悪質ソシャレンの業者の事件を学ぶ

ソシャレンの匿名性を利用して悪いことをした業者

日本では不特定多数から資金を集めて融資することは貸金業の資格が必要になります。この場合、投資家すべてに貸金業の資格が必要です。それを回避するためにソーシャルレンディングは匿名組合契約を作り、投資先に「匿名性」をもたせることで貸金業の抵触を避ける仕組みになっていました。

しかしこれは実際にどこに融資するのかが「匿名性」でわからなくなります。基本は業者は誠実にルールを守るという性善説に基づいて業界は動いていましたが、実際わからないことをいいことにやりたい放題する悪質業者が出てきました。

匿名性をタテに実際は融資していなかったり、同族企業に資金を流していたり、お金の流れがわからないようにした業者がおり、結果的に問題が発覚したときには投資家の資金が返ってこないという最悪の事態を起こしてしまったケースがあります。

みんなのクレジット:9割毀損

当初からキャッシュバックキャンペーンや高金利で投資家の注目を集める。しかし担保が株式など不透明な内容。

2017年3月24日:証券取引等監視委員会よりみんなのクレジットに行政処分を求める勧告が出される。その内容は酷いもの。(参考リンク
勧告の内容:
顧客から集めた資金はWEBサイトに表示されている企業ではなく、自社のグループ企業に集中して貸し出していた
担保を取るといいつつ、上記のグループ会社のほとんど価値が不明な未公開株になっていた
中には担保そのものが取られていないところもあった
ファンドの償還資金に他のファンド出資金が充当されていた(自転車操業)
キャンペーンのキャッシュバックにファンド出資金が充当されている状況(自転車操業)
白石代表がファンド出資金を自身の借入れ返済等に使用している状況
自社グループの増資にファンド出資金が充当されている状況 ファンドからの借入れを返済することが困難な財務の状況

2017年3月30日:金融庁がみんなのクレジットに業務停止命令と業務改善命令を下す(参考リンク:金融庁

2017年8月2日:東京都産業労働局もみんなのクレジットに業務停止命令と業務改善命令を下す(参考リンク:東京都

2017年12月:みんなのクレジットが貸付先のテイクオーバーホールディングスに起訴を提起する。だがこれは本人が本人の経営する会社を提訴するというギャグみたいなことであり、自作自演の完全な時間稼ぎとみられる。

2018年2月:サービサーに債権を1億円で売約。投資家の資金欠損確定。一部案件においては欠損率97%という結末も。

2018年3月:社名をスカイキャピタルに変更

現在も、一部投資家たちによる訴訟が継続中。

このみんなのクレジットには複数の会社名が登場しますが、基本的にすべて運営者白石伸生の自作自演です。例えば会社名みんなのクレジットはスカイキャピタルに変更しました。この元みんなのクレジットにはブルーウォールジャパンという親会社がいましたが、これも白石伸生の資産管理会社です。しかもブルーウォールジャパンはテイクオーバーホールディングスに社名を変更しています。

「みんなのクレジット」「スカイキャピタル」「ブルーウォールジャパン」「テイクオーバーホールディングス」、全部白石伸生が操っている企業です。

ラッキーバンク:6割毀損

2018年2月20日に証券取引等監視委員会が金融庁にラッキーバンクに対する行政処分の勧告。

内容のまとめ:
顧客から集めた資金はWEBサイトに表示されている企業ではなく、自社のグループ企業に集中して貸し出していた
担保を取るといいつつ、上記のグループ会社のほとんど価値が不明な未公開株になっていた
中には担保そのものが取られていないところもあった
ファンドの償還資金に他のファンド出資金が充当されていた(自転車操業)
キャンペーンのキャッシュバックにファンド出資金が充当されている状況(自転車操業)
白石代表がファンド出資金を自身の借入れ返済等に使用している状況
自社グループの増資にファンド出資金が充当されている状況 ファンドからの借入れを返済することが困難な財務の状況

平成30年2月20日、ラッキーバンクに対する行政処分がくだされる。

【業務改善命令】
(1) 全顧客に対して、今回の行政処分に至った経緯及び事実関係を正確かつ適切に説明し、説明結果を報告すること。
(2) 今般の法令違反及び投資者保護上問題のある業務運営について、発生原因を究明し、改善対応策を策定するとともに実行すること。
(3) 責任の所在を明確にするとともに、貴社のファンド募集の貸付先審査等にかかる金融商品取引業者として必要な内部管理態勢を再構築すること。
(4) 顧客からの問い合わせ等に対しては、誠実かつ適切に対応するとともに、投資者間の公平性に配慮しつつ、投資者保護に万全の措置を講ずること。
(5) 上記の対応及び実施状況について、平成30年4月2日までに書面で報告するとともに、以降、そのすべてが完了するまでの間、随時書面で報告すること。

2018年3月には説明会も開催されるが、わずか20名だけの開催。その後、追加開催はなし。
参考「参加レポート:北西光太郎のソーシャルレンディングブログ」

その後、音沙汰がなくなる。

半年以上動きのない中、一部投資家の間で訴訟の動きが起こり、大手ブロガーの方が急にこの件に関してダンマリを決め込んだことで和解をしたのではないかと憶測が走る。さらにあおい法律事務所が大々的にラッキーバンクの集団訴訟に手を出すと発表すると、急にラッキーバンクから連絡が来る。

ラッキーバンク:約50億円の債権を約16億円で譲渡することを決定、債権価格は集めた投資資金の3割ほどしかなく、投資金の6割が毀損する可能性。発表日12月5日。実行日12月6日。

2018年12月6日:実際に売約実行を報告。投資家は約5~6割の資金が毀損する結果に。

2019年1月7日:分配金額の発表(債権譲渡にかかる分配額一覧表

期失が多く非常に問題が多すぎる業者

MNAEOファミリー

現在、MANEO本体でも多数の案件に期失発生中。

そして子会社である10社:maneoファミリーにも問題が続出中。

maneoファミリー特徴起こした問題
プレリートファンド不動産融資
アップルバンク中小事業融資
キャッシュフローファイナンス事業や不動産融資大量案件で期失
さくらソーシャルレンディング地方創生事業融資
グリーンインフラレンディング太陽光融資全案件募集停止
詳細不明
アメリカンファンディングアメリカ不動産特化
スマートレンド優良事業融資
クラウドリースベンチャー企業融資大量案件で期失
ガイアファンディング海外不動産特化全案件募集停止
詳細不明
LCレンディング不動産特化
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