今の時代は頭を使わない人間ほど貧困になり栄養が偏り肥満になりがちである

昔のイメージとは逆、今は貧困層ほど肥満が多い

一昔前、映画や漫画などでは 「悪の金持ち=デブ」 というイメージがありました。悪の所業を行い、その金で肥え太ったという感じでデブに描かれていたものです。それは太るということが富の象徴と見られていたからです。例えば後進国や中国などの新興国では未だに太った人は金持ちと見られており、太っていることが良いイメージにさえ見られています。しかし日本やアメリカを始めとした先進国ではそんなイメージも今や昔。先進国の日本においても金持ちにはあまり肥満している人間はおらず、逆に貧困層の人間ほど肥満な人間が多くなっています。完全に逆になっているのです。

原因の1つはなんといっても世界が豊食の豊かな時代になったことです。ほんの半世紀前では世界の殆どの国が、今とは比べ物にならないほど食べ物を確保することが難しい時代のため、太ることは食べることに困らない環境にある金持ちぐらいしかなれませんでした。昭和の時代では、肥満はぜいたい病と言われていました。ですが、豊食の時代になった今ではほんの数百円も出せば1,000kcalを超えるジャンクフードや食品を簡単に入手することができるようになりました。そして貧困層の人間でも高カロリー食を簡単に入手できるようになったため、簡単にカロリー超過になってしまうのです。貧困層といっても日本やアメリカの貧困層は少なくとも衣・食・住に困っておらず、毎日高カロリー食を買って食べることができます。この状況のため、貧困層でも簡単に肥満になれる時代になったのです。

日本でも低所得層ほど栄養が偏っている

アメリカでは公立小学校に通う生徒のなんと50%が肥満児と言われています。アメリカでは基本的に金持ちは私立に行くため、公立の大半は一般家庭と貧困家庭の子供です。その子どもたちの3割ほどが貧困ライン(世帯年収2万ドル=200万円以下)にあり、その子たちの大半がハンバーガーにピザ、マカロニ&チーズ、フライドチキン、ホットドッグなど、子どもの健康など全く考慮されていないメニューで食事を済ませています。貧困層の親はまともに料理ができない所も多いため、子供の栄養管理さえ考えていない家庭も多く、ギトギトの脂ぎった食事ばかりになります。

日本もアメリカに追随しています。厚生労働省の発表している 「国民健康・栄養調査」 によると各所得階層別において野菜や肉の摂取量に違いが出ています。高収入層の 「600万円以上」 、中収入層の 「200万円~600万円」 、低収入層の 「200万円未満」 に分けて食品の野菜や肉などの1日当たりの摂取量を集計した結果、高収入層になるほど野菜や果物の摂取量が多く、低収入層になるほどその量が少なくなっていることがわかります。


貧困層ほど肥満になるのは短絡な思考が原因

なぜ貧困層はそういった栄養が偏る食事ばかりをしてしまうのでしょうか?いろんな意見がありますが、大きな理由には貧困層にありがちな、先を考えない、すぐ快楽に走る、面倒なことはしない、の短絡思考3点が挙げられます。

例えば貧困層の無計画な借金なんかこれに当てはまります。仕事はしたくない、しかし欲しい物があると我慢できない、そして後先考えずに借金する。借金地獄になる貧困層は大抵こういう考えをしています。同じことが食べ物でも当てはまります。貧困層は面倒くさがり屋なので何かを工夫しよう努力しようとする意志がなく、他人任せで自己努力をせずにすぐ快楽に走ります。快楽・・・そう食べたいものをすぐ食べるということですね。そのため自分で料理をしなくてすむインスタントやレトルト食品をよく食べます。言わずもがなインスタントやレトルト食品には安い価格にするため、安い材料でも味にコクを出すことができる人工甘味料やハイカロリーのギドギド油などが大量に使われていますので、太ります。しかし先のことを考えないので、その食品を食べてどれだけカロリーを取ってしまうか、どれだけ太ってしまうかを考慮しません。基本的に貧困層の人間は頭がわるいのではありません。頭を使わないのです。これが原因です。

昔はすぐ快楽に走る、食べたいものを食べる、といっても食べることそのものができなかったので肥満になることはありませんでした。肥満になれなかったのです。しかし今ではそれができるようになったため、遮るものがありません。よって自分で栄養管理、体調管理ができないとどんどん太っていってしまうのです。アメリカだけでなく日本も、今では太っている人間を自己管理ができない人間とみなすようになってきています。

肥満の将来の不利益を考えられないから食欲を我慢しない

大阪大学の研究ではこのような研究結果も出ています。「せっかち」 という性格と肥満の関係です。この研究をした池田教授はこう書いています。

「肥満や痩せは、多くの場合、医学の問題として取り上げられるが、実は経済学の問題でもある」人は、どれだけカロリーを取るかを決めるとき、食べることによって得られる利益と不利益を比べる。「美味しい」という喜びが得られる利益と、それによって太ってしまう不利益を、心のなかで天秤にかけるのだ。そこで大阪大学では、この「天秤にかける」という計算がきちんとできるかを性格分析した。目先の喜びを克服し、どれだけ将来の不利益を避けることができるかという分析だ。

ここで重要だったのが、「せっかちさ」という性格だったという。簡単に言えば、こういうこと。

「せっかちな人は、肥満になるという将来の不利益を、きちんとコスト換算できない」

だから、目先の食欲を我慢できないのである。

これは経済学における「時間割引率」の概念にあたる。現在の100円の利益を、将来の何円の利益にまで割り引けるかという問題だ。つまり、将来においてどれだけの利益を受け取れるならば、現在の100円を我慢できるか、という計算である。せっかちな人は、この「時間割引率」が高すぎる。将来にかなり高額の利益が期待されない限り、現在の100円を我慢できない。だから目先の満足感を優先してしまい、将来の不利益を無視してしまう。

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