内藤証券は自社の勝手な都合で顧客のポジションを強制決済したことがある
FX業界には顧客のポジションを強制決済する最低業者が存在する
現在のFX業界は非常に競争が厳しくなっています。しかも信託保全が義務になったり、レバレッジが規制されるということで一段と激しくなっているのです。その結果、勝ち組FX会社は顧客を獲得し、どんどん利益を上げてサービスを充実させて勝ち残って生きます。しかし負け組FX会社は顧客の獲得に失敗し、資金調達に苦しむことになるため、最終的にはFXサービスを閉じることになります。FX会社が100以上もあるのは明らかに過剰な状況ですので、業界の競争に負けてサービスをたたむ業者がどんどん出ているのです。
しかしここで大きな問題が発生しています。FXサービスを終了するにあたって、その業者でポジションをもっている顧客はどうなってしまうかという問題です。これは、業者によって様々なケースに分かれています。誠意があって、対応がいい業者であれば、顧客のポジションの受け皿になってくれる他のFX業者を探し、受け渡しを行ってくれるのです。この場合は、顧客にとって取引する業者が変更になるだけであり、実害が発生することはありません。
ですが困ったことに競争に負けてサービスを終了する業者というのは、誠意がない負け組業者であることが多く、廃業したりすると顧客のポジションを有無を言わさず業者側の都合で強制決済するところがあるのです。例えばスワップ金利目的で多くのポジションをもつ運用をしている顧客がいたとします。そういった人は為替差益はありますが、じっくりとスワップ収益で補っていきますね。しかしこういった顧客の都合も全く解せずに強制決済をしてしまうのです。特に店頭FXでの確定損というのは翌年に持ち越せないので、税金の申告面で非常に不利になってしまいます。まさに最低の行為ですが、FX業界の中にはこのようなことを平然とやっておいて、尚且つ、今も営業を続けているという信じられない最低業者が存在しているのです。それが内藤証券です。なんと内藤証券は新サービスを始めるからといって旧サービスを使っていた人を強制的に追い出したのです。ちなみに楽天証券や松井証券では、新サービス発足時にきちんとポジションの移管をしてくれました。
内藤証券は新サービスを導入時に顧客のポジションを強制決済した
FX業界に存在する、誠意がなく負け組業者として内藤証券があります。内藤証券は、2008年11月に旧式のFXサービスを終了させて新サービスを導入しました。この際に既存のFXを使った人に対してポジションの決済を迫ったのです。しかも、期間内に決済しない場合は証券会社のほうで強制決済するという一種の脅迫でした。この決済は新サービス導入のためということでしたが、こんなの業者の勝手な都合です。あちらの勝手な都合でポジションを決済させられる業者などでは安心して取引することなどできません。その後内藤証券は新しいFXサービスを始めていますが、評判はよくありません。当然ですね。私も使いませんし、絶対に使いたくありません。
引用 : 内藤証券のポジション強制決済に関する説明文
現在お客様にご利用いただいておりますFX(外国為替証拠金取引)に関し、為替関係情報の充実とトレード機能の向上を目的として、平成20年12月15日(月)【予定】より新たな「FX&CFD」サービスを導入することといたしました。
これに伴い、現在お客様にご利用いただいておりますサクセスFXにつきましては、平成21年2月27日(金)をもってサービスを終了させていただくこととなります。
新たなサービスの詳細につきましては、別途、HPにてご案内させていただきますが、FX&CFDの名称で提供させていただき、手数料は1万通貨コース=100円、10万通貨コース=無料とし、レバレッジは1万通貨コース=約20倍、10万通貨コース=約50倍とさせていただく予定です。(CFDの商品内容の詳細はHPでご案内させていただきます。)
なお、現行のサクセスFXによる新規建のご注文は、平成20年12月12日(金)【予定】のニューヨーク・クローズ時までとし、平成20年12月15日(月)【予定】以降、サクセスFXによる新規建のご注文の受付を停止させていただきます。また、有効期限が12月13日(土)以降の新規建注文についても注文を抹消させていただきますのであらかじめご了承ください。(決済注文に限り平成21年2月26日(木)までサクセスFXをご利用いただけます。)
証拠金のSucces-s trade(証券口座)間との振替につきましても、平成20年12月15日【予定】以降は電話受付(サポートセンター 0077-78-7110)により平日8:00より16:00までの対応とさせていただきます。なお、振替手続きはお申込いただいた翌営業日(証券営業日)の振替となりますので、維持率等の管理は余裕を持って行っていただきますようお願い申し上げます。
平成20年12月12日【予定】までは、お客様ご自身でPCより振替操作を行うことができます。
また、外国為替証拠金取引約款第36条に基づき、現在保有されている建玉につきましては平成21年2月26日(木)までご決済いただきますようお願い申し上げます。平成21年2月26日までにご決済いただけない場合は、平成21年2月27日(金)にお客様の計算において当社にて建玉の全てを反対売買により決済させていただきます。
新たなサービスをご利用いただく場合、誠に恐縮ではございますがFX&CFDの口座開設の手続きが必要になります。(平成20年12月15日(月)【予定】よりSucce-s tradeからお申し込みいただけます。)
11月下旬【予定】よりFX&CFDのデモ口座をHPに掲載いたしますので、ご利用下さい。
引用 : http://www.naito-sec.co.jp/info/081110/index.html
内藤証券は今ものうのうとFXの新サービスを展開している
このように2009年2月27日には、長期投資でスワップ金利を貯めようとしていた人をはじめ、多くの投資家たちが強制決済の憂い目にあってしまいました。そして、大きな損失を出した投資家が確実に出たそのウラで内藤証券は、のうのうと新しいサービスを提供しはじめたのです。あまりにもふざけた行為です。内藤証券を信じて、旧サービスで投資をしていた人は、内藤証券の自分勝手なサービス終了によって強制決済で損をさせられたのに、当の内藤証券は新サービスを開始し、今までのことなどなかったように平然と営業をしている始末です。
しかしこのような不誠実で、誠意がなく、信用できない業者がやるサービスなんてロクなものではありません。このサービスはFXとCFDの両方を取引できるサービスであり、CFDを早めに取り扱った点だけは評価できますが、取り扱い銘柄も少なく、環境もよくありません。サーバーも弱く、度々システム障害を起こしているのです。こんなダメダメサービスの上に、過去に強制決済を行っている業者を誰が信用するのでしょうか?強制決済を知らない初心者をターゲットにしているのでしょうか?少なくとも過去にこんなことをやっている業者が繁栄していけるとは思いません。取引は自己責任ですが、内藤証券のサービスは利用しないようにしましょう。きっとまた、自社の勝手な都合でサービスを終了し、ここで取引した人は強制決済させられますよ。