ひふみ投信の投資信託の評判や人気などを総合評価
ひふみ投信はどんな業者か?
運営は外為オンラインなどと同じISホールディングス
今、運用成績が好調なひふみ投信ですが、それを取り扱っているのはレオス・キャピタルワークスという会社です。このレオス・キャピタルワークスは外為オンラインやライブスター証券、アイネット証券などの数々のFX会社を運営しているFX業界の一グループであるISホールディングスです。ISホールディングスはITと金融を合わせた21世紀の新しい金融商品を提供しており、グループ内にシステム開発を担当するI&AS社などもあります。カーシェアリングや不動産事業などさらに新しい事業にも進出し、拡大している注目のグループの一員です。
扱っている数はたった1つ
ひふみ投信とはセゾン投信と同じような投資信託直販会社です。そのためひふみ投信の投資信託はたった1つしかありません。厳密にいえばひふみプラスやひふみ年金などはありますが、大本は1つです。数にいたってはゆうちょ銀行や信用金庫よりも劣ってしまいます。しかし一点集中という優秀な投資信託なのです。他のオンライン証券は、とにかくいろんな運用会社をまわって、いろんな投資信託を取り扱っています。そう、いくつも集めて売り出し、数打ちゃあたるの経営をやっているのですが、ここだけはそれとは全く逆の発想でやっています。少数精鋭、というより精鋭1つのみ、それがレオス・キャピタルワークスの方針です。
最優秀ファンド賞を受賞するファンド:ひふみ投信
レオス・キャピタルワークスが取り扱っている唯一の投資信託が 「ひふみ投信」 です。このひふみ投信は非常に優秀なファンドになっており、2008年、2009年、2010年、2011年、そして2012年と毎年JPモルガン・アセット・マネジメントの最優秀ファンド賞を受賞しているほどの際立った優秀さなのです。それもそのはず、リーマンショックやギリシャ・ショックなどの相場激変の年度を通しても設定来を30%以上プラスに保っている優秀な運用、そして手数料無料と文句なしの成績と環境です。2015年においてもその評価は変わらず、投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2015 にて1位を受賞、R&Iファンド大賞2015においても投資信託/国内株式部門で優秀ファンド賞、NISA/国内株式部門で最優秀ファンド賞を受賞しています。2016年にはリッパー・ファンド・アワード・ジャパン2016 株式型 グローバル分類(評価期間5年)において最優秀ファンド賞を受賞しています。これは評価期間が5年と長く設定されており、まさしく長期において継続して実績を上げているファンドとして評価されているのです。
基準価格は右肩上がりがずっと続いている!
ひふみ投信の実績とは言葉で表すよりもチャートで見せたほうがすぐにわかります。下記はレオス・キャピタルワークスの公式ホームページにある 「ひふみ投信の基準価格、純資産総額チャート」 です。基準価格、純資産総額が右肩上がりで推移しています。しかも安定して続いているのが特徴です。この期間日本株やアベノミクスで上昇トレンドではありましたが、ギリシャショック、誤発注ショック、イタリアショック、欧州ソブリンリスク、中国景気後退、Brexit、トランプショックなど怒涛の相場が続いています。しかしそういったショックや暴落などを乗り越えてもしっかりと実績を上げ続けていることが下記のチャートでわかります。こういった実績があるファンドは強いです。実績が投資を呼び込み、純資産総額が増えて、さらに投資機会も増える。ファンドマネージャーの腕の見せどころです。
日本株の平均よりも圧倒的なパフォーマンス
2012年後半あたりから確かにアベノミクスで日本株は上昇しました。だから日本株に投資するひふみ投信の成績が上がるのも当然じゃないか?と考える人もいます。ひふみ投信は毎月運用報告書を公開していますが、そこではベンチマークとして日本株のTOPIXとの比較をチャート表示しています。これを見れば一目瞭然ですが、ひふみ投信は日本株の平均であるTOPIXよりも圧倒的な好成績を出しているのです。これはひふみ投信の投資対象株の成績が日本株の平均よりも良い成績を出していることがあります。基本的にアクティブファンドがベンチマークに勝てるのは3割程度と言われていますので、平均に勝つことは非常に難しいのですが、ひふみ投信はこれまでにしっかりと結果を出してきているのです。
テレビ東京のカンブリア宮殿に社長が特集される
2017年2月16日(木)夜10時放送のテレビ東京:カンブリア宮殿において、【脅威の運用成績を上げる伝説のファンドマネージャーに密着!▽日本復活の鍵は田舎会社にあり!?▽「投資より貯金」日本人の清貧の思想が国を滅ぼす!?】 という刺激的なタイトルで、ひふみ投信のレオス・キャピタルワークス社長兼CIO・藤野英人氏がインタビューを受けています。このようなことは実績が認められていないことには特集が組まれることはありません。
