投資信託の種類と分類(何千種もある投資信託の大分類)

投資信託の大分類

投資信託の商品数は、数千本もあります。投資信託は毎月、消費者のニーズによって次々と作られていきます。しかし投資信託の大きな種類と分類は以下のようになります。中には色々しくみが複雑になっているものもありますが、おおよそは投資対象、運用種類、収益の分配方法、募集方法、手数料のカタチになります。何千もある投資信託ですが、その多くは投資対象の分類になります。

投資対象での分類

投資信託の種類として一番種類が多いのがこの ”投資する対象” です。具体的には日本や海外の株式や債券、不動産や商品市場などがあります。最近よくみかけるBRICsへ投資する投資信託もこの分類に入りますね。BRICs投資信託はブラジルやロシアの株式や債券に投資するものですから。 この分類はとにかく数も多くあり、様々な顧客のニーズに答える種類がたくさんあります。

投資信託 投資する対象 投資信託 投資する対象
株式投資信託 株式 債権投資信託 債券
バランス投資信託 いろいろ 公社債投資信託 信用がある大企業の株
MRF リスクの小さいもの MMF 公社債や国債
ETF 連動指数 外貨MMF 海外の公社債や国債
REIT 不動産 コモディティファンド 商品
ファンドオフファンズ ファンド コンテンツファンド コンテンツ関連株
オルナティブファンド いろいろ ヘッジファンド いろいろ
ワインファンド ワインや葡萄 ホテルファンド ホテル株や不動産
BST 公社債や国債 SRIファンド エコ関連株

運用方法での分類

投資信託には ”どのような方法で投資するか?” という運用方法が明確に決まっています。そういった運用方法で種類別がされるのですが、この運用方法はほとんど2種類しかありません。

「アクティブ運用」 と 「インデックス運用」 

アクティブというのは投資をするプロ(ファンドマネージャー)の独自の判断にまかせる ”プロに完全おまかせコース” のことです。こちらは投資するプロによって大きく成績が変化します。当然優秀なプロならば大きく儲けを出してくれることもありますが、失敗したり下手糞な投資をすると大きく損をするかもしれません。対してインデックス運用(パッシブ運用)というのは日経平均やTOPIXなどの ”指数に連動” するように構成銘柄を機械的に運用するスタイルです。いわゆる ”平均におまかせコース” のことです。こちらには人間の判断が入ることが少ないので平均的な成績を上げています。その他には完全にプログラムされたロボットトレードシステムで運用を行うものもあります。

運用方法 運用の基準 一言で言えば
アクティブ運用 ファンドマネージャーの独自の判断 プロに完全おまかせ
インデックス運用 ベンチマークの指数に連動 指数におまかせ

収益の分配での分類

投資信託には決まった期間に分配金というインカムゲインが得られます。 ”その分配金をどのように処理するか” で分類がされます。その分類は2つです。

 「分配金受取型」 と 「再投資型」 

これは言葉のそのままの意味で分配型とは株の分配金と同じように決まった日にお金が分配されるタイプです。再投資型とは本来分配されるお金をそのまま同じ投資信託に再び投資するタイプです。 アインシュタインも驚愕した 「複利の力」 を生かすなら当然再投資型を選びましょう。お金を雪だるま式に増やすことができます。また、投資信託によっては分配型、再投資型とは言わず別の呼び方をしていることもありますので注意しましょう。

分配方法 運用の基準 違う言い方
分配金受取型 分配金をそのまま受け取る 一般コース
再投資型 分配金をもらわず、そのまま再投資する 自動けいぞくコース

募集方法での分類

投資信託は ”募集方法” にも違いがあります。その募集方法は2つあります。

「オープン型」 と 「クローズ型」

オープンとは「開く」という意味ですね。つまりいつでも投資の扉は開かれてる ”年中募集中タイプ” です。株式や債券など比較的運用しやすく換金性に優れているものにはこのタイプが多いですね。対してクローズとは「閉まる」の意味です。つまり開く期間が決まってる ”期間限定タイプ” です。これは運用するプロ(ファンドマネージャー)の都合によっては調達資金の上限が決まっていたり、金持ち限定のヘッジファンドに多いタイプです。 また、投資信託によってはオープン型を追加型といったり、クローズ型を単位型ともいいます。

募集方法 どのような募集か 違う言い方 追加購入
オープン型 年中募集中 追加型投資信託 いつでも可
クローズ型 期間限定 単位型投資信託 ×

手数料での分類

投資信託は手数料がかかるものとかからないものがあります。もちろん手数料無しのものがいいですね。手数料が無料の投資信託を 「ノーロード」 といいます。ロードとは 「手数料」 という意味です。つまり、手数料のかかる投資信託はロード型といいます。手数料がかかるものは100円とか1000円とか断定した金額ではなく、1.0%、2.10%というパーセンテージになっています。つまり、たくさん投資信託を買うほど手数料もたくさんかかるのです。

手数料 手数料はかかる? 具体的数値
ノーロード型 無料 0.00%
ロード型 かかる 1.05%、2.10%、3.15%
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