海外FX初心者がやっちゃいけないこと
有金全額つぎ込まない!
FXはあなたの大切なお金を利用する投資方法です。もし、失敗したらお金を損することになりますから後で後悔しないように持ち金を全額つぎ込むギャンブルのような方法をやってはいけません。特に海外FXはハイレバレッジです。証拠金めいいっぱいにポジションを取るトレードをする方が多いのでなおさらです。
FXで破産するより、破産するほど金をつぎ込むのがおかしい
たまにFXで全財産を失ったとかいう人がいますが、そもそも有り金を全部つぎこむこと自体がおかしなことです。FXをするのはあくまで余剰資金で、生活費まで削ってFXをやることは愚かなことです。そんなことしたら冷静な判断なんてできずにボロ負けします。生活費を削ってまでFXをした人で、成功した人など聞いたことありません。生活費を削って全財産つぎこんでFXをして、相場動向が気になりすぎてストレスで体ボロボロになり、挙句の果てにリストラされた人がいたという話を聞いたことがあります。その人は損したり失職したのを周りに当り散らしていますが、無論、全財産つぎ込んだ本人の責任です。念のためにいっておきますが、そういった ”バカ” なことは絶対にしてはいけません。
海外FXというのは国内業者よりも高いレバレッジをかけて行う取引ですから、当然リスクは高くなります。確かに全然勉強せずにルールも知らないでやれば、車で事故を起こすように大きな損害がでるでしょう。しかしきちんと勉強をして正しい使い方をすればFXはあなたの最強の味方になってくれるのです。FXは便利な方法ですが、そのFXを使って大儲けできるか大損するかは、あなたがきちんと勉強してルールを守るか否かということなのです。投資元本を割り込むようなこともあるので全額つぎ込むなんてことは絶対やってはいけないことはいうまでもないでしょう。
海外FX会社を全面的に信用しない
ハッキリ言いますが海外FX会社の信頼性・安全性は未知数です。国内FX会社よりも信頼出来ないところもたくさんあります。国内FX会社も度重なる淘汰によってかなりの優良企業だけになり、信託保全などが整備されて安全です。信用できるところにたくさんのお金を預けたいとか安定運用したいという人は海外FX会社をわざわざ使う必要はありません。
一方海外FX会社の安全性はピンきりです。海外FX会社といっても、いろんな各国の監督機関に登録されて、別のライセンスまで保有しているところもあれば、全く登録されておらずライセンスも保有していないところまで存在します。倒産リスクはまだまだ日本よりも高いです。しかも多くの海外FX会社は日本のような信託保全は実施しておりません。分別保管だけです。分別保管でもきちんとしたEU監督機関とかに監視されているところもあれば、全く不透明なところもあります。海外FX会社はある程度業界からも顧客からの信頼されている一部業者を除いて、その安全性を全面的に信頼してはいけません。
余程の自信でもない限り大金はつぎこまない
そもそも海外FX会社を利用する人のほぼすべてのニーズが 「ハイレバレッジ」 のはずです。小額資金をフルに使って大きな資産を作ろうとするチャンスを求めて利用するはずです。それには資金はたくさんいらないはずです。小さな資金を入れて、ワンチャンスに降るレバレッジトレードをするでしょう。なので 「もうここなら確信に近い自信がある」、「もう何度も勝っている経験があるからここは硬い」 などの余程の自信があるなら本人の裁量と責任において大金を入れるのはいいですが、まだ海外FXを始めてわずかな人や自分の勝ちトレードが確立していない人は 「無くなってもいいや」 ぐらいに思えるような資金だけを入れるべきです。決して大きい資金をつぎ込むべきではありません。
借金してやるな!生活費いれるな!
FXをやるには元手、つまり証拠金が必要です。いくら海外FX会社がハイレバレッジで資金が少なくていいといっても、お金が無いからって消費者金融から借金してやるなんてとんでもないことをしようと考えている人はいませんか?FXは証拠金をもとにレバレッジをかけて行う信用取引です。つまり取引自体が借金して取引を行っているものです!借金したお金でFXをやるのは借金に借金を重ねる2重ハイリスクになるのです。サラ金から金を借りてパチンコや競馬をやるようなものです。消費者金融から借金をすると、借金自体の金利負担が増えます。少なくとも金利負担を上回る成果を上げないといけません。確かに借金をして相場で財を成した相場師も実在しますが、これはもうただのギャンブルであって投資ではありません。もちろんそんな ”大馬鹿” なことをする人はいないと思いますが、『ああ、それもアリか!』 なんて考えて借金でFXをしては絶対にいけません。
一時期ニコニコ生放送でFX放送をしている生主の中に、FX資金が足りないからといって消費者金融から100万円を借りて海外FX会社で800倍のレバレッジをかけて取引をしている方がいました。そんな人がまともな精神でトレードをすることなどできません。あっという間に資金を減らして 「この金なくなったらヤバイんだよ!」、「借金してるのになんでだよ!」 と阿鼻叫喚の状況でした。借金でなければあくまで入金した金が無くなるだけなので、踏ん切りもつきます。ですが生活資金や借金をつぎ込むなど大馬鹿のやることです。
ハイレバなのにむやみにトレードしない
初心者は不利なタイミングであってもすぐ取引しようとしてしまいます。これは子供が新しいおもちゃを手に入れて遊ばずにはいられない気持ちにそっくりですね。要は自分の投資レベルがわからないので 『儲けたい』 という欲を抑えきれないのです。負けた損を取り替えそうする初心者に特にありがちなことです。相場というのは 『休むのも相場なり』 という諺(ことわざ)があるように待てばチャンスは後からいくらでもやってきます。自分の予想通りの相場になって ”これは勝てるな” と思えるようなときになって取引をしても全然遅くないのです。
しかし取引を休んでいると休んでいるうちに相場が動いてチャンスを逃してしまうのではないかという気持ちになり、取引したいという気持ちを抑えきれない状態になってしまいます。このように ”取引したい欲を抑えきれない” 状態になってしまうのは麻薬の中毒症状と同じです。中毒症状になってしまったら取引を抑えきれずにやってしまい、大損し、損を取り替えそうとまた取引をして大損するという負のスパイラルに陥ってしまいます。取引というのは常に自分の欲との戦いであるということを忘れないでください!
すぐに入金リトライしないで冷静になれ
海外FXはハイレバレッジのハイリスクハイリターントレードです。資金が増えるときはあっという間ですが、減るときもあっという間です。海外FXには大概の業者では0カット制度が導入されているために、日本みたいに相場の変動で追証が出ることはありません。しかし0カットされて口座残高:0 になると寂しいと同時に悔しいという気持ちがふつふつと湧いてくるでしょう。そしてすぐ近くにはクレジットカード入金のボタンが・・・
ここで悔しいから再入金!なんてしてはいけません。そういった感情的な行動が益をもたらすことはほとんどありません。逆に害をもたらすことが大多数であり、大概はまた大負けするでしょう。これは日本のFX会社でポジションがロスカットされたあとにムキになって再度トレードしだすことと全く同じです。両方共冷静さを失って感情的に行動をしてしまっています。相場とは熱くなったら負けです。むしろどれだけ自分の金を自分の金と思わずに機械的に冷静になれるかが勝つポイントです。0カットの後の再入金など感情的トレードの代表例ですのでやめましょう。「俺は違う!俺は冷静だ!」 そう思ったら負けです。