所得格差を示すジニ係数が過去最大を更新、社会保障で格差は縮小

OECD諸国の中でも日本のジニ係数は高い

「格差」 といっても年収格差、雇用格差、経済格差、教育格差、地域格差、労働環境の格差、団塊世代の格差、企業と家庭との格差などなどきりがないものです。その中でも一番重要視されるお金、とりわけ所得格差を数字でハッキリと見ることができる数値として知られているのが ”ジニ係数” です。このジニ係数はローレンツ曲線をもとに、1936年、イタリアの統計学者コッラド・ジニによって考案されました。ジニ係数この数値が大きければ大きいほど所得格差が大きい格差社会であり、1.0になると1人がすべての金を独り占めにするという完全不平等社会を示すことになります。そして逆に、小さければ小さいほど所得格差が小さく、0.0になればすべての人の所得が同じという完全平等社会となります。下の図を見てください。

OECDによるOECDワーキングレポート22のデータジニ係数

上記はOECDが発表した 「OECDワーキングレポート22」 によるOECD加盟国の "ジニ係数" を表示したものです。このジニ係数においても日本はOECD参加国の中でも上位にランクインしています。これを見て、確かに上位にはいるが貧困率に比べればマシじゃないかという意見もあるでしょう。OECD25カ国の平均とほとんど同じ水準なので、よいとはいえないけど悪いともいえない水準にありますね。しかしこのジニ係数で日本がなによりも問題なのは、急速にこの数値が上昇していることなのです。考えても見てください、一昔前まで日本は「一億総中流」とか言われて、貧富の差が一番少ない国であると言われていました。それが、わずか10年程度でここまで格差が拡大してきたのです。この格差拡大はジニ係数の年度別変化を見るとハッキリします。

日本のジニ係数は過去最大を更新中

格差社会をあらわすジニ係数ここ最近急速に上昇している日本

上の図は、ここ20年間のジニ係数の推移を表した図です。この日本のところを良く見てください、確かにジニ係数自体は5番目あたりになっていますが、そのジニ係数がこの20年間で急速に上昇しているのです。逆に今は暫定的に日本よりもジニ係数が高い水準にある アメリカ アメリカ イタリア イタリア イギリス イギリスなどはジニ係数が1990年代からあまり拡大せず、むしろアメリカなどではジニ係数が抑えられてきているのです。このことが何を意味しているのか?それは日本の格差拡大は急速に進んでいること、そしてその格差拡大が予想以上にハイペースで進んでいるために、このままいけばアメリカを超える格差社会になるのも時間の問題だということです。そして2010年代にはそのジニ係数が過去最大を更新しました。

所得格差(ジニ係数)拡大だが再分配機能でなんとかなってる

上記は厚生労働省の所得再分配調査によるジニ係数のここ10数年の経緯をグラフにしたものです。ご覧のように所得の格差を表すジニ係数は増加しっぱなしであり、0.55を超えてしまっています。2008年以降のリーマン・ショックによる経済の冷え込みは一層所得の格差を拡大させており、調査によれば世帯収入が50万円未満という低所得者層の割合が大幅に増えています。2008年の調査では世帯年収50万円未満の層の割合は23.2%でしたが、2011年の調査では24.9%に拡大しています。世帯収入が50万円未満という貧困層が増えてしまっているのが日本の現実です。

しかしもう一つの税・社会保障の再分配後のジニ係数をみるとむしろ係数は減少しています。これはどういうことか?税・社会保障の再分配後というのはそのまんま、年金や保険などの社会保険のお金が再分配された後のことです。つまり給料や年収の格差は拡大しているけど、年金や保険のおかげでそこまで格差は広がっていないということです。考えてみれば他の国と違って日本では余程の狂った人間が家族にいない限り、餓死するといった事例などは起こってません。問題によくされる生活保護なんて月13万円ももらえるのです。おや?先ほどの調査で世帯収入50万円未満の方が拡大しているのにです。低年収で働くより生活保護のほうがよりお金を多くもらえて、負担が少ない・・・これでは働くのが嫌になって無職の方が増えても仕方ありません。しかしそんな無茶苦茶でおかしな社会保障制度ですから、今や制度自体を維持するのに精一杯で、いつ破綻してもおかしくありません。制度が破綻したらどうなるのでしょう?また破綻させないためには確実に今よりはるかに増税されること確実です。

格差拡大中、2008年に行動を起こした方は成功している

以前のジニ係数の記事を書いたのはちょうど前の所得再分配調査の2008年でした。そして今回の2013年と5年が経過し、前の記事のとおりに日本のジニ係数は増加の一途をたどり、収まる兆しが見えません。実際世帯収入が50万円未満という低所得者層の割合は大幅に増えてしまっているのです。これからも増え続けるでしょう。増加を防ぐ対策がなにもなされていないからです。

さて、これからあなたはどうしますか?前の記事のとおりこの5年で状況は悪くなっただけです。さらに待ちますか?さらに状況は悪くなる一方でしょう。税・社会保険によって再分配されるから大丈夫とお思いでしょうか?とんでもない。再分配がされてる今でこの状況なのです。これ以上よくはなりません。社会保障が崩れたらどうするんですか?誰もが知っているように年金・社会保険は崩壊寸前、明らかに破綻しているのに無理やり税金を投入して延命しているだけです。そのためこれからも破綻している社会保障を支えるために増税・増税・増税の嵐が吹き荒れます。消費税もあがりましたね!賃金は下がり続けて格差は拡大する一方なのに増税されまくり。こんな状況で普通に労働をしていても、余程の条件のいい企業にでもいなければお先は真っ暗です。

ではどうすればよいのか?答えは5年前と一緒です。アフィリエイトなどのネットビジネスや、株やFX、投資信託などのなんのキャリアも資格ももっていなくても、月収100万円、200万円を達成できる今の日本に残された数少ない希望の道をとるのです。2008年にFXを始めた方で月収100万円を超えている方はたくさんいます。中には年収が1億を超えている方もいます。今後も働いても働いても収入は増えることはありません。誰も助けてくれません。国は助けるどころか国民を殺しにやって来ます。なら負け組を脱却するために、今!行動を起こさなければいけないのではないでしょうか。2008年に行動を起こした方は、一定の成功を収めました。もちろん成功しなかった人もいます。しかし絶対成功できる努力などありません。成功した人は皆行動を起こし努力しています。2008年と今の2013年で状況が全く変わってなかったり悪化している方は、いつ行動を起こすのでしょうか?今やらなければ一生やらないでしょう。それでよいのならそれも1つの人生かもしれませんね。

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