指値(リミット)注文とは待ち構える注文方法

指値(リミット)注文とは

FXの注文方法には、株取引と同じものからFX固有のものまでユニークなものがたくさんあります。この指値注文も株取引と全く同じ注文方法ですね。この指値注文というのは、 「絶対にこの価格でしか買わない」 「絶対この価格でしか売らんぞ。ビタ一文まけん」 といった価格を完全に指定して注文する方法なのです。価格という値を指定するから ”指値” というのですね。あらかじめ価格を指定すれば自動で注文が執行されるので、毎日画面を見られない人には便利な方法です。

指値には、今のレートによって買い注文と売り注文の方向が違います。指値の買い注文は、現在の値段より安い値段で出すことができます。そして売り注文は、現在の値段より高い値段で出すことができます。つまり自分に有利な方向で待ち構える注文方法なのです。誰だって ”できるだけ高く売りたい” ”できるだけ安く買いたい” と思いますからね。このように自分の都合のいい方向で決済もできることから、よく利益を確定する注文(利確、利食い)に使われます。そのことから、欧米では指値注文のことをリミット注文(limit order)とも言います。

指値(リミット)注文はレートが合わなければ約定しない

指値注文は価格を完全に指定して執行する注文方法です。ですから実際のレートが指定したレートにならないと注文は執行されません。当然勝手なレートで執行されることもないのですが、自分の予想に反してレートが指定した価格までこなかった場合には注文は執行されません。そのため今すぐに注文したい人には向いていませんね。

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