アトランティックトレードはサーバーが弱くて裁判になったことがある
アトランティックトレードの欠点
TRYのスワップが低い
アトランティックトレードの利点であるトルコリラ(TRY)ですが、スワップ金利がやや低めに設定されています。この業者ではスワップ金利を月1回ほどしか変更しないため金利が上がっても低いままの時が少しあります。下の図がアトランティックトレードのTRYスワップ金利、さらに下の図がSAXO業者のkakakuFXのTRYスワップです。これは2008年7月11日の同じ日に撮ったものですが、実に50円もの差がついてしまってます。
金利反映が遅い
アトランティックトレードでは月に1回~3回ほどしかスワップ金利を変えないことがあります。これは政策金利が下がったときは多めのスワップを受けられるのですが、金利が上がったときは低いままのスワップを受け取り続けることになりますのでけっこう不便ですね。いずれ改善されていくはずですが、あまりいいシステムとはいえません。
サーバーが弱い
システム自体は軽くて使いやすいのですが、サーバー自体が非常に弱い水準にあり、あまり強くなくトルコリラ(TRY)関係は値段が消えて取引できない時間がかなり長いです。スリップページが多く成行注文が約定しにくいことも多いので一瞬が勝負をわける短期売買には向いていません。色の濃いレートのところは流動性がなく成行注文ができないところです。そのためロスカットが作動せず、顧客の中には損害を出して裁判沙汰になったこともあります。サーバーは相当に弱いもので、全く信用できません。
人気が出なくて事業譲渡された
アトランティックトレードは2007年頃に高金利のトルコリラを取り扱ったことで有名になりましたが、その後他の業者が相次いでトルコリラを取り扱ったりしライバルが増えて、経営が思わしくありませんでした。さらに顧客に損失が出るなどシステムがお粗末なこともあって、訴訟沙汰が起こり人気は急速に落ちていきました。今やほとんど利用している人がいなくなってしまい、結果的に買収という形でアトランティックは吸収されてしまいました。