仮想通貨史上最大の580億円相当のNEM盗難を起こしたコインチェック事件まとめ4

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2月11日、週明け待ち、ダークウェブで取引した日本人聴取

週明けの13日待ち


10~12日は連休ということもあって、13日が週明けとなります。そのためこの連休中はあまり動きが見られず、13日待ちとなります。

ダークウェブでNEMを交換した日本人を聴取


NEMを盗んだハッカーは運営者不明のYobitというちょっと怪しげな取引所を介したり、Torを使ったダークウェブなどでのNEMの換金を続けています。この換金に応じた日本人が警視庁サイバー犯罪対策課に聴取を受けていることがわかりました。この日本人は交換したNEMが盗まれていたものだと認識してやっていたとのことです。

 

2月12日、明日は出金再開と金融庁への報告と出川の誕生日

13日に出金再開が本当にされるのか注目


10~12日は連休ということもあって、13日が週明けとなります。その13日はコインチェック側でも日本円の出金が再開するので、果たして本当に出金ができるのかどうかの重要な日になります。

日本円出金再開について

現在、お客様の日本円の資産は金融機関の顧客専用口座にて安全に管理されております。これより当社にて出金に係る業務を再開し、下記の再開日以降、順次出金を再開してまいります。

再開日 : 2018年2月13日
対象通貨 : 日本円

引用:http://corporate.coincheck.com/2018/02/09/38.html

金融庁へ管理態勢の構築や再発防止策を提出する日


金融庁は業務改善命令を行った際に、コインチェック側に事件に関する原因の究明や顧客への適切な対応、責任の所在の明確化、システムの管理態勢の構築及び再発防止策の策定等を書面で報告させることを指示しています。その期限が13日であり、現在のところを見ると何も動きがないため13日ギリギリになって報告をすることになるはずです。

2:このため、本日、同社に対し、同法第63条の16の規定に基づき、下記の内容の業務改善命令を発出した。
(1) 本事案の事実関係及び原因の究明
(2) 顧客への適切な対応
(3) システムリスク管理態勢にかかる経営管理態勢の強化及び責任の所在の明確化
(4) 実効性あるシステムリスク管理態勢の構築及び再発防止策の策定等
(5) 上記(1)から(4)までについて、平成30年2月13日(火)までに、書面で報告すること。

一番のとばっちりを受けた出川哲朗の誕生日と重なる


またコインチェック事件とは直接関係ありませんが、2月13日はコインチェックCMでいろいろ話題になった出川哲朗の誕生日でもあります。出川自身はただ仕事としてCMに出演しただけであり、当人には流出事件の責任はありませんが、CMの内容が内容だっただけに一部には「出川哲朗のせいだ」とネタにする人も多いわけです。その出川哲朗の誕生日がよりによってその重要な13日と重なったわけであり、またもネタにされることは必至でしょう。

 

2月13日、日本円の出金成功、コインチェック事業継続

続々と出金成功の報告があがる


運命の13日となりましたが週明けからコインチェックからの出金成功の報告が続々と出てきました。散々色々言われていましたが、コインチェックは日本円の出金を行い、無事に着金できている人が大半でした。

2018年2月9日付のリリースでご案内をしております通り、日本円(JPY)の出金処理を再開し、当社所定の手続を経まして、本日、同月11日午後3時までの出金申請分(約401億円)を振込いたしました。

この度はご迷惑をお掛けいたしまして申し訳ございません。何卒、よろしくお願い申し上げます。

引用:http://corporate.coincheck.com/2018/02/13/40.html

 

コインチェックが金融庁に業務改善の報告書を提出


またこの日は1月に行われた金融庁による行政処分における業務改善の報告書の提出期限にもなっていました。予想どおり、ギリギリのこの日になってコインチェックは報告書を提出していたようです。

本日、コインチェック株式会社は、このほど発生した不正アクセスによる仮想通貨NEMの不正送金に関連して金融庁より受けております業務改善命令に係る報告書を提出いたしましたことをご報告いたします。

報告内容は、業務改善命令において指摘されておりました、(1)本事案の事実関係及び原因の究明 、(2)顧客への適切な対応、(3)システム管理態勢にかかる経営管理態勢の強化及び責任の所在の明確化、(4)実効性あるシステムリスク管理態勢の構築及び再発防止策の策定、などについてとなります。

弊社といたしましては、引き続き着実に改善策を実施してまいります。また、1日も早く補償金のお支払いやお預かりしている仮想通貨の送金をすることができるようシステムの安全性の確認を進めております。

