意識格差:金持ちは「自力」で貧乏人は「他力」が成功の秘訣と考える

成功の秘訣とは何かを金持ち、中流、貧乏人に問う

成功の秘訣とは何か


人生の成功というのは多くの人にとって大いに気になるテーマです。人それぞれ成功という形は違いますが、お金持ちや仕事での成功、地位や名声など、成功というものは欲望のある人間であればどれも欲しがってしまうものです。しかし多くの人、あるいは全ての人にとって 「成功のために何が必要か」、「どうしたら成功できるか」 への答えがわかりません。人それぞれ成功の形が違うますので、すべてにおいて共通することは少ないのですが、そういった成功への秘訣とアンケートしたサイトが有りました。

visual.ly というサイトで金持ち(rich)、中流(middle class)、貧乏人(ppor)の3つのグループにわけて、成功の秘訣について問いたサイトがありました。どの程度の所得で金持ち、中流、貧乏人が判別されているかは明示されていませんが、おおよそイメージどおりのものと捉えていいでしょう。その結果が非常に興味深いものとなっています。(THE SECRET OF SUCCESS)。結果はそれぞれの社会階層ごとに大きく異なりました。

成功の秘訣の各階層の結果の違い

これを分類ごとに日本語で分けるとこうなります。

 

分類ごとにわけて表示してくれている方がいましたので引用させて頂きます。
http://blogos.com/article/216712/?utm_content=buffer5ce5f&utm_medium=social&utm_source=twitter.com&utm_campaign=buffer

成功者は「自力」、貧乏人は「他力」と大きな違い

この結果は非常に興味深いものとなりました。上記グラフにしてみるとわかりますように、貧乏人は成功への秘訣を「人脈」、「狡猾さやズルさ」、「資本の大きさ」、などを重視していました。これに共通することは ”他力” です。貧乏人の多くはいわゆる成功していない人間ですので、成功への秘訣はすべて想像になります。つまり貧乏人は成功している人は、本人の実力ではなく、すごい人脈があったり、最初から金持ちだったり、ズルいことをしていると想像しているのです。まるで金持ちは自分の力で成功していると認めたくないような意志を感じさせる回答ばかりです。

これに対して金持ちの回答はかなり違ってきます。金持ちが回答したのは 「努力」、「学歴や資格」、「精神や勇気」、といった本人の自発的な行動によって得られるものを上げているのです。共通するのは ”自力” です。金持ちは自分の成功は他人によるものや、与えられたものではなく、自分が努力して自分で行動して自分で手に入れたものという認識が強いのです。

中流の方は「学歴、資格」、「努力」、「人脈」、と両方の中間を取るような回答になっています。これぞ確かに中流と言うかたちですね。正直調べなくても、金持ちと貧乏人の中間を取れば推測できそうなこともよくわかります。

自分でない誰かが悪いと責任転嫁する思考


貧乏人の多くは自らの不遇や不幸を他のせいにして責任転嫁する傾向が強いです。「悪いのは自分ではない」、「悪いのは社会だ、他の人間だ」、「だから自分は悪くない」 といった考え方に支配されています。そのためとにかく ”自分ではない誰か・何か” が原因であるから自分は悪くないと行動を起こしません。行動を起こさないのですから何も変わることはないのです。何も変わらないので今貧乏であるなら、これからも貧乏のままです。これが貧乏人が貧乏人で居続ける原因です。

グラフにするとよくわかりますが、金持ちと貧乏人の大きな差が出た項目が 「人脈」と「努力」です。金持ちは意外なほど人脈を重視していないことがわかります。ようは人脈という他者よりも、自分がなにを行動するかが大切という考え方なのでしょう。人脈を重視しなければならないと考えているのはむしろ貧乏人なのです。弱い存在ほどよく群れる、烏合の衆という言葉があるように、群れること自体に価値があると考えてしまうのです。ぶっちゃけて貧乏人同士が集まっても、同類ということで安心は感じれても、成功するような刺激は得られません。

愚直に努力し続けよ


まとめると金持ちになるのは 「努力」、「学歴や資格」、「精神や勇気」 を重視し、「人脈」、「狡猾さやズルさ」、「資本の大きさ」 をあまり気にしないことです。簡潔にすると ”群れずに愚直に努力し続ける人間” が成功して金持ちになるのでしょう。聞いてみればなんら珍しい要素などありません。しかしそれを実践している人は、現実にはかなり少ないです。それが金持ちになって成功する人なのです。

 

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