トラリピ運用結果11月4週結果:じり下げでヒット少し

トラリピを設定して11月も終わる

資産運用のリアルタイムデータとして、2018年10月の月初にマネースクエアのトラリピを設定しました。

そのトラリピ設定内容は、トラリピの利益を狙いやすいレンジ相場になっている通貨ペアEURUSD、AUDJPY、AUDUSD、NZDUSD、CADJPYを選出し、その中でクロス円同士かぶらないAUDJPYとNZDUSDに絞り込みました。オセアニア通貨中心の運用になっています。

トラリピを設定してから、「世界同時株安」「大幅な反発」「米中間選挙といった特大イベント」といった普段経験できない相場を通過しました。結果としてこういった暴落・反発が繰り返されるとトラリピのリピートが良い感じに発注されて非常に資産を増やしやすいことがわかっています。

さて様々なイベントも終了して、11月も終わりに差し掛かっている今の状況においてトラリピの結果を見てみます。

11月4週:リスクオフが続き原油暴落

11月前半は米中間選挙という一大イベントがあるおかげで相場が大きく荒れたりレンジになったりしていました。その分、イベント終了後はなかなか大きな動きは起きません。

その中でも今まで世界の株高を牽引してきた米ナスダック指数が下落しており、それに釣られるようにダウ、日経ともに下落基調が続いています。世界同時株安というほどではないものの、下落トレンドに入ってきています。

10月11月といった相場は一気に暴落し、その後一気に上昇するというジェットコースター相場でしたので、下値で広い上値で利益確定するトラリピにとってまさに最適でした。しかしじりじりと下げる今の相場は動きも小さいのでなかなか指値もヒットせず、また上昇も小さいため利益確定も少なくトラリピにとっても閑散相場になりつつあります。

AUDJPYの相場状況

AUDJPYはこの一週間は下げ貴重が続きました。陽線をつけたのは水曜日だけであり、その他の日は下落に終始しています。また下げ幅もそれほど大きくないためにトラリピでのヒットは2つだけにとどまりました。

NZDUSDの相場状況

NZDUSDもじりじりと値を下げる展開になりました。

NZDUSDは先週ドル安が進んだこともあり、大きく値を上げていました。トレール決済をつけているため各ポジションの利益確定はまだでしたが、このじり下げによってトレール注文が刺さり、利益確定がいくつか出ました。しかしAUDJPY同様下げ幅も小さいために、トラリピの買い注文が刺さったのはわずか1つだけです。

11月4週目にトラリピで約定したポジション状況

今週においてヒットした注文は以下のようになっています。大きな下げがなかったために指値がヒットしたのはAUDJPY2つ、NZDUSDが1つにとどまりました。

正直なところ今までの相場が大きく動きすぎていたために、普段の動かない相場ではヒットする数はこれくらいなのが普通です。

無論もっとポジションが次々約定してくれれば利益確定のチャンスも増えますが、いたずらにポジションが増えるとレバレッジが高くなり大きな相場の下げなどに耐えられなくなる可能性もあります。最初に設定した方針は基本的に変えないほうがいいです。もし変えるのであれば入金するなどして資金余力を増やす必要があります。

トラリピの今週の利益状況について

トラリピの現在の利益確定については次のとおりです。

前述したとおり相場はほとんどじり下げが続いたために上昇がありませんでした。利益確定したポジションは先週の上げ相場の前に買っていたポジションが、NZDUSDの下げによってトレール決済されたものだけです。AUDJPYの利益確定はありませんでした。

11月4週目のトラリピまとめ

今週も3週目と同じくかなり静かな相場で終わりました。これまでが世界同時株安や中間選挙といった大イベントで大騒ぎすぎただけとも言えますが、それが何週も続いたので拍子抜けを食らった感じはありますね。

トラリピは相場が動かないことには指値がヒットすることも、利益確定がヒットすることもないので、このようなじり下げで終わってしまう相場はあまり適していないこともわかってきました。

ボラティリティーが低い相場の場合、裁量取引ではレバレッジを上げたりして大口のポジションでわずかなpipsを狙う短期トレードに期しかえることもできます。

しかしトラリピの場合、最初に決めた設定をいたずらに変えるとレバレッジコントロールがやりにくくなり、必要以上のポジションをとってしまうかねません。資金余力はまだあるものの、設定を変えてポジションを増やすことは現時点では考えていません。

先週と同様”相場が大きく動くイベント”があったほうがトラリピはチャンスであり、相場の変動が少ないときはアクションも少ないということもハッキリとわかりました。

もう年末になり、大口のトレーダーも続々とクリスマス休暇に入っていくため12月は相場が閑散としがちになります。おそらくトラリピのヒットも数少なくなることが予想できますが、閑散相場を狙って一気に動く可能性もあります。それをウォッチしつつ、トラリピのほったらかし投資を続けていきたいと思っています。

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