改めまして、お客様をはじめとする関係者の皆様に、多大なご迷惑、ご心配をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。今後、策定する改善策を着実に実施することにより、お客様の信頼回復に向け、最善の努力をしてまいります。

引用:http://corporate.coincheck.com/2018/02/13/39.html

 

コインチェックが20時に会見を行った


また当初予定はされていませんでしたが、コインチェックが急に会見を行いました。前回のような会議室を借りたものではなく、コインチェック本社前で大塚COOが一人で簡単な答弁を行う簡素なものでした。本円出金の進捗状況や今後の事業継続について説明し、破産法を申請するつもりがないことや、他の仮想通貨の出金についても答えましたが、明確なことは述べられませんでした。

会見の内容まとめ
・ 日本円の出金は401億円。それが出金完了した。
・ 破産法の申請は予定していない。
・ 他仮想通貨の出金に関してはセキュリティ会社の確認後再開予定
・ 金融庁とのやり取りについては答えられない。
・ 顧客資産と会社の資産はきちんと分別管理している
・ NEMの補償に対する目処がたっている
・ 現在はみなし業者であるが、今後も仮想通貨交換事業者登録を目指す
・ 匿名通貨(XMR、ZEC、DASH)についても今後も続ける

一番の悪人であるハッカーはやりたい放題


多くの人がコインチェックに預けてある資産の行方が気になっているのは確かなのですが、実際にところ一番の原因であるハッカーは換金手段を確立したようで、盗んだNEMを数百万単位での送金を繰り返しています。値下がりしているとはいえ、数百万XEMの送金は億単位であり、そういったことが手軽で即座にできてしまう仮想通貨のメリットが悪いところで発揮されています。今のところ、そのNEMを取引した日本人が警察に聴取されるといった話もありましたが、大部分は闇に消えていってしまっています。コインチェックの一番の責任は顧客の資産を流出させただけでなく、こういった闇の人間へ数百億もの資金を持っていかれてしまったことにもあるのでしょう。だからこそ金融庁は異例とも言うべき早さで動いたのです。

 

 

2月14日、大きな動きなし

コインチェックの事業継続に疑問


運命の13日にコインチェックは日本円の出金を完了させ、安堵ムードが広がりました。しかし前日の会見ではコインチェックは事業を継続するという意志は確認できど、顧客の資産の大半を占める仮想通貨の出金については目処がたっていないこと、金融庁の判断如何では事業を継続できなくなる恐れもあるなど、まだまだ楽観はできない状況に代わりはありません。

コインチェックの人員不足による対応の遅れが続く


またコインチェックはもともと社員が70人ほどの小規模な会社のため、顧客対応に社員の数が絶対的に足りておらず対応することができないという問題も続いています。コインチェックは2月14日にコールセンターの増員を行い、対応力を強化しましたが、それでも数百万人という顧客の数には対応しきれていないのが現状です。

2月15日、コインチェック被害対策弁護団が集団訴訟

NEM以外の仮想通貨は未だに動かせず


運命の13日にコインチェックは日本円の出金を完了させ、安堵ムードが広がりました。しかし未だに他の仮想通貨は売買も送金もできない状態が続いています。コインチェック側はセキュリティ会社の確認が取れれば順次出金を再開すると説明しているため、どこかのセキュリティ会社との提携をしたものと予想されます。ただ、その会社の意向か、コインチェックの意向かはわかりませんが、仮想通貨に関しては見通しすら発表されません。

コインチェックに対して集団訴訟が起こる


そんな中、各地で訴訟が続々と起こってきました。一番はやくコインチェックに対して裁判をすることを明言していた「コインチェック被害対策弁護団」 が第1次訴訟を東京地裁に提起しました。原告は7人であり、コインチェックを相手に口座に預けていたNEMを含む13種類の仮想通貨そのもの(2月14日終値ベースで、日本円にして約1953万円相当)を、指定する口座に送信することなどを請求する内容でした。また、今後も「コインチェック被害対策弁護団」 は第2次、第3次、第4次の訴訟準備をしていくと発表しています。

 

 

盗まれたNEMについては続報なし


もはやコインチェック騒動もやや沈静化していることもあって、ハッカーの盗んだNEMに関する情報は少なくなっています。ハッカーのNEMウォレットを見ると、次々と送金をしており、ロシアの運営者不明のYobitを仲介した換金が実行されて、それが止められない状況です。残念ですが、ハッカーのほうからボロを出さない限りはどうしようもないみたいです。

2月16日、コインチェック進捗公表、Zaifで20億BTC取引

コインチェックから進捗状況の説明


コインチェックは日本円の入出金が可能になりましたが、他仮想通貨の出金については見通しが立っていません。そんな中コインチェックがHP上で、現在の進捗状況を説明しました。

