I&AS系とは外為オンラインが属するISホールディングスのシステム

ISホールディングスにはI&ASというシステム会社がある

外為オンラインと同じISHDに所属するI&AS社

昔のFX業界は、FXシステムの運営ノウハウをもっていなかったために海外系システムに頼らざるをえませんでしたが、今では自ら自社システムを開発する業者も出てきました。I&AS(アイアンドエーエス)社はそんな開発会社の1つです。このI&AS社は、実は外為オンラインと同じISホールディングスのグループ会社なのです。

FX業者で一番人気とも言われる外為オンラインですが、そのシステムはI&AS社のシステムのものが使われています。同じグループですから、そのシステムを使っているのですね。I&AS社は、元々会計システム・給与システム・人事システムなど金融に関係するシステムを開発し、他の企業へ提供するASP(Application Service Provider)事業を行っていました。金融関係のシステムはお手の物ということで、FX取引システムも開発し、そのシステムをレンタルするASP事業も始めたのです。ISホールディングスの中では、FXサービスは外為オンライン、FXシステムはI&AS社とそれぞれ分野がわかれているのです。下図がISホールディングスのグループ会社です。

外為オンラインとI&ASは同じISホ^ルディングス

I&AS系システムの特徴

外為オンラインに代表されるI&AS社のシステム

I&AS社のシステムは、当然外為オンラインのシステムの特徴と同じです。非常に狭いスプレッドと高いレバレッジがかけられ、わかりやすい簡潔なレイアウトとなっています。しくみが単純なので初心者をはじめ、多くの投資家に好まれています。同じ新興グループのEMCOMと似通った点が多いですね。ただしEMCOMシステムよりもやや安定しており、スワップ金利が高いのが違いです。マイナススワップが多い分プラススワップも多い状態ということです。初心者にも使いやすく、スワップ金利が高いので、長期投資をする初心者の方にも人気が高いシステムです。

一方、システムの短所としては、やはりEMCOMシステムと同じようにサーバーが弱い点や約定力が低いことが挙げられます。しかし外為オンラインを見てみても、一時期は行政処分されるほどお粗末なサーバーでしたが、外為オンラインの人気が上がるにつれて安定しておき、指標発表時でもスプレッドが広がらなくなってきています。さすがに米雇用統計のときなどはブレることもありますが、特徴が似通っているEMCOMシステムよりも、ずっと安定していることがいえるでしょう。システムの人気としてはEMCOMと二分するものがあり、人気のシステムであるといえるでしょう。

I&AS系システムを導入しているFX業者

I&ASシステムもかなり使われている

FXブロードネット ウィンドウI&AS社のシステムを利用しているのは、もちろん外為オンラインが代表されます。しかしI&AS社は、システムを他社にレンタルするASP事業も行っているので、他の業者でも使われています。それ以外にもシステムを利用している業者としては、ヒロセ通商(Hirose-FX2)、FXブロードネットJFX(外為ゼロ)アイネット証券 などが挙げられます。ヒロセ通商のHirose-fx2などは外為オンラインと瓜二つですので、すぐに分かります。そしてISホールディングスに買収されてしまったアイディーオー証券などにも、同じシステムが使われているのです。注目なのがFXブロードネットです。ここの取引画面は、見たところあまり外為オンラインとは似通っていませんが、同じI&AS社のシステムを基本として、いくらか改良を加えているのです。そのため違うようには見えても、実質は同じシステムなのです。

FXのシステムシェアを争う2大グループ

このようにI&AS社のシステムは、5社ほどのFX業者が利用しているためにFX業者のシステムシェアはかなり大きいものとなります。また、同じく多くの業者でシステムが使われているEMCOMシステムも、5社ほどが利用しているので両者はFX業者のシステムASP事業でもかなりしのぎを削っているライバルということができるでしょう。この2大グループは最近どんどん勢力を強めています。外為どっとコムやFXプライム byGMOのような大手業者はシステムを自社開発をしているので新興勢力が入る余地はありませんが、それ以外のFX業者(特に落ち目の業者)を買収したり、システムを提供するなどしてどんどん勢力を増やしているのです。今後もこの2大グループがFX業界に大きな影響を与えていくでしょう。

FX業界で勢いのあるEMCOMグループとISホールディングス

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