金融庁によって日本FX業者はレバレッジ規制

金融庁によって日本FX業者はレバレッジ規制



いまや、個人投資家のNo.1の投資方法として確立したFX(外国為替証拠金取引)ですが、相次ぐ悪質FX業者の犯罪や、行き過ぎたハイレバレッジ競争の過熱感によってFXを管轄する金融庁が、なんとレバレッジを25倍までに規制することを発表しました。金融庁は、2010年まで猶予期間をおいてから、まず50倍までに、そして2011年には全てのFX業者のレバレッジを25倍までに引き下げることが決定しました。個人投資家保護のためとか言っていますが、この規制によってFX業者の倒産や撤退が相次いでしまい、結局投資家を困らせることになってしまっています。しかし金融庁は知らん顔であり、保護する気なんて本当にあるのかどうか疑ってしまいます。

海外FX業者はすさまじいハイレバレッジ利用できる

しかしレバレッジ規制というのは日本国内に限っただけの話です。海外業者にこれは当てはまりません。よって規制を受けない海外業者を利用すればまだまだハイレバレッジを利用することができるのです。しかも海外業者はレバレッジがすさまじく、日本業者の最高レベルであった400倍がもうスタンダードレベルになっています。高いところではなんと、レバレッジ1,000倍まで掛けることが出来る業者がいるなど、そのレバレッジはすさまじいの一言につきます。なにせレバレッジ1,000倍なら、ドル円80円の1万通貨を日本円で800円たらずで取引することができるのです。そのため1万円あれば、なんとドル円が12万通貨取引することができます。もちろん取引量を増やせばリスクも高くなりますが、ハイレバレッジがハイリスクハイリターンであることは今更言うことではありません。

各海外FX会社の手数料やレバレッジ
FX業者名称口座維持手数料最低単位通貨ペアレバレッジデモモバイル
FXDD無料無料1,00023400
IFCMarket無料無料10030400
InstaForex無料無料1,0001071,000
XM無料無料1072888
LANDFX無料無料1,00056400
Axiory無料無料1,00078500
Tradeview無料無料1,00067500


基本的にどの業者も口座維持や取引に手数料はかかりません。レバレッジは低いところでも100倍、200倍と十分高いものになっています。海外業者を使う最大の理由はハイレバレッジが利用できるところですから望むところですね。1000倍のInstaForexは日本語サポートがないため英語力がないと辛いです。日本語サポートが充実してるところでハイレバなところは500倍で利用できるXMがいいでしょう

基本的にハイレバレッジはハイリスクですがハイリターンです。よくレバレッジは高くていいことはない。破産するだけだ!とか言う人もいますが、ロスカットシステムがある以上、投下資金以上の損はありませんし、ハイリターンのところが抜けています。そもそもハイレバレッジだろうと、ローレバレッジだろうと、使い方を間違えた人はどっちにしても損しますし、勝てる人はどっちでも勝てます。そしてハイレバレッジ取引全てがハイリスクであるわけではないのです。ハイレバレッジは使い方とタイミングを選べば、ミドルリスクでハイリターンを得られる取引をすることができるのです。

ハイレバレッジを利用したハイリターン取引の例1

ドル円レンジ相場をハイレバレッジ

ハイレバレッジを利用した、ミドルリスクハイリターン取引例その1


上図は2011年中旬のドル円相場のチャートです。ご覧のとおり、76前半から77円ぐらいの完全なレンジ相場になっています。この時の御ドル円相場は、日々続くドル安圧力と、介入警戒感、そしてリスク回避のドル高圧力などなどの条件によって円とドルの力が拮抗して完全なレンジ相場かつ膠着相場になっています。つまりほとんどレンジ外に抜けそうにない、かなり強いレンジ相場なのです。一目でわかるようにこの相場では76前半で買い、76後半で売りの売買をすれば、かなりの確率で勝つことができるとてもおいしい相場になっています。しかしボラティリティは低く、上下あわせても50pipsほどのレンジでしかありません。仮に1万通貨で取引しても、50pipsで5,000円の利益でしかありません。いくら勝率が高くても利益が少なくては妙味がありません。

そこで利用すべきなのがハイレバレッジです。レンジ外に出ることは重要指標や突発的事件でもなければほぼ無い状況においては、とことんハイレバレッジをかけて取引すべきチャンスなのです。例えば日本業者はレバレッジ規制のために25倍に制限されているため、ドル円1万通貨に4万円ほど必要です。これに対してレバレッジ1,000倍の海外業者を使えば、4万円で48万通貨を取引することができます。同じ50pips取ったとき、日本業者ではたった5,000円に対して、海外業者では48倍の240,000円です。もちろん取引量が多いために相場がレンジ外に出たときの損失も大きくなりますが、そのレンジ外の確率が低いこの相場だからこそ仕掛けるチャンスなのです。もちろん利用するなら、とことんハイレバレッジのInstaForexか日本語サポートが充実でハイレバXMがいいでしょう。

ハイレバレッジを利用したハイリターン取引の例2

ハイレバレッジと0カットをダブル口座で

ハイレバレッジを利用した、ミドルリスクハイリターン取引例その2


海外業者はハイレバレッジがかけられるだけでなく、もう1つ日本業者とは違う特徴をもっています。それが0カットシステムです。これは要するにロスカットされるときに口座残高が0に調整されるロスカット制度です。日本の業者ではロスカット基準に達したときに、その口座でポジションとは逆の取引を成り行きで行います。しかし成り行きのために相場が荒れていたり、窓開けしていたときなどはロスカットされません。そのため追証リスクが伴います。しかし海外業者ではハイレバレッジで証拠金残高がいつもぎりぎりのため、ロスカットされるときは口座残高がマイナスにならないように業者側が調整してくれます。このためいくら証拠金ぎりぎりのハイレバレッジ取引をしていても逆指値や成行注文がすべって口座残高がマイナスになることがありえないのです。

この仕組を利用したのが重要指標に対するダブル口座取引です。まずハイレバレッジ&0カットのある海外業者を2つ作ります。そして雇用統計のような相場が確実に荒れるようなときに2つの口座で両建をするのです。1つ目の口座では全力で買いポジションを、2つ目の口座では全力で売りポジションを作るのです。このあと上図のように相場が大きく上昇すれば、1つ目の口座は大儲けできます。逆に2つ目の口座では損失になりますが、全力でポジションを作っていたために損失最小限のまま0カットされるというわけです。雇用統計での逆張り手法をやったことがある方もいるでしょうが、日本業者では逆指値がすべってどうにもならなかったでしょう。そのすべりを解決してくれるのが0カットシステムなのです。また、日本業者でもギャランティーストップ注文を使えれば同様のことができたのですが、ギャランティーストップが消滅した今では日本業者では使えなくなっている手法です。

この手法ではポジションを取る枚数と0カットされるpipsの調整がやや難しいです。あまりに全力でポジションを取ってしまうと、指標前に0カットされる本末転倒になりかねません。いくら入金して何枚ポジションを取るのかの加減が難しいのですが、上図のように雇用統計やFOMCなどの各国中銀の声明発表イベントでは50pipsどころか100pips普通に動くため非常に稼ぎやすい手法なのです。無論、利益が出ている方の口座ではさっさと利益確定すべきなのは言うまでもありません。雇用統計は大きく動きますが、その後に全戻しする可能性も高いため、さっさと利益確定しないと相場が戻ってきて利益がなくなってしまうことにもなりかねません。稼ぎやすいですが、神経を張り詰める必要があります。利用するなら、ちゃんと0カットで複数口座ができて日本語サポートが充実のXMがいいでしょう。

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