マネックスのロボアド「MSV LIFE」は運用コスト安くない?

この記事はマネックスのロボアドサービス「MSV LIFE」の解説記事です。

記事の内容

  • マネックスのロボアドのサービス説明
  • バンガード社の説明とその凄さ
  • シュミレーションをしてみた結果
  • MSVLIFEに対する素直な感想
管理人

各証券会社もロボアドに力を入れ始めています
ロボアドは簡単なので投資初心者にはうってつけですね
さて、マネックスのロボアドはどうでしょうか

富裕層向けから一般向けに

そもそもロボアドバイザーとは何か

初心者が投資信託を選ぶのは難しい

投資信託は直接の運用についてはプロがやってくれる(運用を託す)もので楽に思えます。

しかし本当に大切な 「自分にとってはどの投資が必要で、どれくらいの額を、どれくらいの期間、どこへ投資するか、いつ切り上げるか」 という運用の軸は自分で決定しなければなりません。

20代の若い人と退職した60代の人では、投資額も投資対象も投資期間も全然違います。

全自動投資、それがロボアド

しかしそんな投資に対するコンサルティングや投資をすべて一任するサービスが証券会社には用意されています。

それが「ロボ・アドバイザー」と呼ばれる自動運用サービスです。

略称「ロボアド」の名前で知られていますね。

投資金額数千円から毎月コツコツと自動積立投資を行い、運用の方はAI:人工知能が各々の投資環境に最適な方法を選択して実行してくれます。

どこまで自動か?

ロボアドは自動運用サービスです。

どこまで自動的にやってくれるか気になる人もいますが、基本的に入金と運用設定以外はすべて自動です。

つまり「どれくらいの割合を、どれくらいの期間、どこへ投資するか、いつ切り上げるか」という煩わしく難しい項目を全て自動でやってくれるのです。

こちらは最初に運用方針を決めたら、あとは入金するだけです。

その入金自体も口座連携を完了させれば自動引落になるので、ほんとにやることがなくなります。

ほったらかし運用です。

かつては富裕層向けサービスだった

昔の証券会社にも、このような運用サービスは存在しました。

それはラップサービスといい、SMA(セパレートリー・マネージド・アカウント)などとも呼ばれます。

ただし昔はAIなどありませんので顧客に専門の担当者が付いて、各々の投資額も投資対象も投資期間について相談し、最適な方法をアドバイス、もしくは代わりに運用してくれるおまかせサービスです。

当然人件費がかかる上に手間暇も凄いので、運用資産が数千万~数億必要という高いハードルが設定されており、普通の投資家にとっては縁のないサービスでした。


参考:ラップ口座イメージ(みずほ銀行)

 
 
 

マネックス・セゾン・バンガードの 「MSV LIFE」

マネックスのロボアドについて解説します。

マネックス証券は2つのサービスが有る

マネックス証券は実は2つのロボアドサービスを用意しています。

それが、MSVLIFEとマネックスアドバイザーです。

どちらもAIが自動運用に使われているという点では同じです。しかしサービス内容が違います。

マネックスアドバイザーはあくまで運用のアドバイス主体。顧客の質問に答えて運用のアドバイスをあくまで提案するだけであって、実際の運用は顧客自身が行うものです。

これに対してMSVLIFEというのは先に説明した完全自動運用のロボアドバイザー。最初に運用方針を決定した後は、ファンドの購入、積立、リバラス、解約、などの手続きがすべて自動になります。ほったらかし運用が可能なサービスです。

今回はMSVLIFEについて説明です。

「MSV LIFE」 の特徴

  1. 投資家一人ひとりに合ったプランニングができる
  2. 少額投資が可能。1万円からの投資ができ、実質コストは1%未満に抑えられる
  3. バンガードグループの知見やノウハウを利用し、幅広いニーズに応える投資ができる。
  4. 日本の様々な金融機関と連携してサービスが提供される。

