日本の規制を嫌がって投資家も会社も海外へ

オーストラリアへ進出した日系FX会社

日本のFX会社も後述の国内市場飽和や日本の阿呆な規制が嫌で海外へ進出をしています。金融があまり発達していない韓国や中国は論外ですが、金融立国や金融が発達している香港やシンガポールが第一弾として知られています。GMOクリック証券などはGMOグループとして海外の株式市場に上場したりしています。

インヴァスト証券のオーストラリア進出

シストレ24などで有名になったインヴァスト証券ですが、2013年頭にオーストラリア証券投資委員会(ASIC)のライセンスを所得し、7月にはライセンスを受けた現地法人の営業を開始しています。現地法人を率いるのは同社オーストラリア法人のCEOであるBrendan Gunn氏だ。さらに、COOのAndrew Taylor氏および日本のインヴァスト証券から直接CFOに就任する大村祐一郎氏が加わる。

GMOクリック証券のロンドン進出

GMOクリック証券はロンドンを拠点とするオフィス開設を発表している。

DMM.com証券のオーストラリア進出

海外のビジネス進出としてオーストラリアを選択した日系ブローカーはインヴァスト証券だけではありません。DMM.com証券もオーストラリア証券投資委員会(ASIC)のライセンスを所得し、8月にはライセンスを受けた現地法人が営業を開始しています。狭いスプレッドや高い取引高で知られている日本のリテールブローカーは現在世界全体のリテール取引高の約50%を占めており、世界を見ても日本のFX会社のスペックの高さや日本人投資家の資金力は海外でも有名なのです。

日本のFX会社までが海外へ進出する理由

2013年になって次々と海外進出のニュースこそ多くなりましたが、実は前々から少しずつ海外へ拠点を作っていたり海外市場へ上場していたFX会社はけっこうあります。そしてFX会社に先立って海外へ進出していたのが日本の投資家たちです。日本の投資家は日本のFX会社だけに飽きたらず、海外、香港、キプロス、マルタ、モーリシャス、オーストラリア、BVI、などなどの数々の国のFXブローカーを使用しているのです。

なぜ投資家もFX会社も海外へ進出しているのかの理由は1つには日本国内市場の飽和があります。最初からFXに興味をもっていた人は概ねFXを利用しており、そこからはFXに興味のない人を導かなければならず爆発的な拡大が見込めない状況になっていました。そのためFXに興味がある海外の人を取り込もうと海外進出をするのです。しかしもう1つ困った理由があります。それは日本の規制当局によってレバレッジ最大25倍規制がなされており、レバレッジを上げることができなくなっています。

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