就職というおにぎりを取るか、投資という金のなる木を取るか

就職すれば安心と思っていないか?

今20代の若い世代の人は金融危機などによって非常に厳しい就職状況に置かれています。特にこれから訪れることが予想される不況に対処するためにも、なにがなんでも就職しなければと思っていることでしょう。しかしこの ”安易な就職” というのは非常に危険な考えです。21世紀は国や会社に依存しない知恵と力が必要ページでも説明しましたが、今の会社の多くは資本主義色が非常に強くなっており、利益の多くを株主に配分して労働者には還元しません。終身雇用や年功序列のような制度はもう崩壊しており、一向に賃金は上昇しません。会社でいくら一生懸命働いても報われないのです。

しかしいくらそんな事実を述べても、「そんなことわかっているよ!でも就職しなきゃお金が手に入らない!」 という反応が返ってきます。それは当然ですね。ですがそんな危うい状況がわかっているにもかかわらず多くの若い人は投資を学ぼうとせずに会社に就職して会社に依存する傾向が強いようです。とあるアンケートでは 「今の会社に一生勤めたい」 と答えた人がかなりの多数を占めました。何故悪い状況がわかっているにも関わらず、安易に就職を選んでしまうのでしょうか?それは就職のほうがカンタンに、手っ取り早くお金が手に入るからに他なりません。

安易な就職はおにぎりを取ったサルである

就職というのはちょっと言い方を変えると、今儲かり続けている組織の一員になることです。つまり自分で儲ける知識や技術がなくとも、すでに儲ける術をもっている組織に入ることによって間接的にお金を儲けることができることになるのです。これは学校でお金の知識がない若者にとっては非常に魅力的です。わざわざ自分で勉強してお金儲けをしなくとも、会社に属すれば会社がお金儲けをしてくれるので、その手伝いをすることでお金を手に入れることができます。そうして、去年まで全くお金を稼げない学生が就職したとたん、会社から賃金をもらい、お金を手に入れることができました。

こうしてみると就職というのは非常に魅力的な行為であることがわかります。しかしこれだけでは非常に危険なのです。 「それでいいじゃん」、「何が問題なの?」 という意見が出てくるでしょう。何が危険なのかというと、安易な動機で就職した人には自分でお金を稼ぐ知識、知恵、技術がほとんど身につかないことです。もしも会社からリストラされたり、会社が倒産してしまった場合のことを考えて見ましょう。自分でお金を稼ぐ知識、知恵、技術が身についていない人は、途端に収入に困ることになります。2008年の金融危機で大量解雇された人たちなどはその典型的な例です。ちょっとの事態が起こることで、一気に奈落の底へ突き落とされてしまうのです。

もちろん全ての人がそういう人ではありませんが、安易に就職する人ほど自分でお金を稼ぐ知識、知恵、技術を身につけようとはしません。なぜなら目先のお金を得ることだけを考えて就職したからです。その行為によって目先のことは解決したかもしれませんが、将来の保障や対策が全く取れていないことに気づいていなかったのです。結果として自分でお金を稼ぐ知識、知恵、技術はほとんど身につかず、会社に依存するしかなくなり、会社に足元見られても我慢しなければならず、会社から見捨てられれば一気に奈落の底へ突き落とされてしまいます。目先のことしか考えずに就職を選んだ人は、まるで目の前の欲望のままおにぎりを選んで食ったサルのような浅い考えなのです。

投資はお金のなる木を育てるようなもの

では就職せずに投資をしたほうがよいのか?という極端な質問をされると回答に困ります。実は投資という方法は、成果が出て実際に儲かるには結構時間がかかるのです。その最大の原因は、今の若者の無知が挙げられます。あなたたちは教育によって意図的にバカにさせられたで説明しましたが、今の学校では支配者にとって都合の悪いことは教えないようになっています。そのため学校では投資やお金のことには深く触れません。結果としてほとんどの若者は、投資やお金が全く無い状態なのです。そのため投資やお金のことを最初から、一から学ばなければいけません。それで時間がかかってしまうのです。

しかし時間がかかってしまうとはいえ、その成果は目を見張るものがあります。投資という方法は、グローバル資本主義が浸透した現在においては、世界のどこでも通用し、どこでも自分で生きていける自由を手に入れることができるのです。自分で稼いで生きていくことができるので、会社に依存する必要はなくなります。その上、投資して儲けたお金を再投資してお金をさらに増やしていくことができるようになれば、まさに湯水のごとくお金を手に入れることができるのです。このようなことができるからこそ、投資という方法は ”お金のなる木” と象徴されるのです。最初は何の価値もない種であり、その種から芽を出させて成長させるのは非常に苦労と時間がかかります。ですが、ある程度まで成長してしまえば、こっちのもの。多少の管理をするだけで、毎年、毎月、毎日のようにお金を生み出してくれるようになるのです。

おにぎりとお金がなる木・・・どちらを取るのが賢いか?

目の前のおにぎりを取るか、将来のことを考えてお金の木を育てるか・・・

さて、目先のことだけを考えた就職はまるでおにぎりのようなものであり、そのおにぎりを食い尽くしてしまえば後には何も残らなくなります。結果としてそういった就職は将来にツケを回すだけなのです。事実、就職氷河期で就職に成功した30代の人の中には ”就職したから安心だ” と過信している人がかなりいました。そういった人たちが2008年の金融危機で突然解雇されて途方にくれているのを見たことがあるでしょう。

しかし、だからといって投資を勉強して ”お金のなる木” を育てようにも時間がありません。多くの人はどうしたらいいかわからずに、とても迷うことでしょう。そこでカンタンなアドバイスをしましょう。就職して会社に勤めながら投資の勉強をすればいいのです。 「え?そんなことでいいの?」 と少し驚くかもしれませんが、別に就職するなとは言っていません。上記の提言は、あくまで目先のことを解決するための浅い考えが危険だと言っているのです。就職そのものはしたほうがいいに決まっています。そういった柔軟な考え方がこれから必要なのです。

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