販売と運用が同じ会社
ひふみ投信を取り扱っているレオス・キャピタルワークスですが、実は投資信託の販売と運用を自社一括で行っているのです。そう、販売会社であって運用会社でもあるのです。普通の投資信託は 「販売会社 ⇔ 運用会社 ⇔ 信託銀行 → 市場」 と3つの機関が関わるカタチをとっています。しかしここでは販売会社に投資信託を卸さず運用会社が直接販売をしているのです。カリスマ農家が卸売市場を通さずに、直接消費者にネット販売するカタチと似ていますね。そのため販売会社へのコスト負担が全くありません。だから投資信託のコストを非常に安くできるので、手数料無料、信託報酬も1.03%という低額になっているのです。
銀行口座から積立しながらの長期運用に長けている
ひふみ投信は銀行口座から直接引き落としで投資できる上に、投資金額は10,000円から積立が可能になっています。JPモルガンで2000億円を運用していたり、年金基金を運用していた優秀なファンドマネージャーがしっかりと運用してくれています。設定来プラスをずっと維持しており、長期的積立投資に向いています。
10代の方に朗報!未成年でもOKだよ
ひふみ投信の投資信託は非常に優秀なファンドになっています。じっくりと何年も何十年もかけて育て上げていく植物のようなものなのです。それには投資期間が長い人、若い人のほうが有利ですね。そのためひふみ投信は、時間がたくさんある未成年の方でも口座を開設・取引ができるようにしてくれています。この未成年者の口座は 「くるみ口座」 と命名されました。もちろん親権者の許可が必要ですが、未成年に許された数少ない投資ができる会社なのです。将来お金に困らないように子供にも投資をさせてあげることができる理解のある会社です。
子供1人あたりの教育費用は4000万円以上も
現在、日本の教育は先進国の中でも公的投資が最低の水準になっており、教育にかかる資金はほとんどが親の負担になっています。幼稚園~大学まで 教育にかかる費用は約780万円~4,020万円(ひふみHPより引用)と言われており、結婚にかかる費用は平均約460万円(ひふみHPより引用)と高額で、ハッキリいいますがお金がないと子供を満足に育てることはできません。そのためくるみ口座では、将来のお子様の将来のためにお金を貯めるのに必要なことは時間を味方につけ、積立でコツコツと運用し、子供がおとなになる頃にはまとまった資産になるような投資ができるようになっています。未来のことは誰にも分かりませんが、安定した成績を続けているひふみ投信を使った将来資産の形成を行っている若い世代はどんどん増えています。ちなみに生まれてすぐに口座開設、投資ができるようになっています。親の同意があれば祖父母世代が孫の口座を開設することもできます。
ひふみ投信の投資信託の説明
購入手数料:なし
信託報酬1.0584% : 還元制度あり
信託財産留保額:なし
日本株の優良銘柄に投資する方針
ひふみ投信の投資対象は基本的に日本株のみになっています。毎年11月頃に公開される運用報告書の中身を見てみますと、組入銘柄は有名大企業であるソニーや小松、三菱商事、などもありますし、小型株としてあるバックやジェイコムなどが入っています。銘柄も多くのものに分散されており、将来的に有望な銘柄に多く投資する日本株アクティブファンドになっています。ファンドマネージャーの腕によって成績が決まるアクティブファンドですので、銘柄の選択にすべてがかかっています。
非常に優秀な運用メンバー
現在、ひふみ投信の運用はファンドマネジャー、アナリスト数名で行われています。その運用者は年金の運用(約300億円)もしていますし、JPモルガン時代に2000億円規模の運用をしていた実績のある優秀なファンドマネージャー達です。普通の運用は1人か2人でやるものなので数人規模のファンドは非常に珍しいものです。さらに運用者はキャリア20年以上の実績あるベテラン揃いです。会社自体は新しいものの、そこで活躍している方は非常にベテラン揃いです。そう、ひふみ投信の運用実績がそれを証明しています。ギリシャ・ショックや東日本大震災ショックを経て日経が暴落する中も、ひふみ投信は右肩上がりの運用を遂げているのです。
綺麗な右肩上がりと身軽な運用
ひふみ投信の運用で気をつけていることは運用成績がゆっくりとした右肩上がりになることです。なぜ右肩上がりを大事にしているかと言いますと、投資家の方がどこで買って、どこで解約しても、損をせずに済むという理由です。事実ひふみ投信はリーマンショックやギリシャショックといったあの相場環境でも右肩上がりの運用を遂げています。さらに小規模なファンドなので、株の売り買いが手軽にできるため株式の保有比率を50%にまで引き下げることができます。リーマンショックやギリシャショックといった変動が激しい相場にはすぐに現金化して逃げることができるのです。大規模なファンドになると自らの売りで株価を暴落させてしまうのでこのようなことはできません。
