トレール注文は高値が更新される度に逆指値の自動切り上げができる注文

トレール注文とは自動切り上げの逆指値

さて、IFDやOCOといった横文字の注文方法も便利でしたが、このトレール注文(トレーリングストップ注文)も非常に便利な注文方法となります。ちょっと難しい注文方法ですが、マスターできれば非常に便利なものですのです。何度もいいますが、難しいというだけで勉強しないのは負け組のすることですから、勉強はしっかりとしましょう。

トレール注文とは英語で 「Trailing Stop Order」 ともいいます。 Trailing とは追跡するという意味ですね。そして Stop は逆指値のことを指します。つまり Trailing Stop というのは追跡してくる逆指値注文ということになります。この意味が示すとおり、トレール注文とは、レートが更新される度に自動的に逆指値が切りあがってくる注文方法なのです。

トレール注文は自動的に損失を少なくすることができる

わかりやすいように下の図を見てください。これはトレール注文をした後に、レートが変動するとトレール注文がどのように変動していくかを青い線で表しています。レートがどんどん変動していき、そのレートが高値を更新する度にトレール注文は切り上がっていきます。しかし高値を更新しない間はずっと同じ価格で推移しています。そして再びレートが高値を更新すれば、トレール注文もきりあがっていくのです。そして最後に、レートが最初に設定したトレール幅を超える下落をした場合に逆指値にひっかかり約定します。このようにトレール注文とは、自分の予想した方向に動くほど利益が上がり、損失は最初に設定したトレール幅以下にしかならない非常に便利な注文方法なのです。理解するのがかなり難しい注文方法ですが、非常に有効な注文方法なので是非とも使いこなしてください。

トレール注文を導入しているFX業者は多くない

このように攻めにも守りにも強いトレール注文ですが、この注文システムを導入しているFX業者はあまり多くありません。明確な理由はわかりかねますが、おそらくトレール注文を使用できない海外のシステムを間借りしているFX業者には、トレール注文の導入に対応できないのかもしれません。

主にトレール注文を使うのはデイトレやスイングなどの比較的短期の取引が多いために、FXブロードネットや外為オンラインのような短期売買向けの業者では導入しているところが多いです。しかし長期投資向けの外為どっとコムやセントラル短資FXでは、トレール注文は必要ないと判断されたためか導入されていません。その他にはトレール注文は海外で有名なことから、海外システムのGFT業者やSAXO業者には搭載されています。そしてシステムが貧弱なくりっく365業者では導入が進んでいませんが、独自システムでトレール注文ができるところも一部あります。

トレール注文ができる業者

短期業者:FXブロードネット
短期業者:外為オンライン
短期業者:ヒロセ通商
長期業者:マネースクエア

トレール注文ができない業者

短期業者:マネーパートナーズ
長期業者:外為どっとコム
長期業者:YJFX!
長期業者:セントラル短資FX
情報業者:ひまわり証券
情報業者:FXプライム byGMO

くりっく365業者でトレール注文ができる業者

他のくりっく365業者はできない

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