マネックス証券×バンガード社

このMSV LIFEはマネックス証券が直接提供するものではなく、グループの一企業であるマネックス・セゾン・バンガード投資顧問が提供するものになっています。

ただ利用するにはマネックス証券に口座開設が必要なので、マネックス証券のサービスの1つといってもいい位置づけです。

マネックス・セゾン・バンガード投資顧問は、マネックス証券、クレディセゾン、バンガードグループが共同出資して設立した資産運用会社です。

低コストで有名なバンガードグループが出資していることもあって、MSV LIFEで運用するものは低コストのインデックス投資信託が多く、その平均的な信託報酬は0%台後半と非常にコストパフォーマンスに優れています

バンガード社は日本ではなじみが薄いですがアメリカでは低コスト運用会社の代名詞といってもいいくらい有名な運用会社です。

アメリカにおけるオンライン資産運用サービスの預かり資産残高でも他社を圧倒しており、その歴史と実績から揺るぎない信頼性があることがわかります。

 

MSVLIFEの運用手数料について

基本的な投資一任報酬 0.648%に設定されており、他社ロボアドよりも安いと感じます。

ただしMSVLIFEはこの他に当該投資信託が投資対象とする投資信託証券の純資産総額に対して運用管理費用及びその他費用がかかるため、実際の総額手数料は0.991%となり、選ぶファンド次第では0.991%を超える場合もあります。

つまり手数料の面でウェルスナビやテオとほとんど差はありません。

MSV LIFE の手数料・運用コスト

  • 申込手数料、解約手数料、信託財産留保額なし
  • 投資一任報酬 0.648%(税込)
  • 専用投資信託の信託報酬 0.243%(税込)
  • 組み込むETFの平均経費率 0.10%程度(税込)
  • 実質コストが0.991%(税込)を超えることがあります。

 

 

各ネット証券のラップサービス手数料

上述のように以前は高い手数料がかかっていたラップサービスですが、ロボアドバイザーの導入により手数料が非常に引き下げられています。

ロボアド手数料一覧信託報酬総額
楽天証券(楽ラップ)0.65%
マネックス証券(MSV LIFE)0.825%(税込0.891%)0.991%(税込)
エイト証券(クロエ)0.88%
ウェルスナビ(WealthNavi)1.00%
テオ(THEO)1.00%

 

無料でシュミレーション可能

MSV LIFE は実際にお金を預けて運用を任せるサービスですが、その運用方針などはAIによるコンピュータが投資家のニーズを汲み取ってシュミレーションをしてくれます。

特にこのシュミレーションは無料で利用することができるので、是非、一度はやってみるといいでしょう。

聞くとやるのでは全然違いますので。

「ためる」「たのしむ」「そなえる」

MSV LIFE は投資家を大きく3つのパターンにわけてシュミレーションを行ってくれます。

その3つとは「ためる」「たのしむ」「そなえる」のタイプになります。

「ためる」は言葉そのままに資金を増やして行く運用方針であり、主に若い世代が将来のためのマイホーム資金や教育資金、老後の資金を作るための運用方針です。

「たのしむ」は逆に退職したような高齢者世代が、どれだけ今の資金を減らさずに運用していけるかの運用方針になり、退職した人たちが今の資金を取り崩しながら生活する中で、運用もしてその資金を減らすペースをゆるやかにする方針になります。

「そなえる」はこの両方をあわせたものになり、主に40、50代くらいの方が老後の資金を備えておき、かつ今の生活で貯まった資金を効率的に取り崩したいと考える方向けの方針になります。

40代での「そなえる」タイプでシュミレーション

例えば40代の方での「そなえる」タイプでシュミレーションをしてみます。

例えば自己資金500万円で、月々3万円の積立しつつ運用を行い、退職金で1000万円の上乗せを行い、その後5.5万円ずつ毎月取り崩していく方針です。この他にも細かい増額設定や、リスクの高い投資をするかどうか、臨時収入を計算に入れるかの項目がありますが、一旦それらはいれずにシュミレーションをしてみます。

すると次のようなグラフが出力されました。

ここまで無料で口座開設をしなくても利用することができます。今回のシュミレーションではリスクを取る投資を少し組み入れたものになっています。グラフを見ると自己資金と積立資金で500万のスタートから60歳になる頃には1000万円以上になり、期待を上回る運用結果では2,000万円以上の結果になるかもしれないことがわかります。

