ブレイクしたサポートラインは逆のレジスタンスの役割を持つ

トレンドラインを参考にした基本戦略

FXで勝つための最も基本的はトレンドラインです。相場はトレンドライン上くるとトレンドラインにはねかえされたように動きます。だから相場がトレンドラインの近くまで来た時にラインで反発されると予想してポジションを取る戦法が最も効果的です。そしてトレンドラインが抜ける・ブレイクされたときは相場が大きく逆のほうへ動くので、トレンドラインを抜けた方向へポジションを取ります。上げ基調だったら売り、下げ基調だったら買いです。トレンドラインがブレイクされたところに逆指値注文などを置いておけば、ラインを抜けたときに出遅れることなくポジションをもつことができます。トレンドラインでの反発を狙った取引と、トレンドラインを抜けた時を狙った取引は基本です。

トレンドラインの抜けたところに逆指値を置いておく

ブレイクしたラインは逆の役割を持つ

上記のようにトレンドラインには、ライン上で反発するのを狙った取引やブレイクした後の大きな動きをとる戦法がありました。しかし、ちょっとした注意があります。ブレイクされたトレンドラインをあなたはどうしていますか?ブレイクされたラインはもう機能しないから消してしまってはいませんか?それはちょっと勿体ない行為です。ちょっと以前消してしまったトレンドラインを復元してみましょう。するとあることに気づけるはずです。下図を見てください。

サポートラインが一転、レジスタンスラインになった

上の図では最初、赤いサポートラインが2回ほど下値を支持しているサポートラインになっていました。しかし図の中心ぐらいにくると、ラインを割って大きく下げてしまいました。その後相場が上昇しようとしていますが、さっき引いたサポートラインに上値を阻まれています。このように以前サポート(レジスタンス)として機能していたラインが、ブレイクされた後は逆のレジスタンス(サポート)として機能していることが結構あるのです。特に日足レベルで引けたトレンドラインというのは、ブレイクされた後も逆の機能をするラインとして重要視されます。1分足や5分足で引いたラインならともかく、日足レベルで引いたトレンドラインはブレイクした後もしっかり機能します。下図のような変則的なラインですら参考になるのですから、ラインはなるべく消さないほうがいいのです。

せっかく引いたトレンドラインは消さないほうがいい

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