ジョージ・ソロス曰く 「良い投資とは退屈なもの」

ジョージ・ソロス「良い投資とは退屈なものである」

私の投資方針はできるだけ時間と手間がかからない ”ほったらかし投資” が基本です。日中仕事に移動に人間関係などいろいろと忙しくて疲れて時間もない中、さらに時間をかけて投資をやるというのは非常に疲れます。数ヶ月くらいならモチベーションも続きますが、1~2年以上になるとどうしたってモチベーションが続きません。ほったらかしで続くものでないと、長期的に継続するのは難しいです。

そしてもう1つ重要なポイントがあります。投資というのはできるだけつまらなく、退屈なほうがいいのです。投資というと世界情勢や経済の影響で価格がバーンと上がったり、ガクンと下がったりして一喜一憂することが多くアドレナリンが出まくりのイメージが強いです。しかし真の投資というのはできるだけアップダウンがなく、静かになにも影響がないまま続くほうがよいのです。

このように ”つまらない・退屈な投資” が成功するものであることを語ってくれたのがあの世界的投資家であるジョージ・ソロス氏です。

If investing is entertaining, if you’re having fun, you’re probably not making any money. Good investing is boring.

「もし株式投資がおもしろくて、あなたが楽しんでいるのであれば、おそらくお金を作り出すことは出来ない。良い投資というのは退屈なものである

ジョージ・ソロスといえばポンド危機など投機家のイメージだが

ジョージ・ソロスといえばポンド危機が有名ですね。

1992年、冷戦終結によるマネーの流れによって過大評価されていたイギリスのGBPに目を付けたソロスはいっせいにポンド売りを行いました。その結果、ポンドの過大評価が世界中に知れ渡ることとなり、いたるところでポンドは売られました。中央銀行であるイングランド銀行は必死にポンドを買い支えようとしましたが敵わず、ジョージ・ソロスなどのヘッジファンドの売りに対抗できなくなってポンドの急落を起こしたといわけです。これは 「ブラックウェンズデー」、「ポンド危機」 と呼ばれ、歴史に残る事件として知られています。1998年にはアジア通貨危機をも引き起こしています。

上記のように投資というより、投機的なリスキートレードを好むイメージがあるジョージ・ソロスが上記のようなことを言うのは意外と思われるかもしれませんね。

投機はリスキー、長期ならソロスだって退屈な投資をする

しかし短期的ならポンド危機のようなことを行うかもしれませんが、こういった方法は極めて高いリスクがあります。成功すれば天文学的な利益をあげられますが、失敗すれば人生を終わらせてしまうくらいの損失を出してしまうことだってあるのです。一時の利益ならともかく、ヘッジファンドの大半は長期的な利益のためにインデックス投資やバリュー投資を行っています。

こういった投資というのは時間とともに複利の力でじっくりと利益を増やしていく方法です。投資する対象さえ間違っていなけば、たとえ暴落があったとしてもそれは安値で買えるチャンスになります。長期的に利益を上げればいいので日々の値動きにも一喜一憂することなく、非常に単調で退屈です。しかしそれが一番成功する方法なのです。

退屈で良い意味でも無関心でいられる投資こそベスト。そんなソロスの投資姿勢に共感しているため、退屈すぎて無関心になってほったらかしにできる投資、そういったものを選んで続けていくのが私の投資方針です。

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