セゾン投信様との対談取材その1:セゾン投信さまの将来展望
対談 : セゾン投信という企業について
<サイト管理人>本日は、低コストインデックスファンとの先駆けである
セゾン投信様と対談取材をさせて頂きました。
<サイト管理人>本日はよろしくお願いします
<セゾン投信様>こちらこそよろしくお願い致します
<サイト管理人>
では。まず初めにセゾン投信さまとはどのような企業なのか教えて下さい。
<セゾン投信様>
国際分散投資を行う投資信託をローコストで提供し、主に積立で販売することで、主に現役世代の方の将来に向けた資産形成をお手伝いすることを目的として、設立された会社です。
セゾン投信が考える日本の将来への展望
<サイト管理人>
”将来に向けた資産形成” ということですが、確かに今の日本では将来への不安が非常に暗いものになっています。根拠なき不安とも言われていますね。つきましてはセゾン投信さまはこれからの日本がどうなると考えていますか?
<セゾン投信様>
人口が減少し(下図)、高齢化が進行する見込であることから、国全体で成長を続けるのは難しいのではないかと考えています。これからのことを予想するのは非常に難しいですが、少なくとも1970年代のような状態に戻ることは無く、悪い方のシナリオでは、生産年齢人口の減少に伴って経済力が徐々に衰退していくと考えられますし、良い方のシナリオとしてはこれまでの知識の蓄積や金融資産の蓄積を生かして、人口は徐々に減るけれども経済力はある程度維持できると考えています。ただし、良い方のシナリオを実現するためには、考え方の抜本的な転換が必要だと思います。
<サイト管理人>
日本の将来が悲観的な今、なぜ投資が必要なのか教えて下さい
<セゾン投信様>
高度経済成長期のような発展が望めない以上、今後もある程度の生活水準を維持するためには、高度経済成長を通じて得た金融資産の蓄積を利用して投資を行うことで、長期的に世界中のさまざま投資機会を利用して収益を獲得していくことが重要だと思います。