初心者向け:バランス型投資信託

バランス型投資信託とは

バランス型投資信託とは、文字通りいろんな投資を行い総合的にバランスの取れた運用を行う投資信託です。主に、ハイリスク・ハイリターンの株式とローリスク・ローリターンの債券を組み合わせた投資が一般的です。株式と債券というのは、共に逆相関の関係が強いため、どちらかが上昇すればもう一方が下落し、またその逆もあるので総合的にリスクが少ない運用をすることができます。他にも、好景気の時は不動産に投資し、不景気になったら商品市場へ資金をシフトするなど、その局面にあわせた運用をすることもあります。株式や債券など、ある一点に集中して投資するのではなく、幅広い分野に投資することでリスクを減らす運用をするのが最大の特徴です。

好景気の時は株や不動産に投資不景気になったら債券や商品市場に投資

バランス型投資信託のメリット・デメリット

バランス型投資信託へ投資するメリットは、自分でリスク分散を行わずに済むという点です。リスク分散は株式と債券のように一見簡単に思えるものですが、いざやってみるとなると含み損が出たり、精神的に落ち着かなくなってしまったりしてとても難しいものです。しかしバランス型投資信託は、全てリスク分散をプロのファンドマネージャーがやってくれます。ある程度の知識がある人ならともかく、あまり知識の無い人にとっては自分でバランスを考えてポートフォリオを作るより、プロにまかせたほうがかなり可能性があることは間違いありません。プロの腕が良ければ、うまくリスク分散を行い高いリターンを出してくれるでしょう。

逆にデメリットは、投資信託のリスク分散はすべて向こうの運用会社のプロがやるために、こちらの都合でポートフォリオを組み替えることができません。こちらの融通が聞かず、すべて向こうのプロの言う通りの組み合わせにしか投資できないのです。そのためある程度の知識をもち、自分でリスク分散ができるのなら、融通が利かないバランス型投資信託を選ぶ必要がなくなります。寧ろ、手数料を多く支払うだけになるでしょう。

【メリット】
・ 自分でリスク分析をする必要がない
・ リスク分散を考えずに済む
・ プロにおまかせ

【デメリット】
・ どこに投資するが指定できない
・ 組み合わせを自分で決められない
・ 複数の投資を行うため手数料が高め

【向いている人】
・ 投資がとくわからないけどとりあえず買いたい初心者
・ リスク分散ができない人
・ 知識がなく、これからも覚える気のない人
・ リスク分析をしている暇が無い多忙な人

バランス型投資信託では、
リスク分散をプロがしてくれます
代わりに融通が利きません

株式 : 債券 = 3 : 7 がスタンダート

バランス型投資信託は、主に株式と債券に分散投資するものがほとんどですが、どちらに重点を置くかでバランスが変わってきます。株式と債券のリスク比率を比較すると株式が3割に対して債券が7割という投資が一番スタンダートのようです。これよりもどちらかが偏っているとバランスがどちらかに偏っていることになります。

株式3割、債券7割がバランスの取れた分散

例えば、ちょっと多めに株式に投資していて、株式が5割に対して債券が5割といういわゆる半々の投資は、一見バランスが取れているように見えますが、実際はリスクの大きい株式に偏っているためにリスクが高めになり、株式投資信託に近いものになります。逆に株式が1割に対して債券が9割という投資は、債券がほとんどを占めているためリスクが少なく、債券投資信託と同じようなリスクになります。

半々の投資は一見バランスが取れているようでも、リスクが高い株式に偏っている      債券9割投資はリスクが少ないが、ほとんど債券専用投資信託のようなもの

一口にバランス型投資信託といっても、その投資割合は投資信託ごとに様々であるので、きちんと目論見書を読んでおきましょう。リスク分散のつもりで投資したものが、実はほとんどが株式に投資するハイリスクなものだった!といった後の祭りにならないようにしましょう。

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