アライドLLCとはFX投資をエサに金を集めて夜逃げした詐欺会社
アライドLLCの呆れて何も言えなくなる犯罪内容
◆アライドLLCのやったこと◆
・ 金融先物取引業者の登録すらせずにFX投資を勧誘
・ 顧客から預かった資金は別の顧客への配当にする自転車操業
・ 常日頃から顧客の預託証拠金を横領
・ たっぷり横領した金はホストや愛人に貢ぐ・・・
・ 頃合を見計らって事務所を閉鎖して夜逃げ!
・ さらに社長である杉本淑枝は他の幹部の平井博閑や五十川達と罪の擦り付け合いをする始末
◆アライドLLCの犯罪内容◆
このアライドLLCは ”FX取引による運用であなたのお金を増やしてあげます” と言って多くの個人投資家から資金を騙し集めていました。出資をすれば1口~30口未満で月2%、30口~150口未満で月3%、150口以上~月5%の配当を出すとして、投資ファンド:アライドLLC事業匿名組合を作っていたのです。しかしなんとこのファンドはFX取引を行う上で必須の金融先物取引業者の登録すら行っていなかったのです。つまりアライドLLCとはFX業者ですらない、完全に得体の知れない集団なのです。以前JNSは違法なやり方で金融先物取引業者の登録を行っていましたが、それよりも尚ひどい状態です。
そして、このような詐欺をやるような人間がやる取引など成功するはずもなく運用は失敗、顧客からの資金を別の顧客への配当にするという自転車操業の状態に陥ります。すると、アライドLLCの社長:杉本淑枝は何の説明をすることもなく事務所を閉鎖して逃げてしまいました。しかも、この犯罪は他の幹部の平井博閑や五十川達が勝手にやったことで私は一切関係ないとほざく始末です。夜逃げした人間が言っても何の説得力もありません。結果的に、このアライドLLCはアルファFXと同様に、計画倒産が明らかな完全な詐欺会社であったと言えるでしょう。
アライドLLCの犯罪と破綻による顧客の被害状況
顧客の被害状況
このアライドLLCの関係者は、社長の杉本淑枝を含め幹部の多くは逃走中のようです。しかし、なによりも問題なのは、このアライドLLCは金融先物取引業者の登録すらしていないFX業者でないことです。本来FX業者には信託保全による顧客資産の管理が義務となっているのですが、FX業者ですらないこのアライドLLCに信託保全などあるはずがありません。結果として夜逃げした彼らが資金を持って逃げている以上顧客の資金は犯人を捕まえない限り戻ってこないでしょう。
諦めたら業者の思う壺
上記のように顧客の資金が戻ってくる可能性は非常に低いといわざるを得ません。ただし!泣き寝入りをしてはいけません。こんな悪質な犯罪行為会社に対して泣き寝入りをすることは、彼らの思う壺です。彼らは顧客が泣き寝入りをして諦めてしまうば大喜びします。そうすればお金を取り立てられることもなくなりますからね。そんな奴らの思う壺になってよいでしょうか?こんなことで諦めていては格差社会の勝ち組など夢の又夢です。泣き寝入りなどせずに犯罪者である彼らには徹底的に取り立てをするべきです。
今回の事件からみる対処法
今回の事件は、金融先物取引業者の登録すらしていないのでFX会社ですらない犯罪なのです。したがって本来、注意すべき信託保全の完備などは全く関係ありません。FX業者ではないのですから、金のかかる信託保全などしてるわけありません。夜逃げした奴らを捕まえないと金は戻りませんし、もし彼らが使い切っていたらビタ一門戻ってくることは無いでしょう。今回の事件で判明した教訓は、FX投資をする以上その業者が金融先物取引業者の登録をしている ”正規のFX業者” であることぐらいは確認おけってことです。今回の事件は、もちろんアライドLLCが一番悪いのですが、そもそもFX業者ですらない得体の知れない業者にお金を預けてしまった顧客の無知にも原因があると言わざるを得ません。世の中、おいしい話なんて庶民にはまわってこないのです。庶民や貧乏人にまわってくるものは、儲け話など絶対になく、すべてが詐欺の話であると思っていいでしょう。
アライドLLC社長の自分勝手なメール
