デューカスコピー・ジャパンの取引ツールは自社開発のJForex、ECN方式で板みれる
デューカスコピー・ジャパンのサーバー・取引ツール
取引ツールはJForex
デューカスコピージャパンの取引ツールは自社開発プラットフォームである「JForex」になっています。自社で開発したツールを使っているために、他のツールとの互換性はありませんが逆に他プラットフォームの影響も受けません。MT4と同じく自分の判断による裁量トレードから、EAによるプログラムの自動売買まで幅広くつかえる拡張性、カスタマイズ性に優れたツールとなっています。開発言語のベースはJavaであり、これが 「J」Forexの語源にもなっているみたいです。
200種類上のテクニカルと超短期足
JForexは200種類以上のインジケーターが導入されており、チャートタイプであるポイント&フィギュアを提供しています。ポイント&フィギュアを提供しているところはあまり多くなく貴重です。MT4では1分足までですが、JForexではティックや10秒足といった超短期足などがそろっており、ヒストリカルデータもあります。
日本FX業者では珍しいECN方式
デューカスコピージャパンの取引は日本業者では珍しいECN方式となっています。ECNとは Electronic Communications Network の頭文字をとったもので電子商取引のことを指す方式です。次のような点によって定義されています。
・ トレーダーが相互間で取引できるマーケットプレイスの存在
・ お客様の売り買い注文をも含んだマーケットデプス(詳細な板情報)の表示
・ 変動スプレッド
・ ディーラーを介さないNDD(no dealing desk)方式による素早い約定
・ マーケットプレイスに出された売り買い注文のマッチング
・ 全てのお客様への同一の価格フィードの提示
ECNとは顧客から受けた注文を、ディーラーを介さずに別の顧客の注文とマッチングさせることで取引を成立させる方式です。ディーラーがいないため余計な上乗せや不自然なレートがなく、顧客はカバー先の金融機関からもっとも有利なレートを受け取ることで低スプレッドを享受できます。他の店頭FXでは顧客の損失がFX業者の利益になる利益相反関係ですが、ECN方式のFX会社は注文の取次をするだけなので、注文が増えれば増えるほど利益が増える業者と顧客がwin-winの関係になれる方式です。デューカスコピージャパンのECNはSWFX (スイスFXマーケットプレイス)といい、セキュリティ重視のスイスで登録された銀行が提供するECNです。ライセンス取得が厳しいスイス銀行のマーケットプレイスを使っているので信頼性が高いのです。
またECN方式ではカバー先から仕入れたレートを見ることができます。株で言う、「板」 のようなものを見ながら取引できるため、レートの透明性の確認と相場の方向性の両方を確認できるようになっています。
SWFXのカバー先金融機関
デューカスコピージャパンのカバー先であるDukascopy Bankはライセンス取得が厳しいスイスで登録された銀行のブローカーを中心した次の金融機関と流動性プロバイダーとリレーションシップを構築しております。
バンク・オブ・アメリカ・エヌ・エイ、コメルツ銀行、野村證券、バークレイズ銀行、 カレネックス社、スカンディナビスカ・エンスキルダ・バンケン(SEB)、ドイツ銀行、JPモルガン・チェース銀行、ソシエテ・ジェネラル銀行、UBS銀行、ザ・ゴールドマン・サックス・グループ・インク、シティ・バンク エヌ・エイ、ビー・エヌ・ピー・パリバ銀行、香港上海銀行、BATS Global Markets,Inc(HotstpotFX)、Lava – FX、モルガン・スタンレー・アンド・カンパニー・リミティッド・ライアビリティ・カンパニー、ソシエテ・ジェネラル銀行、キャンター・フィッツジェラルドなど
白をベースとした簡易的な作り
Jforexは他FX会社の三大原色を使った派手な色合いとは一線を画して白を基調とした簡易なつくりになっています。インストールする形のツールですが、動作環境は軽くて負荷は少ないです。ただウィンドウがたくさん開くため、どこにどんなウィンドウがあるのかなれるまでややこしいですね。どこかしら以前のSAXO取引ツールに似ています。同じヨーロッパのツールだけあって似ているのかもしれませんね。