EMCOMTRADEの安全性は株主が不透明なので高くはない
EMCOMTRADEの安全性・信頼性
FX業者の安全性を図るポイント
FX業者というのは、いくつかの点をみることによりその安全性を図ることが出来ます。主に次のような点を検証することでかなりの確率で安全性を図れます。プロじゃなきゃわからないなんてことはありません。個人投資家が入手できるような情報でも十分安全性を図ることが出来るものです。主なポイントは以下の点です。EMCOMTRADEの安全性をみてみましょう。
1. 金融先物取引業者への登録 ・・・ 関東財務局長(金商)第298号に登録済
2. 行政処分の前科 ・・・ なし
3. 自己資本規制比率の数値 ・・・ 200%台とそこそこ安全圏
4. 信託保全の状況 ・・・ ドイツ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、イーバンク銀行、住信SBIネット銀行にて分別保管
5. 業者の株主・出資者 ・・・ JASDAQ上場企業EMCOMグループ(7954)
6. 人気・評判 ・・・ 新規業者だがキャンペーンの豪華さが話題
このように上記6つのポイントを見てみると、EMCOMTRADEの安全性は微妙なところです。きちんと金融先物取引業者にも登録されていたカレンシトレード時代から主だった問題もなく、自己資本規制比率も問題ありません。親会社はある程度ゴタゴタしている感がありますが、幾度となく資本金を増資している資金力豊富なEMCOMグループです。ここまではいいのですが、問題は信託保全をしていないところです。問い合わせたところ導入をすすめているらしくもう少し待ては信託保全を完了するということですが、いつまでたっても完了しません。おかしいと思った頃にEMCOMTRADEはトレイダーズHDに吸収されることを発表しました。通りでいつまで経ってもやらないわけです。顧客が思ったほど増えなかったので、早々に撤退を決定したのでしょう。
EMCOM TRADE はトレイダーズHDに吸収されました