参考《杉本淑枝メール》
拝啓、アライド合同会社の代表社員をしております杉本淑枝でございます。この度、弊社にて起きました内部トラブルが原因で組合員の皆様に多大なご迷惑をおかけしている事をまず深くお詫びいたします。またこの様な形でメール送信させていただかなくてはならくなった経緯もすべて弊社の諸事情なので繰り返しお詫び申しあげたいと思います。ただこのたびの問題解決の為には皆様にお願いしなくてはならない事項があります。 今回のトラブルに多くの刑事・民事事件が介在しているので、一部内容を本文で公開する事に抵抗はありましたが、現状を考えると必須と判断したのでご理解のほどを。
今月初旬、すでに解雇されている従業員や部外者等によって組合員様の個人情報が持ち出されました。それが理由ですべての組合員の方々にこのメールを送信できている訳ではありません。ただ分かる限りのメールアドレスに送信させていただいているのですが、どうしても不公平が生じてしまいます。 そこでお知り合いの組合員の方でもし本メールをまだ受信されてないという方がいらしゃいましたら是非転送等でお知らせ願いたいと考え、お願い申し上げるしだいです。当然、本件も窃盗事件としてすでに法的手続きを取っていますので、悪しからず。
また今後皆様にご説明や対応をさせていただく担当の代理人弁護士が一両日中に決定いたしますので、またこの様な形で送信させていだきたいと考えています。それまでは誠に勝手ながら添付ファイルにてご確認いただきたいと考えています。今一度、関係者の皆様の不安と憤りをお察し致しますと共に、この様な事態に陥りました事を心より深くお詫び申し上げます。 敬具
平成20年11月12日 杉本淑枝
アライドLLCの被害者の会
諦めたらアライドLLCのシナリオ通りだ!
現在各方面のメディアにおいてアライドLLCの悪行がさらされています。しかし今回の事件は金融先物取引業者の登録をしていない業者のために金融庁の傘の下で起こった事件ではありませんでした。また被害者もFX札幌やアルファFXよりも少ないために、警察もなかなか動いてくれないのです。そのためアライドLLCの被害者の一人が、被害者の会を作るべくブログやSNSを作って情報を集めています。代表である杉本をはじめ、関係者がお縄になって彼らも少しは胸をなでおろしているでしょう。ただし、お金が戻ってこないことが確定すれば、阿鼻叫喚の図が待っていそうです。
アライドLLCの犯罪者がついに逮捕
2008年末から事業組合を閉鎖し、なんだかんだ言い訳をしながら逃げ続けていたアライドLLCの関係者5人は、2009年7月14日についに全員逮捕されることになりました。すでに一部の人間はつかまっていましたが、肝心のお金やそのお金の流れの証拠となる帳簿は、杉本の夫が持ち逃げしていたようで関係者全員は捕まっていなかったのです。これでやっと全員が逮捕されたことになり、真の主犯と責任が誰にあるか、そして持ち逃げされた資金の所在などが判明していくでしょう。まぁ残念ながら夜逃げするような人間たちですから、金は計画性もなく浪費している可能性が高く、戻ってくることは期待できそうにはないです。
大阪市中央区の投資会社:アライド合同会社が無登録で外国為替証拠金取引:FX取引を運用するファンドへの出資金を募っていた事件で、大阪、高知両府県警の合同捜査本部は14日、同社代表社員・杉本淑枝容疑者(37)ら5人を金融商品取引法違反(無登録)容疑で逮捕した、と発表した。
同社は2007年6月の設立以後、高配当をうたい19都府県の約280人から計約20億6800万円を集めたとされる。合同捜査本部は運用実態がないまま出資を募った疑いもあるとみて、詐欺容疑でも追及する。
発表によると杉本容疑者らは共謀、同法で義務づけられた金融商品取引業者の登録を金融庁に行わないまま2008年2~10月、『FXで運用し1口10万円で月2~5%の高配当が得られる』 などと勧誘。大阪府内の会社役員(34)ら8人に計約1億1000万円を出資させるなどした疑い。
(2009年7月14日10時57分 読売新聞)