FXのファンダメンタル分析とは経済的要因から分析する方法
FXのファンダメンタル分析とは
FXで勝ち続けるためには勝つための分析というのが絶対に不可欠です。勉強しない奴がFXで勝てるわけがありません。そこで重要なのがFXの分析方法です。FXに限らず株式投資や貴金属投資などには大きくわけて2つの分析方法があります。ファンダメンタル分析とテクニカル分析の2つです。今回はファンダメンタル分析について説明します。
FXのファンダメンタル分析とは主にその国の景気や投資環境、国の財務体質など経済的要因から、その国の将来を予測して相場を分析しようとする方法です。ファンダメンタルとは ”経済の基礎的条件” という意味があるのです。テクニカル分析と違ってほとんどチャートなどは見ずに、経済的要因だけから分析をするのが特徴です。主に注目されるのが、経済状況を表す経済指標です。その経済指標からその国がどんな状況なのか、好景気になるか不景気になるのか、どれくらいの期間成長が続くのかを分析・判断して、通貨が高くなるのか安くなるのかを予測します。経済的要因から相場が動くのは時間がかかるために主に中長期的な分析が多く、半年や1年といった先を見据えた分析をします。
また経済的要因のほかに政治的要因もファンダメンタル分析に入ります。例えばテロや紛争などの有事の事態になるような問題をどれだけかかえているか、それにどう対処していくかなどがあります。アメリカなどのは911テロなどが起こったために、そのテロとの問題によって相場が大きく動いたこともあります。これからテロが起こりそうか、それに対してアメリカはどう対応していくのか、といった分析もファンダメンタル分析となるのです。
経済の知識がないとファンダメンタル分析は難しいのか
ファンダメンタル分析とは経済的要因や政治的な要因によって分析する方法です。しかしこれでは政治・経済に詳しくないと分析は難しいのではないかと感じるでしょう。確かに経済的な要因・政治的な要因を理解するにはある程度の知識が必要であり、経済に詳しくない人には少々敷居が高いかもしれません。ですが、こういった投資のことから政治・経済のことを勉強していくのはとても楽しいものです。何もバリバリの専門書を読む必要などありません。例えば漫画で勉強するとか、ベルサイユのバラやシュバリエなどの歴史的要因が詳しく入り混じっているアニメなんかは楽しく学ぶことができますね。
私事ですが私はバリバリの理系であり、学生のころは政治・経済などに全く興味をもちませんでした。総理大臣すら満足に覚えていないほど無関心だったのです。しかし株やFXをやっていくにあたって、経済的な要因で相場が動くことに何度も遭遇しました。そのたびにニュースで経済的な情報を聞かされて、「なんでこのニュースで動くの?」 といつも疑問を感じて気になり、勉強するようになりました。政治・経済は大嫌いでしたが、お金がかかっていると自然と勉強する気になるんですよね。そのうちに政治・経済の知識が身につくと、経済的な情報がどんどんわかっていって、どんどん投資力も上がっていきました。経済の知識がないのは大変ですが、ないなら今から勉強すればいいのです。お金がかかっていると勉強する気になれますよ!なにせ政治・経済がわかればわかるほどお金儲けができるんですから。ちょっとストレートすぎる動機ともいえますが、お金が関わる勉強というのは非常にやる気になれますよ。
政治的要因はその国の歴史に内在するために一口には説明できないので個々人で世界史などで勉強してください。今回は経済的要因である経済指標について解説していきましょう。