現在コインチェック株式会社では、このほど発生した不正アクセスによる仮想通貨NEMの不正送金および金融庁からの業務改善命令を受け、セキュリティ体制や情報開示体制をはじめとした様々なサービス運営体制の改善を図っております。また、本日より情報開示体制の改善を目的とし、都度の進捗状況の開示やお問い合わせの多い内容に関しまして、継続的にお知らせさせていただく取り組みを始めてまいります。

改めまして、お客様をはじめとする関係者の皆様に、多大なご迷惑、ご心配をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。今後、策定する改善策を着実に実施することにより、お客様の信頼回復に向け、最善の努力をしてまいります。 何卒、ご理解いただけますと幸いです。

お問い合わせの多い内容について

Q:日本円の出金について
A:前日9:00(AM)~当日9:00(AM)までの出金申請につきましては、当社にて当日中に出金処理が行われます。
また、当社にて処理された出金申請は、処理日より1銀行営業日(出金申請から2銀行営業日)を目安としてお客様の銀行口座へ振り込まれます。
※必ずしも上記のとおり振り込まれるものではございません。ご了承くださいますようお願い申し上げます。

Q:アフィリエイト報酬について
A:現在、アフィリエイト報酬の付与、また新規のご登録は一時停止とさせていただいております。
報酬付与は2018年1月28日15:00頃より一時停止としておりますが、停止日時以前の報酬に関しましては全て付与が完了しております。

Q:現在の主なサービス提供状況について
A:
■提供中
・日本円の入金
・日本円の出金
・BTC売買

■一時停止中
・仮想通貨の送金(入金・出金)
・BTC以外の仮想通貨の売買
・クレジットカードによる仮想通貨の購入
・ペイジー、コンビニによる日本円の入金
・各キャンペーン
・Coincheck paymentに係る日本円出金、及び新規支払いの受付
・Coincheckでんきに係る12月分以降の電気代に関する、ビットコイン決済、ビットコイン付与機能
・アフィリエイトプログラムに係る報酬の承認(停止以前に発生した報酬は付与済み)

不正送金されたNEMの補償時期・詳細、また仮想通貨の送金再開時期につきましては、正式な日時が確定次第、お知らせをさせていただきます。

何卒、よろしくお願い申し上げます。

ちなみにコインチェックの新規ユーザー登録はできない状態です。

Zaifで20億BTC(時価約2154兆円)の売り板が出現


コインチェック騒動がまだまだ収まらない中、金融庁がコインチェックの次に立入検査を行ったテックビューロが運営するZaifでとんでもない現象が確認されました。なんとZaifのビットコイン板に20億BTCの売り板が出現したのです。ビットコインの基礎をちょっとでも勉強している方であれば、ビットコインの総発行枚数は2100万と決められており、この数値はありえないものであることがすぐわかります。

 

20億BTCを買えてしまった人:メンメン


どうもこの20億BTCというのはクレジットカード決済のビットコイン価格が0円だったことが原因であり、実際にこの取引を成立させてしまった方がいました。メンメンという方は動画で「0円で2200兆円分のビットコインが買えてしまった」と言い、証拠として動画をUPしたということです。

 

Zaifはもともとサーバーやシステムに不安点が多い


このようなありえない現象を起こしてしまったZaifではありますが、基本ユーザーの方はそれほど驚いてはいません。なぜならZaifはサーバーが非常に弱く、問題が多発していることで有名であり、異常値やサバ落ちなど日常茶飯事のことだからです。かといってそんな状況が許されるはずでもなく、多方面から批判されています。他にもZaifは2018年1月にはAPIの不正利用でのアカウント乗っ取りや、不正出金などが多発しており、金融庁がコインチェックの次に真っ先に立入検査をした理由もよくわかります。

 

 

2月17~18日、土日で事態動かず

コインチェック事件から3度目の週末


コインチェックは日本円の入出金が可能になりましたが、他仮想通貨の出金については見通しが立っていません。そして事件が起こってから3回目の週末を迎えることになりました。

CC社員が内部事情暴露という話が飛び交う


いつもそうですが、事態がハッキリとしない場合はいつもこういったよくわからない情報が出てきます。コインチェック社員であった人が内部事情を暴露するとネット上に登場し、最初はコインチェックは破産する予定であったとか、自己資金は10億円しかなかった、社員1人に10億円ずつ渡しているとか、和田は800億もって高飛びなどの話が出ています。既に否定されている話もあり、信憑性は薄いですが事態が動かない以上、こういった情報に振り回されてしまいます。