121証券の弱点はロボットトレードのスリップとスキャル規制

121証券(旧121FX&ミスター証券)の欠点

スリップページが多い

121証券のロボットトレードはそれほど約定力が強いものではありません。そのためスキャルをする人にはスリップページがよくあるのです。その原因は121証券が短期間に頻繁に売買を行いサーバーに過剰な負荷をかけるスキャルトレードをあまり好ましく思っていないために取引に規制をかけているようなのです。過剰な取引はひかえましょう。

ロボットトレードの難点

システムトレードで一番大切なのはいかに勝率の高いプログラムを用意することができるかという点に尽きます。もちろんどんなプログラムを使っても、このロボットトレードはもちろん121証券の保障は何もありません。当然ですけどね。システムトレードで勝つには、いかに勝率の高いプログラムを作る、利用するかが一番の問題です。

スワップの差が広い

ロボットトレードは長期投資をするためではなく短期売買向けの口座です。そのためスワップを重視する人はあまりいないので、そこを狙ってかスワップスプレッド:プラスとマイナスのスワップの差がかなりあります。おそらくこのスワップの差が121証券の重要な利益の1つとなっているのかもしれません。

出金に時間がかかる

121証券の出金には時間がかかってしまいます。SAXOシステムが出金依頼を受けてから4営業日以降までかかってしまうのと同じように、ロボットトレードも出金依頼をしてから4営業日以降になってしまうようです。さらに、後述しますが、一部の顧客に対しては何の告知もなく口座を凍結し、新たに入金しないと残りの資金が出金できないという脅迫まがいのことを行いました。

信託保全は一部だけ

121証券に預けた顧客の資産は信託保全されています。しかしここで注意したいのが信託保全されているのは一部だけであって全額は信託保全されていないということです。ホームページでは、日証金信託銀行で信託保全を行っていますがその金額は一部だけであることが小さく書いてあります。もしも121証券が破綻した場合は信託保全されている部分は戻ってきますが、分別管理されている部分は戻ってこない可能性があるのです。幸いRobotFXの資産は全額保全されているようですが、この資産管理方法には不安が残ります。

通知もなしの口座が凍結される!?

121証券にはミスター証券時代からある 「121FX」 と 「LADYFX」 というサービスがありました。しかしなんとこの2つのサービスが顧客になんの告知がされることもなく統合されたのです。しかも両方の口座を持っている人は、何の告知もなくポジションを強制決済してしまうというトンデモない行為を行ったのです。しかも強制決済した後で口座を凍結、新たに入金しないと凍結解除しないという脅迫まで行う始末です。こうやって入金を催促するような行為は、あのジェイ・エヌ・エス(JNS)と同様であり、資金繰りが悪化しているかもしれない可能性があるのです。この事件を知れば、とても121証券を信用することなどできません。同じMT4を利用するならForex.com(フォレックスドットコム)のほうがいいでしょう。

・・・ 121証券はレクセム証券に社名変更して、結局廃業 ・・・

MT4口座なら、AlpariJapan(アルパリジャパン)がお薦め

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