手数料が安いがライブスター証券にこんな弱点がある
ライブスター証券の欠点
取引コストがとても安いことで有名
ライブスター証券は設立も古く知名度のわりには歴史がある証券会社です。取り扱い商品はFXだけでなく株式取引や日経先物を取り扱っています。特に株の売買手数料や日経先物の1枚の手数料などが非常に安く、大手のSBI証券や楽天証券などの取引手数料よりも安くなっています。情報サービスが少ないことや証券会社のわりには取り扱い商品が少ないこともあって、コストがかかってないから手数料を安くできるのでしょう。株式取引手数料のやすさでは、2014年度オリコン顧客満足度ランキングの「【ネット部門】手数料・取引コストの満足度」で【第1位】を獲得しました。その取引手数料の安さはFXサービスのスプレッドの狭さにも現れています。
FX業務には力を入れていない
ライブスター証券はFXだけでなく、株式取引や日経先物なども幅広く扱っている総合証券会社です。FX専業会社ではありません。そのためかライブスター証券はそれほどFXだけに力を入れている様子はありません。システムは外為オンライン系のI&AS社の流用ですし、投資情報サービスなどはありません。情報サービスとしてはYouTubeに多少の動画をアップしたり、公式ブログを作ったり、メールマガジンなどを発行していますが、正直個人レベルとあまり変わらない水準です。情報サービスなどには全く期待せずに、取引だけの口座と割り切ったほうがいいでしょう。
取引数量が1万通貨単位である
上記のようにライブスター証券はどうもFXのサービスを充実させるような動きがありません。そのため取引数量は1万通貨単位のままです。ほとんど同じようなレイアウトであるFXブロードネット(FXTS)は1,000通貨単位でできる分、初心者にはライブスター証券よりもFXブロードネットのほうがいいと言えるでしょう。
やっぱり南アフリカランド(ZAR)のスプレッドだけは広い
外為オンライン系のI&AS社のシステムには、共通して南アフリカランド(ZAR)のスプレッドが非常に広いという特徴があります。外為オンラインやFXブロードネットと同じように南アフリカランド(ZAR)のスプレッドは15pips以上あるし、なにより取引単位が10万通貨になっています。スプレッドも広く取引数量も多いとあってZAR投資には向いていません。南アフリカランド(ZAR)ならスワップ金利が高く、スプレッドが狭いDMMFXや、1,000通貨から南アフリカランド(ZAR)を取引できる外為どっとコムに軍配があがります。