【撤退済】MF Global FXA証券(旧FXA証券)の徹底分析

MF Global FXA証券とはどのような業者か？

MF Global FXA証券の欠点

サービスは皆無

コストがかからないのは、他に資金をかけていないので情報サービスやセミナーなどのサポートは皆無です。MF Global FXA証券のホームページもどこか華やかさがないもので、FXの詳しい説明とかが掲載されていません。FXのことを熟知している中級者や上級者のみお越しくださいというスタンスです。

電話サポートが悪い？

MF Global FXA証券の評判はハッキリ言ってよくありません。不評や苦言をいたるところで聞きます。あるところでは電話サポートの対応が悪いらしく、客を客として扱ってくれないほど見下した対応をとるみたいで評判はよくありません。電話がつながるのも昼間だけで、取引が盛んになる夕方ごろになるころには繋がらない事もあるそうです。

入出金に手数料がかかる

オンラインの入出金はできるのですが、入出金の時に手数料がかかります。つまりこれらの手数料は私たち顧客の負担で資金の反映も遅いです。またクイック入金にも対応していません。ほとんどのFX業者が様々な銀行、ネット銀行のオンライン入出金を手数料無料で提供してくれるのに比べると、かなり劣ります。

モバイル対応なし

モバイル対応も全然していません。基本的な取引は全てMF Global FXA証券の取引ツール　「チャートトレーダー」　を通して行うようになっています。そのため、なんらかの理由（PC故障、回線切断）などでPCでの操作ができなくなったときにモバイル取引で対応することができないのです。そのときは電話になりますが、上記のように電話の対応には不評があり、また混雑が予想されます。

高金利通貨なし

通貨ペアには主要なメジャー通貨ペアのみでありスワップに人気の ZAR（南アフリカランド）や TRY（トルコリラ）などはなく、長期には向いてません。まぁMF Global FXA証券は為替差益を狙う短期売買業者ですから、スプレッドの広い高金利通貨を取り扱っても取引する人はいませんから、この点は顧客と業者の動機が一致しているからですね。

信託保全は一部だけ

MF Global FXA証券に預けた顧客の資産は信託保全されています。しかしここで注意したいのが、信託保全されているのは一部だけであって全額は信託保全されていないということです。MF Global FXA証券のホームページでは、日証金信託銀行で信託保全を行っていますがその金額は一部だけであることが小さく書いてあります。このためもしもMF Global FXA証券が破綻した場合は信託保全されている部分は戻ってきますが、分別管理されている部分は戻ってこない可能性があるのです。MF Global FXA証券は自己資本規制比率が1,000％を超える高水準を保っており、破綻の可能性は低いですが0％ではありません。この資産管理方法には不安が残ります。

MF Global FXA証券に適している人

・　短期売買（デイトレ）派
コストの少なさとサーバーの強さには定評があるため、情報サービスやサポートが少なくても取引主体でいける上級者向けのデイトレ、短期売買口座として有効です。

・　違いのわかる玄人トレーダー
MF Global FXA証券には初心者のためのような情報サービスやサポートは全く期待できない業者です。海外系のシステムで、チャート機能が非常に優れているチャートトレーダーを使いこなすことのできる玄人トレーダー、つまり違いのわかる上級者トレーダーのみお越しくださいということです。

初心者にはあまりオススメできる業者ではありません