RSI(相対力指数)とは買われすぎ・売られすぎを判別できるテクニカル指標
RSI(相対力指数)とは
FXで勝ち続けるためには勝つための分析というのが絶対に不可欠です。勉強しない奴が勝てるわけがありません。そこで重要なのがテクニカル分析です。今回説明するRSIとは、アルファベットの略称だけでなんだか難しそうなイメージをもたれがちなのですが、ハッキリ言って非常にカンタンな指標です。
RSI(相対力指数)とは一定期間の価格変動を上昇幅と下落幅に分け、全体の値動きの中で上昇幅のウエイトによって 「売られすぎ」 か 「買われすぎ」 を判断する代表的なオシレーター系のテクニカル指標です。J・W・ワイルダーによって考案され、英語名は "Relative-Strength-Index です。主にオシレーター系の指標は、相場が激しく動くときではなく、レンジ相場のような停滞感の強い相場のときに威力を発揮できるといわれています。そのオシレーター系テクニカル指標の代表格がこのRSIなのです。具体的な算出方法は以下のようになりますが、以前の述べたようにご自分でテクニカル指標を作る方やプログラムしなければいけない方でなければ、難しい算出方法など覚える必要はありません。大切なのはシグナルです。
RSI(相対力指数)のシグナルとは
RSI(相対力指数)は相場の過熱感、つまり買われすぎ・売られすぎを示すテクニカル指標です。よってどのようなときに 「買われ過ぎ」 なのか 「売られ過ぎ」 なのかを判別するのがシグナルの見分け方になります。RSI(相対力指数)は0~100%のグラフに上下に動く線が描かれ、その線が100%に近いほど買われすぎを示し、0%に近いほど売られすぎを示します。ただし、ほとんど100%や0%のような極端な数値になることはないので、一般的には70%以上で買われすぎ・30%以下で売られすぎと判断することが多いとされています。設定する日数は、これも個人によって様々ですが、一般的に9日・14日が多いとされています。
70%以上で買われすぎ(売りシグナル)
30%以下で売られすぎ(買いシグナル)