が強い傾向にあり、1.15を中央値にハーフ&ハーフを設定できそうです。

AUDJPYの相場分析

先程紹介した豪ドル円です。こちらは相場がレンジになっており、85あたりを中央に買いトラリピ、売りトラリピを設定しやすいチャートに見ますね。

AUDUSDの相場分析

豪ドル/ドルのチャートも豪ドル円と近く、さらによりレンジ相場模様が強く出ています。0.78あたりに強烈なレジスタンスがあったので、2016~2017年には完全にここに蓋をされていました。この0.7800を中央値にハーフ&ハーフを設定できそうですね。

NZDJPYの相場分析

NZDJPYも結構なレンジ模様となり、76円あたりで2016年は蓋をされ、2017年は76円がサポートされていました。ここを中央値にハーフ&ハーフを仕掛けても良さそうです。ただ気になるのは2018年になってからNZDは下落トレンドに入りつつあることです。設定は良さそうですが、優先度は低めになります。

NZDUSDの相場分析

NZDUSDはかなりきれいなレンジになっています。0.6800で2016年前半はレジスタンスになっており、2017年から2018年にかけて0.6800がサポートになっています。0.6800を中央値にハーフ&ハーフを仕掛けられそうですね。

CADJPYの相場分析

CADJPYも89円を中央にきれいに三尊をつけていますね。買いのトラリピだけで良さそうな感じです。

GBPJPYの相場分析

GBPJPYはEURJPYと同じようにトレンドができやすい傾向が続いています。加えて非常に値幅が広く、逆方向に動けばあっという間に含み損が倍々に拡大していきます。チャート的にも値幅的にもトラリピに向いていませんね。

ZARJPYの相場分析

ZARJPYは7.8000あたりに2016年は強いレジスタンスがありました。そして2017年以降はそこがサポートとなり、2018年には底が割れて下落トレンドになっていますね。中央値できれいなレンジになっているので、ハーフ&ハーフを仕掛けても良さそうなチャートです。

ZARにもトラリピは設定しないほうがいい

ですがZARJPYはトラリピを設定するのにオススメな通貨とは見ていません。理由はランドやリラのような新興国通貨はインフレの強い国のため長期的に通貨が下落していくことがほぼほぼ決まっているからです。その下落というのは2018年のトルコリラでも痛いほど分かっている方も多いでしょう。ZARJPYの月足をみるとずっと下落していることがわかります。

トルコがそうであったように新興国は何時通貨が暴落しないとも限りません。特に南アフリカもインフレが収まっておらず、トルコのような資金還流に巻き込まれたり、外交問題が起きたりすればあっという間です。なにより長期下落トレンドで買いを仕掛けるのはハイリスクでしかありません。

ハーフ&ハーフができそうな通貨ペアを絞る

これらの中からトラリピが設定できそうな通貨ペアを出してみると
EURUSD、AUDJPY、AUDUSD、NZDUSD、CADJPYとなりますね。
それぞれの月足を表示し、中央値から過去の高値安値を見てみます。

EURUSD:上値3000pips、下値1500pips

AUDJPY:上値2500pips、下値2500pips

AUDUSD:上値3000pips、下値2000pips

NZDUSD:上値2000pips、下値2000pips

CADJPY:上値3500pips、下値2000pips

月足レベルでもレンジ相場を形成している通貨ペアを選ぶ

これらを見ると中央値がちょうど月足チャートでも中央に位置しているのはAUDJPYとNZDUSDになります。これらを選択するのがいいかもしれません。最後に、各通貨ペアの相関係数を見てみます。

相関係数は先の松井証券のサイト以外にも、myfxbook.comというサイトの機能として利用することができます。下記にmyfxbook.comの相関係数を出せるところをおいておきますね。

これで見るとAUDJPYとNZDUSDの相関は直近では50%になっています。AUDNZDが動いているので最近はあまり相関していないようですね。相関係数の近い通貨ペアだと同じ動きになるため、同じようなリスクを抱えがちなのでややずれている通貨ペアを持っているとリスク分散になります。

あとは意外とCADJPYは下値リスクが少ない(2000pips)ほどしかないので買いだけのトラリピも有効ですね。

まずはAUDJPYとNZDUSDでのトラリピを仕掛けてみます。

 

トラリピの設定の仕方

まずはマネースクエアに資金を入金する。

まずはマネースクエアの公式サイトにログインします。

そこから左メニューの入出金管理を選び、画面上の「クイック入金」を選択します。

クイック入金する金融機関を選択し、入金額を入力。

銀行からは作業が終わった後に「戻る」をきちんと押してと念を押されます。

その後は普通に銀行にログインして入金を許可するだけです。

最終的に入金完了の画面が出れば成功ですね。

AUDJPYとNZDUSDのトラリピを設定する

実際にトラリピを設定します。
刻み幅は0.2銭ほどから1,000通貨ずつ、トレール注文はアリのストップなしです。

利益確定幅は悩みましたが、AUDJPYだとだいたい80~100pipsがよい幅であり、ドルストレートだともうちょっと狭い印象なので7ドルに設定しています。

 

それぞれのレバレッジは5倍前後

それぞれの設定レバレッジは次のようになりました。AUDJPY、NZDUSDともにレバレッジ5倍前半になっています。スワップ投資の目線から見るとやや高いのですが、トラリピは相場が回転するにともなって利益が重なっていくためリピートが繰り返されるほど資金余力は大きくなります。

 

追加入金の予備資金も用意

とはいってもレバレッジ5倍前後は高いのでこれとは別に予備資金として100万を用意しています。これは必要になったら追加する資金であり、これを追加した場合の試算は次のようになりました。

どちらもレバレッジ3倍前後、自動ロスカットの値はAUDJPYが52.66、NZDUSDが0.4144となり、ともにリーマン・ショック時の下値を下回っています。

これでトラリピ設定直後から一度も戻ることなくリーマンショック級の下げがきても耐えられる仕掛けとなっています。とりあえずはこちらでしばらく様子見の予定です。

AUDJPY月足

 

NZDUSD月足