BitFlyerの経営刷新。加納裕三氏は退任して新社長が就任

BitFlyerの経営刷新

日本の仮想通貨交換業者の筆頭でもあるbitFlyerが経営を刷新しました。持株会社である株式会社bitFlyerHDを設立し、bitFlyerはbitFlyerHDの完全子会社となります。創業者でもあった加納裕三氏はbitFlyerを退任して、bitFlyer Holdingsの代表取締役に就任。bitFlyer代表の後任には三井住友銀行出身の鈴木信義氏が就任します。

引用:bitFlyerの発表

今回の経営関係の刷新について

bitFlyerHDの設立の目的は、子会社であるbitFlyerの監督と体制の強化にあります。bitFlyerHDが管理を行い、子会社であるbitFlyerのほうは仮想通貨サービスの提供に専念することで、それぞれ会社としての機能を分離し専門する形になります。コーポレ ー ト・ガバナンスの強化とコンプライアンス体制 の徹底を行うための施策です。

ぶっちゃけ行政処分で金融庁に怒られたから

・・・とまぁ堅苦しい内容になっていますが、とどのところつまりはシステム面で金融庁に怒られて行政処分をうけた、尻を叩かれてこのようなことをやったという解釈が一番わかりやすいでしょう。

bitFlyerは2018年6月にシステムリスク管理態勢に不備が見つかり行政処分を受けています。

 

金融庁に改善をしっかりやったとアピール

bitFlyerは株式上場を目指していましたが、2018年6月の行政処分で金融庁にかなり怒られたようです。なのでしっかりと金融畑の人を入れて「お客様のお金を預かる上で最低限の形を整えました」という主張のように見えます。

こんなやり取りが想像できました(推察です)

金融庁「お前んとこ、金融の専門家いねえじゃねえか!」
金融庁「おまけにシステムも脆弱、マネロ対策もできてないだろ!処分だ」

bitFlyer「すんません!システムとか資金管理が未熟でした!」
bitFlyer「金融のプロ入れました!」
bitFlyer「システムもしっかり改良しました!」
bitFlyer「経営者が責任とって退任します!」
bitFlyer「ウチはcoin●heck、●aifとは違ってきちんとやりましたよ!」
bitFlyer「これでいいですよね?金融庁さん・・・できれば上場・・・イイっすか?」

ユーザーへの影響について

ただこの経営刷新はbitFlyerの中の都合ですので、ユーザーは直接は関係ありません。

bitFlyerHDができてもbitFlyerが直接のサービスをやることは変わりませんし、発表でもユーザーへの影響はないと言っています。

ただベンチャー基質が強かった社長が退任して、いかにも硬いイメージであるメガバンクの人が後任に入るというのは経営が堅実になる印象と同時に、面白いサービスを導入する基質が失われていくような気がします。

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