見栄やステータスで家を買う

車は買った瞬間からもう損をしている

負け組やそれの予備軍がやることの1つに家があります。家をすべて否定するわけではありませんが、見栄やステータスと理由をつけて家を買う人が結構いることも事実です。最近は不況で家を買う人も減ってきてはいますが、結婚したり子供ができたりすると 「一国一城の主になりたい」 という欲から思い切って買ってしまう人もまだまだいます。これは危険です。

かつての高度経済成長期には家を買う理由が確かにありました。経済の成長と共に住宅や地価が上昇したために、借金してでも家を買っておけば確かに儲かる投資になっていたのです。

見栄やステータスもありました。しかしその上昇はただの見せかけだけだったことがバブル崩壊で明らかとなります。住宅価格は天から地に堕ちて、ローン地獄に陥った人もいました。しかも少子高齢化が進む現状を考えれば不動産価格の上昇には期待できません。

さらに住宅の価値というのは買った瞬間に8割ぐらいになってしまいます。これは住宅価格に業者のコストや宣伝費などのマージンが含まれているからです。だから住宅の本当の価値よりも高い設定になっているのです。

売買契約が成立した瞬間に、すでにもう損をしているのです。

 

恐ろしいほどリスクが次々と襲ってくる

さらに車同様に家には購入費の他の維持コストもかかります。まずは持っているだけでかかってしまう固定資産税、さらに10年も経つと修繕費などがどんどんかさんできます。

日本の住宅業者はわざと10年ぐらいから壊れるように仕組んでいるのでは、と思ってしまうほど10年頃からいろいろとボロが出てきます。さらに住宅ローンなども10年を境に金利が上昇するようなプランになっていることもあります。

住宅は一生に一度の買い物と有頂天になって、高価なものを買ったり、ローンプランをしっかり見ていない人が結構いるために、住宅業者はそういう人をカモにしています。しかも311によって原発事故や地震というリスクも露見しました。地震によって地盤沈下が起こったり、住宅にヒビが入ったりと思いもよらない損失が出てくるのです。

近年では台風による洪水被害も甚大なものとなり、いつどこで災害に巻き込まれるかわからない時代になってしまっています。

保険も十分に補填してくれるとは言いがたく、これから起こるかもしれない首都大震災や東海大震災のリスクも非常に高くなっているのです。

 

あなたの家は「銀行」にとっての資産

見栄やステータス、さらには高い買い物の有頂天気分などで家を買うと後々本当にお金で苦労することになります。家は資産だと言われますが、あれの本当の意味を考えてください。家はお金をとっていく存在なのです。ほんとうの意味では 「家は銀行の資産。あなたの負債」 これが正しいのです。銀行マンがいうのは 「家は(銀行の)資産」 なのです。どうしても購入するなら、地価上昇が見込めて交通の便がいい、三大都市圏の再開発地区ぐらいしか候補はありません。

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