ラップ口座とはお金持ちをつかんで放さない富裕層限定サービス

ラップ口座とは

ラップ口座のラップとはよくご家庭になる 「ラップ:wrap」 と同じ意味で ”包む” という意味です。ここではいろんなサービスを包めこんだ商品ということです。ラップ口座をもった個人投資家の資産管理、運用、投資アドバイス、売買の執行、口座管理など、資産運用に関する様々なサービスを包み込んだ詰め込みサービスなのです。これは投資に関することをすべて投資のプロがやってくれるので私たちは本当に何もする必要がありません。ですのでほったらかし投資がしたい方にはピッタリです!しかしこのラップ口座には一つ大きな特徴があります。それは最低預託金額が1億円以上と超高額に設定されているので、お金持ち専用のサービスとなっているのです!

ラップ口座とは口座をもった個人投資家の資産管理、運用、投資アドバイス、売買の執行、口座管理など、資産運用に関する様々なサービスを包み込んだ詰め込みサービス

ラップ口座は何故お金持ち限定なのか?

ラップ口座の最低預託金額は1億円を超えるものがほとんどです。そのため、事実ラップ口座はお金持ちしか利用できないサービスになっています。最低金額が5,000万円や1億円になるものが普通なので、一般の人には逆立ちしたって投資できず、結果的に大金をポンと出せるわずかな大金持ちしか投資できません。さて、これはどうしてでしょうか?

【投資規制を受けなくするため】
最低預託金額を高額に設定すると、自然とお金を出せるのは富裕層のみとなるので結果的に出資者が少なくなります。一般の投資信託を運用する投資機関というのはたくさんの出資者から資金を集めると規制や情報開示の義務が生じます。規制が多くなるために、カラ売りや先物取引ができなくなってしまい、現物取引しか投資できなくなります。しかし出資者が少ないと規制や情報開示の義務が無くなり一般の機関より自由な投資が可能になります。そのためカラ売りや先物・オプション取引にレバレッジをかけた取引まで行うことができるのです。この利点があるからこそ、あえて最低投資金額を高額に設定して、出資者が限定されるようにしているのです。この点はヘッジファンドが金持ち限定であることと全く一緒ですね。

【顧客ひとりに時間を使うため】
最低預託金額を高額に設定すると顧客が必然的に絞られますのでラップ口座をもつ人は少ない人数になります。そのために、一人一人に濃いサービスを提供できます。ラップ口座に含まれている ”投資計画” や ”運用の相談” などの個別サービスに綿密な時間をかけることができるようになるのです。

【富裕層とのパイプ作りのため】
そしてラップ口座が富裕層限定である本音というのは金持ちとのパイプ作りのためです。金融機関にとってたくさんお金を落としてくれるお得意様がいればとても収益は安定します。貧乏人の顧客を何十人、何百人作るよりも大金持ちのお得意様を1人もったほうが絶対にいいのです。そのため金融機関は大金持ちである富裕層の人を縛り付けるために 「限定」 という甘い言葉を使ってお金持ちの気を引いているのです。

ラップ口座のメリット・デメリット

【手間いらず】
ラップ口座のメリットというのは、投資に関することをすべて投資のプロがやってくれることにあります。資産管理、銘柄の選別、運用方法、投資アドバイス、売買の執行、口座管理、世界情勢確認など資産運用に関する全てのことを投資のプロがやってくれるので私たちに全く手間はかかりません。投資に関する知識のない方やお金はあるんだけど、忙しくて時間が取れない人にはピッタリです。

【個別ニーズにお答え】
ラップ口座は、個別サービスが充実していて投資家の方針によって運用計画を立ててくれます。そのため、投資家自身が 「リスクを取らない運用をしてくれ」 と言えば債券や堅実な不動産などリスクを取らない運用をしてくれます。逆に 「リスクをとってハイリターンを目指してくれ」 と言えば、株式や先物などハイリスクな取引をしてくれます。こういった投資家の個別なニーズに完全に答えてくれる上に、資産管理や売買の執行、情勢の確認などの面倒なことをすべてやってくれるので本当に楽な投資になります。

【プロの腕次第】
しかし、こういった運用の相談にのってくれるといっても結局運用するプロ(アナリスト、ファンドマネージャー)の腕が悪ければ運用成績は良くなりません。そして富裕層はたくさんお金を落としてくれるということで、ラップ口座のコストは全体の3~5%とかなりの高額に設定されています。もちろん運用成績が3~5%を超えなければ必然的に赤字になりますね。

【ぶっちゃけ良くない】
また、運用方法もいまいちです。全てのプロが悪いわけではありませんが、日本のラップ口座の運用というのは、たいがい大企業株や国債になっているので、わざわざ私募形式で自由な取引ができる利点を生かしていません。そして投資対象も自分の会社の投資信託が多くなり、結局ファンドオブファンズになって余計手数料がかかります。特に投資する投資信託もファンドオブファンズだったらファンドオブファンドオブファンズとなって3重の手数料がかかってしまいます。こんな投資をしているので実際あんまり運用成績はよくなく、手数料を引いてギリギリプラスといったところです。

【ラップ口座のメリット】
・ 方針を決めるだけでいい
・ 面倒なことは全てやってくれるので楽チン
・ 全てやってくれるので投資の知識がなくてもOK
・ 全てやってくれるので無茶苦茶忙しい人にピッタリ
・ 全てやってくれるので ”ほったらかし投資” ができる
・ 私募形式で自由な取引ができる
・ 個別なニーズに完全に答えてくれる

【ラップ口座のデメリット】
・ 1億円以上の富裕層のみ
・ 結局プロの腕次第
・ コストは全体の3~5%とかなり高額
・ 伝統的な投資ばかりで私募形式の自由な取引ができる利点を生かしていない
・ 投資対象が自分の会社の投資信託なら結局ファンドオブファンズ
・ ラップ口座のコスト+マザーファンドのコスト+ベビーファンドのコスト = 3重コストもありえる

自分でリスク管理や運用ができれば
ラップ口座を使う理由は全くありません
私生活がものすごく忙しい
富裕層のためのサービスです

ラップ口座への投資はどうやるか?

ラップ口座はもともと富裕層だけを対象に行われてきたために、そのベールはあまり明らかになっていません。とりあえず3大メガ証券の野村證券、大和証券、日興コーディアル証券などがラップ口座を取り扱っています。各会社ごとに最低預託金額に差はありますが、総じてどれも1,000万円を超える高額のために一般の人が利用するにはとてもハードルが高いサービスとなっています。また最近は最低金額を500万円にする 「ミニラップ口座」 が出てきました。これで一般の人にもラップ口座が使いやすくなった・・・はずですが。

ラップ口座各社比較
会社名 サービス名 最低預託金額 各社の特徴
大和証券 大和SMA 5,000万円 多彩な運用スタイルを用意
新光証券 Long AP 2,000万円 個別株の他、ラップ専用の投資信託も用意
日興コーディアル証券 グローバルポート 1,000万円 完全一任型国際分散投資
日興コーディアル証券 プレミアポート 1,000万円 国内株式対象の運用アイデアを提供
野村證券 野村SMA 3億円 幅広い運用商品を用意
野村證券 野村ファンドラップ 1,000万円 世界中のファンドを適切なバランスで運用
三菱UFJ証券 プライムアカウント 1億円 顧客の要望に即した資産配分や投資商品を提案
住友信託銀行 すみしんSMA 3,000万円 オーダーメードポートフォリオ提案
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