30代の将来の不安?40代になっても年収の減少は続いている

40代は若い世代よりも年収減少率が高い

30代の年収はどんどん減少しています。しかし日本にはいまだに年功序列によって年齢が上になれば給料が上がるとかいう古い慣習見たいのが残っており、今の30代は辛くとも、もう少し頑張って40代ぐらいになれば年収も多くなって楽ができるだろうとかすかな希望を持っている人もいるかも知れません。しかし現実とは残酷なもので、そんな希望を打ち砕くように40代の実情もひどいことになっています。

国税庁の 「民間給与実態統計調査」 によると、平成12年には520万円を超えていた40代後半の平均年収は22年には480万円ほどに減少してしまっています。同じく40代前半の平均年収は510万円超から470万円弱に減少しています。減少率をわかりやすくパーセンテージ表示にすると40代後半はマイナス8%、40代前半ではマイナス9.5%にもなります。同時期の20代前半の下落率はというとマイナス5%強でしかありません。なぜかといえば、30代から40代になると役職などにもついたり、働き盛りの時期で一番給料が高くなる時期に当たります。逆に言えば会社にとっては一番コストがかかる人たちなので、その分給与の高い40代が給料カットのターゲットになっているというわけなのです。

(無能な人ほど)収入は減るが支出は一番多くなる時期である

給料が減った主な原因としては、やはり給料カットや残業代カットなどが一番の理由です。しかしそれ以外にもリストラによる転職や自営業での業績不振なども結構上がっています。40代は今やバブル世代などと卑下されて使えない世代という扱いも受けており、定年まで後少しで逃げきてる上の世代とは違って人員削減の格好のターゲットになっています。そのため退職を迫られる事が多く、それで退職をして転職したり自営業を起こしたりする人が増えているのです。しかし今まで会社一辺倒で上司の命令しか聞いて来なかった単なるYESマンが事業で成功できるほど世の中は甘くなく、その現実にぶつかって年収が減っているのです。そもそも優秀なら人員削減の対象にはなりませんからね。

さらに言えば40代になると保険に介護の文字が入ってくる年齢であり、保険料などの負担が重くなってくる時期です。同時に様々な病気のリスクも高まってきます。それに加えて家庭をもっている人には子供が大きくなって高校やら大学やらの教育費がどんどん重くのしかかってきます。収入は減るのに出費は増える一方といえる時期であり、一番生活が苦しくなってくる時期ともいえるのです。そして生活が苦しくなってきた家庭はどんどん節約をしなければいけないのですが、日本の財政問題によりこれからじりじりとインフレが進んでいくので出費はどんどん増えていきます。若いうちに対策をしておらず、また自らの能力を高めていなかった無能中年の末路に希望はありません。

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