教育崩壊によって分数ができないバカは想像以上に増えている

分数・小数ができない大学生

2000年ごろに、教育崩壊とゆとり教育批判のひとつとして 「分数のできない大学生」 が話題を呼んだことがありました。よくTVなどで面白おかしく特集されていたので見た方も多いでしょう。ゆとり教育による教育崩壊によって、知識が無いバカが大量に量産されてしまったのですが、少子化時代なので大学もそういったバカを受け入れざるを得なくなっています。その結果、満足に勉強せずとも推薦で入学できるために、分数や小数の計算ができない大学生が大量に発生したのです。

彼らの知力の無さには感心すらしてしまうものでした。勉強していたことを一時的に忘れていたというものではなく、本当に計算ができなかったのです。分数の足し算で分母を足してしまったり、小数点を2つ書いたりと、まるでお笑いを見ているかのような答えを自信たっぷりに回答する姿にはあきれを通り越して感心すらしてしまうでしょう。もちろん一部にはヤラセも含まれているでしょうが、世の中には想像をはるかに超えたバカが存在しているのです。

イラクがどこにあるのか知らないバカたち

高校生と大学生に対する地理問題の誤答率

上の図は日本地理学会によって行われたメディアによく登場する10カ国(米国、インド、ブラジル、北朝鮮、フランス、フィンランド、ケニア、スイス、ベトナム、イラク)、及び日本の10都県(東京都、長野県、秋田県、石川県、愛知県、栃木県、奈良県、島根県、愛媛県、宮崎県)について、全国の大学生、高校生に地図上の位置を答えてもらう調査の結果です。

この結果をみて、正答率と勘違いしてしまう人もいたのではないでしょうか?高校生では75%、大学生は50%もの人がイラクの位置がわかっていないのです。イラクといえば2003年からの泥沼のイラク戦争でいやでも頭に刻み込まれてしまう印象の強い国です。中央アフリカ諸国やカリブ諸国のような印象の小さい国ではないのです。現にイラクでは日本人も何度も拉致され、2004年には香田さんが首を切断される惨殺事件まで起こっている最悪の印象がある場所です。そんな印象が強い国のことがわからない人がこれほどまで多いのです。

私たちが思っている以上に世の中にはレベルの違うバカが存在します。とあるサイトに掲載されているバカ日本地図バカ世界地図を見てみれば、もうあきれ返るしかないほどのバカの実態がわかるでしょう。まぁ、このサイトにあるのはちょっと誇張されたものがあるわけですが。普段から同じレベルの人と付き合うことが多い私たち日本人にとっては、世の中にどれほどのバカが存在しているかわからなかったでしょう。

テレビを見る時間は順調に増加

宿題はやらないが、テレビやビデオ鑑賞にはとても熱心な日本

上の図は国際数学・理科教育動向調査による世界各国の中学生の一日の過ごし方を 「宿題や勉強をする時間」 と 「テレビやビデオを観る時間」 で分けて表示したものです。ご覧のように日本の勉学にかける時間は世界最低とも言われる水準です。それなのに、テレビやビデオをみる時間が際立って多いのです。これは、簡単に言ってしまえば日本の子供は勉強せずにテレビばかり観ていることになります。

テレビやビデオというのは一部には役立つ番組も存在しますが、そのほとんどは一過性の流行に合わせた他愛も無い内容であり、TV局とタレントの高収入を得るためだけに作られているものです。そんなものを見てもたいした学はつきません。しかし日本人は熱中しやすい性格があるので、流行にすぐに飛びついて金を使う愚行を行ってくれるので、TV業界にとってはおいしい客になっています。そんなTV業界の思惑もあって、日本の子供はたくさんテレビをみて勉強をしません。こんな状況ですから分数ができない大学生やイラクがわからない高校生が出てきてもおかしくありません。

バカはお金になるとまで考える子供が増える

近頃は 「バカ」 を題材にした番組も作られています。ちまたにいる様々なバカをつかまえては、ちょっとした問題をだし、面白おかしい回答をされるといった番組です。おまけに 「おバカタレント」 といったタレントまで出てきました。そうしたら、子供たちの中には ”バカのほうが人気になれて金儲けになる” と信じられない考え方をする子まで出てきてしまったのです。

いくらおバカタレントといった人たちでも、立派な社会人です。社会人としての基本的なマナーやルールの厳守、TV業界の決まりや放送禁止用語の認識、場の空気の読み、どういった回答が面白いか、など様々な思考ができる人間です。彼らはそういったおバカ回答をすることで視聴者の方に、娯楽と一種の優越感を与える仕事をしている立派なタレントです。決して本物のバカではありません。(まぁ多少はバカかもしれませんが・・・)しかし皮肉にも 「おバカタレント」 の影響で ”バカでもいいや” と安易な考えをしてしまっている子供まで出てしまったのです。それほどまで日本の子供たちは、勉強をせずテレビの影響を真に受けて本物のバカになってしまう子が増えてしまっているのです。

テレビは確かに悪影響を与えることがあります。しかし本当に問題なのは、そういったテレビの事情を理解できずにその情報を鵜呑みにしてしまう子供たちの 「思考力低下」 が最大の問題なのです。

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