信託報酬が安くなる資産形成応援団
ひふみ投信には長期的な投資をしてくれる顧客優遇制度:資産形成応援団(信託報酬一部還元方式)というものがあります。これは投資信託を5年以上保有している人に対して信託報酬の一部を当社が還元することにより、信託報酬を実質的に割り引くというものです。「ひふみ投信」の信託財産からは、所定の信託報酬をいったん取られますが、5年以上保有している人にはその口座に信託報酬の割引額を入金して追加購入に当てることができます。ただし現金を受け取る事は出来ません。追加購入しかできません。
未成年でも運用できる:くるみ口座
ひふみ投信は未成年でも買える数少ない投資信託です。今の時代、国は教育を放棄して教育崩壊が始まっています。そのため教育にかかる資金はほとんどが親の負担になっています。幼稚園~大学まで 教育にかかる費用は約780万円~4,020万円(ひふみHPより引用)と言われており、結婚にかかる費用は平均約460万円(ひふみHPより引用)と高額で、子供を育てるお金はどうにかして親が工面していかないといけません。だからこそ子供の将来のためにも運用をしていかなければならないのです。自分のためだけでなく子供の未来のためにも。現在の日本は少子化ではありますが、その少子化の影響で一部有名私立や塾費用などの競争が激しくなっているのでどんどん教育資金は高くなっていきます。子供1人が一人前に自立できるまで数千万円のお金がかかってくる時代ですから、時間を身につけられる早いうちからの積立投資が非常に有利です。
教育資金 | 公立 | 私立 | ||||
毎年費用 | 年数 | 合計 | 毎年費用 | 年数 | 合計 | |
幼稚園 | 23万円 | 3年 | 69万円 | 54万円 | 3年 | 162万円 |
小学校 | 30万円 | 6年 | 180万円 | 140万円 | 6年 | 840万円 |
中学 | 48万円 | 3年 | 144万円 | 123万円 | 3年 | 369万円 |
高校 | 51万円 | 3年 | 153万円 | 98万円 | 3年 | 294万円 |
合計 | – | 15年 | 546万円 | – | 15年 | 1,665万円 |
文部科学省平成20年度「子どもの学習費調査」より | ||||||
大学費用 | 入学金 | 授業料 | 施設設備費 | 4年間合計(医歯系6年) | ||
国立大学 | 28万円 | 54万円 | – | 244万円 | ||
公立大学 | 40万円 | 54万円 | – | 256万円 | ||
私立大学文系 | 26万円 | 74万円 | 16万円 | 386万円 | ||
私立大学理系 | 27万円 | 104万円 | 19万円 | 519万円 | ||
医歯系 | 100万円 | 300万円 | 100万円 | 2,500万円 |
ひふみ投信の欠点
分配金は出ないよ
ひふみ投信の投資信託は、長期運用を前提とした作りになっています。じっくりと何年も何十年もかけて育て上げていく植物のようなものなのです。そのため分配金は全て自動的に再投資する形になっています。長期投資をする人のためだけの作りになっているのです。そのため、毎月分配金を年金のようにもらいたい高齢者の方やミドル世代の方にはあまり向いていません。
くるみ口座には親権者の同意必須
未成年でも投資信託が購入できる 「くるみ口座」 ですが、当然お金を扱い、リスクが有る投資をするわけですから、未成年者本人だけで口座開設をすることはできません。必ず親権者の同意が必要です。
日本投資100%、日本円100%、日本リスク高め
ひふみ投信の投資対象は日本株のみになっている日本株アクティブファンドです。そのため組み入れ銘柄は日本株のみであり、当然運用通貨も日本円のみになっています。投資対象は100%が日本オンリー、通貨別にみても日本円100%です。そのため為替リスクがないのですが、逆に円安メリットや海外への投資リターンなどはありません。全体的に日本リスクが高くなっていますので、世界を対象にグローバルにリスクを分散させて投資するという方針には合致しません。あくまで日本株に投資するファンドであり、海外への投資やリスク分散をするのであれば、自分で調整する必要があります。
他の取扱は無し
ひふみ投信を取り扱っているレオス・キャピタルワークスは、本来証券会社や銀行がやってくれる販売を自社で行っています。販売・運用を一緒に行うという仕組みになっているのです。これによって大幅なコスト削減やしくみの簡潔化に成功し、低コストの優秀なファンを作ることができました。しかし、自社で販売と運用をやっている代わりに、手間がかかるために扱える投資信託が少なくなってしまうのです。よってひふみ投信の投資信託数はこれからも増えることはあまり無いでしょう。
ひふみ投信はどんな人に向いているか?
