海外FX業者の利点・メリットはハイレバレッジとボーナスサービス
日本のFX会社では考えられないようなサービスがある
FX会社が日本で営業をするには金融庁に登録することが必要になっていますが、多くの海外FX会社は日本ではライセンスを取得していないところがほとんどです。そのため金融庁の警告を受けている業者がほとんどです。といってもこれは日本のみのことであり、本国ではしっかりとライセンスを複数の国で取得している業者もあるため、安全性の高い業者にも警告がいっているケースもあります。ただそういった面もあるため、リスクはあるものの海外FXのハイレバレッジや0カットを使って大きな利益を得ている人もおり、海外FXの利用については自己責任になっています。
そのリスクを考えても海外のFX会社には日本のFX会社にはないメリットがあります。それはそうですよね。メリットがなければわざわざ他の国のFX会社を使う理由はありませんから。そのメリットですが、大きなものが3つあります。1つはFX投資家なら誰もが不自由しているレバレッジ規制がないためにハイレバレッジを使える点、次に追証がなく口座残高がマイナスになっても0に調整してくれる0カットシステム、そしてボーナスサービスが良質である点です。
大きな点は上記のものですが、他にもスプレッド0.1pips固定制度、証拠金に金利ボーナスがつく、ランキング100位までボーナス支給などいろいろなものがあります。海外FX会社もただFXができるってだけを宣伝していても顧客はつかめませんので、ありとあらゆる試行錯誤をしてサービスを展開しています。ハイレバレッジ、ボーナス、0カット以外にも会社によって、日本のFX会社では考えられないようなサービスがあるのも海外FX会社の魅力です。レバレッジ規制に慣れてしまった投資家にレバレッジ1,000倍など思いもつきませんし、追証は払わなければいけないものと考えている人に0カットの追証なしなんて考えもできません。
海外FX会社のメリット:ハイレバレッジ
現在日本のFX会社にはレバレッジ規制が入るために最大のレバレッジが25倍に制限されてしまっています。これは日本のFX会社だけでなく、海外FX会社の日本法人にも適用されています。そのためグループの大きい海外FX会社の中には本国のFX口座と日本法人のFX口座でレバレッジが違うところもあります。
一方海外ではレバレッジ規制がないために一時期日本でも利用できたレバレッジ400倍とか500倍のハイレバレッジを利用することができます。厳密に言えばアメリカや一部ヨーロッパにもレバレッジ規制はあるのですが、アメリカの例でも最大100倍制限といったところで日本のような25倍のようなところはほぼありません。そのレバレッジですが海外FX会社でもピンからキリまであります。低いところであれば100倍とかで制限されてしまっているところもあれば、高いところでは500倍ではすまずになんと1,000倍という超ハイレバレッジを適用しているところもあるのです。もちろんハイレバレッジはハイリスクハイリターンですが、介入相場などのチャンスを見極めて使えば大きな武器になりえます。
海外FX会社のメリット:ボーナスシステム
海外FX会社の大きな特徴として ”ボーナス” が挙げられます。これは会社によってサービスはまちまちですが、初回入金額の10~30%をボーナスとして入金してくれる制度が多いです。これは非常に太っ腹なことであり、入金するだけで口座残高を1.1~1.3倍にしてくれるのです。例えば1000ドル入金したとすると、ボーナス適用で口座残高が1300ドルになるってことです。奮発している会社であればボーナスのパーセンテージが100%というところもありました。非常に豪華です。また業者によっては初回入金だけでなく、毎回の入金にもボーナスが適用されるところもあります。
え?じゃあ入金した後にボーナスもらってすぐ出金すれば簡単にお金増やせるじゃん!と思ってしまいがちですが、さすがに持ち逃げはFX会社も認めることはできません。各社によって条件は違いますが、一定の条件制約がかせられています。例えばボーナスはある程度取引をしてからでないと出金できない場合や、取引条件はないが出金するとボーナスが取り消しになってしまったりします。前述のXMは後者にあたり、取引条件はない代わり一度出金すればボーナスは消えてしまいます。まぁ海外FX会社はハイレバレッジを利用するのが目的のデイトレ・スキャルトレーダーが多いですから、ボーナスで口座残高が10~30%増しになればポジションの量も増えますので、なくなるか増えるかはあっという間にハッキリします。
海外FX会社のメリット:0カットシステム
日本のFX会社にも証拠金以上の損失を出さないために自動ロスカット制度というものがあります。しかし海外FX会社ではハイレバレッジで証拠金の限界までトレードをすることが多いため、残高がマイナスにならないように0カットシステムというものがあります。これは相場がどんなに急激に変動したとしても確実に決済処理が行われて、証拠金残高がマイナスにならないというものです。それなら日本の業者でも同じだ・・・と思うかもしれませんが、この0カットシステムは0で処理されるというところです。大きな変動が起きてレートが飛んだとしても、マイナス残高にはなりません。これに対して日本の業者ではロスカットの逆指値がうまく作動しないと証拠金を割り込んでしまうこともあり、実際に日本業者は今でもロスカットが作動せずに顧客に追証を出している業者がまだまだ存在しています。2015年のスイスフランショックでは0カットのあるなしが天国と地獄の分かれ道になってしまいました。
この追証0の0カットシステムは、2015年のスイスフランショックのときのはその差が如実に出ました。スイスフランショックでは、あまりにCHF買いが殺到したために決済注文のCHF売りが調達しきれずにレートが消えてしまう事態が起きてしまったのです。それは注文が成立しない、つまりロスカットも成立しないという現象を引き起こしました。これにより安心しきってストップも入れずにCHF売りをしていた人は損失がみるみる増えていくのにロスカットもできず、場合によっては証拠金以上の損を出して口座資産がマイナスとなり追証になってしまったのです。特に日本の業者では0カット制度などありませんから、日本の業者を使って証拠金以上の損を出した人はのきなみ口座資産マイナスの追証をくらうこととなったのです。逆に海外の0カットがあるFX業者で取引していた人は、最大でも証拠金が全部ふっとんだ損失だけに抑えられて追証を払うことはありませんでした。立ち直れないほどのマイナスをくらってしまった日本FX業者利用者と、0からまた再出発できる海外FX業者で完全に明暗が別れてしまったのです。