そこから退職金を加えて取り崩しのシュミレーションをしていくと、スタートから40年後の80歳時には悪くても1000万円近くが残り、期待以上の運用が続けばほとんど資金を減らすことがない結果になるかもしれないことがわかりました。

ちなみに今回のシュミレーションではリスクレベルがそこそこの相応のリターンが見込める運用をしています。

その具体的な投資先も明示されていて、今回は大半が海外債権で株式も2割ほど組み込まれています。地域は大半が北米のおそらくアメリカの銘柄中心に選ばれて投資された結果になります。この辺はバンガードグループの長年のデータを参照して出せるものです。組み入れ銘柄も明示されており、バンガードの債券ファンドやETFが多数を占めることがわかります。

また日本のTOPIX連動のETFも組み込まれています。バンガードグループのファンドやETFは基本的に指数連動型の低コストファンドのため、非常に経費は低く抑えられており、インデックス連動のため、指数から大きく乖離することもない安定した結果が計算できます。

「MSV LIFE」 の感想や注意点

ぶっちゃけ他社との差別点があまりないです

少額資金で始められるが・・・

今回は自己資金500万円でシュミレーションをしてみましたが、MSV LIFEは1万円からでも始められる特徴があります。

ただ1万円ではできるとはいっても、金額が少額すぎるため劇的に増やすことができる可能性は低く、さらに取り崩しを考えてシュミレーションを行うと結果は厳しいものになることがわかります。

この 「結果」 がやる前からわかるのもMSV LIFEの魅力です。したがって1万円からできると入っても、基本的にはそこそこの資金をためてからが本番と考えていいでしょう。

負債項目の設定はなし

また 「MSV LIFE」 は始まって間もないためにいろいろと足りない部分も多いです。

基本的にシュミレーション内容は上記の項目だけであり、多くの人が抱える住宅ローンや、今後大きな問題となる介護費用などの負債項目のシュミレーションが甘くなっています。

自分で銘柄をいじることはできない

また 「MSV LIFE」 は投資一任をすることになるため、基本的に銘柄を自分でいじることはできません

投資方針として、もう日本の成長には期待できないから日本を投資対象から外したいとか、円資産を極力持ちたくない、新興国投資を多めにしたい、ヨーロッパだけに投資したいなどの融通は効きません。

1つ1つを全て自分でいじる必要はなくとも、リスク許容度に合わせた投資先を何パターンが示してそこから選べたほうが1人1人対応というイメージに合うとは思えます。

非課税口座対応なし

また長期運用ですので非課税口座であるNISAには是非とも対応して欲しいものですね。

長期では税金の割合は一番大きくなるため、非課税枠は一番最優先で利用しなければならないところです。

今の状況では、ぶっちゃけシュミレーションだけして割合や銘柄をしぼってから自分でNISAや確定拠出年金でやったほうが最終的な結果は良くなるはずですからね。

まぁ投資一任の一番の利点は、自分でやらなくてもいいことですから。それができないからこその、こういった一任サービスに任せていたほうが最終的には安定するのも確かです。

いろいろと荒削りなところもまだまだ多い印象ですが、自動学習型のAIや今までのバンガードグループやマネックス証券のデータをフィードバックすることでどんどん良くなっていく期待は大きいです。

破綻時の対応

また最大の懸念として預け先のマネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社が破綻した場合にどうなるかがあります。

投資関係の詐欺が一向に減らない現代、金融庁の規制はことごとく的外れのものばかりのため、自分で自分の身は守らなければいけません。マネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社はネット証券大手のマネックスグループのため、会社グループの母体としての信用度はかなり高いですが、どんな会社でも破綻リスクは残ります。

ですが万一破綻した場合でもマネックス証券の投資する有価証券はきちんと分別管理されているため、会社破綻時に債権として差し押さえされることはありません。

またマネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社は関東財務局長 (金商) 第2882号に登録されている正規の取引業者でもあります。

【改善期待】

  • シュミレーションに負債項目の追加
  • さらなる運用コストの削減
  • 銘柄のある程度の選択肢
  • 投資対象からの除外項目の設定
  • 非課税口座の導入

 

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