・ 給料が振り込まれる銀行口座から積立をしたい人
ひふみ投信の最大の魅力でもある積立制度は、3大メガバンクや郵貯銀行などの銀行口座に対応しています。ですから給料が振り込まれるそれらの銀行口座から、直接ひふみ投信へ投資信託の積立を自動ですることができます。積立額は10,000円からとセゾン投信よりは高いですが、十分敷居は低くなっています。
・ ややリスクをとってリターンを狙いたい人
ひふみ投信は、投資銘柄がほぼすべて日本株であることが同じ日本株重点投資であるコモンズ投信と似ていますが、コモンズ投信が大企業中心の30銘柄だけに対して、ひふみ投信は新興市場の銘柄にも投資をしています。新興市場はリスクが高いもののリターンも高い市場であり、うまく運用すれば大きな利益が出せるところです。長期運用ではリスクを少なくするために避けるところが多いですが、ひふみ投信は積極的に新興市場にも手を出し、機会があれば海外投資もするという方針のため、同じ日本株投資型のコモンズ投信よりややリスクリターンが高いものになっています。リスクを少なく長期狙いならコモンズ、多少リスクをとっていいならひふみ投信と選び分けるといいでしょう。
・ インデックス投信に投資したい人
レオス・キャピタルワークスが運用している 「ひふみ投信」 は優秀なファンドマネージャーによって実績を上げている日本株アクティブファンドです。しかしアクティブでありながらインデックスファンド並にコストが安く、さらに成績も安定して日経指数を上回っている優秀なファンドです。その信託報酬も資産形成応援団という信託報酬一部還元制度があるため、長期保有をすればするほどコストが低くなるメリットがあります。下手な日経のインデックスファンドよりも、こちらのひふみ投信のほうが長期投資をすればするほどコストも安くなり、かつ高いリターンの期待が見込めます。
・ 未成年の方、くるみ口座がありますよ!
ひふみ投信は未成年でも投資ができる数少ない業者です。なんと0歳からできます!投資信託を買って資産形成をしたい未成年のかたには数くない選択肢の1つであり、実際利用している方は多いです。投資をしている方の半数以下が30代以下の若い世代であり、未成年も数は少ないですがしっかりと運用をしている方がいます。もちろん未成年本人ではなく、その親が運用させているケースが大半でしょうが、こういった若い世代の資産運用に理解のある会社というのは非常に将来性があります。
ひふみ投信の口座開設
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※ 口座開設はもちろん無料で1円もかかりません
ひふみ投信の投資信託は、優秀なファンドマネージャーによる運用!
ギリシャ・ショックや東日本大震災でもプラス成績を維持する優秀ファンド
ひふみ投信のURL :http://123.rheos.jp/
ひふみ投信の詳細データ | |
会社名 | レオス・キャピタルワークス株式会社 |
URL | http://123.rheos.jp/ |
設立 | 2003年4月16日 |
資本金 | 1億円 |
投資信託の取扱数 | ひふみ投信 +ひふみプラス |
ノーロードの取扱数 | 1 |
積立制度 | ○ |
積立できる投資信託 | 1 |
積立の引き落とし日 | 毎月5日(買い付けは19日) |
銀行口座からの積立 | ○ |
積立の形式 | 再投資のみ |
独自ファンド | ファンド自体が独自的で特殊なもの |
特殊ファンド | ファンド自体が独自的で特殊なもの |
外貨MMF | × |
海外ETF | × |
ボーナス制度 | 特になし |
セミナー | 定期的セミナー、オンラインセミナーなど充実している |
キャンペーン | 特になし |