偽装請負:搾取して笑う企業と徹底的に搾取されて無く労働者

偽装請負は義務も責任も持たぬままおいしい所だけ搾取する行為

偽装請負とはメーカーなどの企業が、人材会社から事実上労働者の派遣を受けているのに形式的には請負契約と偽って、労働者の使用に伴うさまざまな責任を免れようとする行為のことを指します。この偽装請負をすれば、雇い主である企業は、労働者に対する責任も義務も負わないまま派遣の労働者に指示をしてコキ使う ”悪質な責任逃れ” ができるわけです。いくらでもコキ使えて、なにか事故や事件が起きたときは責任も義務もないから知らん顔できます。偽装請負とは義務も責任も果たさずして権利だけ行使するといった、とんでもない犯罪行為なのです。それでは企業側と労働者側にとって偽装請負とはどういうものかを見てきましょう。

 

 

偽装請負は企業にとって最高においしい環境

偽装請負が行われる最大の理由、

それは企業にとって最高においしい労働力を確保することができることです

 

 

 

本来、派遣契約というカタチをとって企業へ労働者を派遣すると労働者に対して労働基準法や派遣法が適用されるので、雇用主である企業側は使用者責任や労働安全上の義務を負わなければいけません。つまり労災などの様々なコストがかかるのです。しかし契約内容を派遣契約ではなく請負契約と偽装しておけば、人がモノ扱いになるので労災などの責任を負うことも無くなるので非常に安く労働者をコキ使うことができるのです。企業側にとって偽装請負で労働者を使うというのは、いくらでもコキ使えて、かつ責任を全く負わないで済む企業にとって非常においしい労働力を確保できるというわけです。また、労働者を派遣する側の請負業者にとっても、いちいち派遣業者の免許を取らなくてよいので非常に便利な状況を作ることができるわけです。

 

 

 

 

 偽装請負をすることによる企業のメリット 


・ モノ扱いなので労働者に事故があっても責任を負わなくていい
・ モノ扱いなので労働環境を整備する必要がない

・ モノ扱いなので派遣管理台帳を作成せずに済む

・ モノ扱いなので派遣法で禁止されている業種にも派遣できる
・ モノ扱いなので賃金は安くて済む(残業代やボーナスなし)

・ モノ扱いなので派遣期間に制限が無い

・ モノ扱いなのでいつでも使い捨てられる

 

 

 

 偽装請負をすることによる請負業者のメリット 


・ 契約内容は請負なので派遣業者の免許がいらない

・ 派遣業者ではないので職安や労働基準監督署に管理されない

・ 派遣業者ではないので派遣業者登録費用がいらない

・ 派遣業者ではないので管理報告義務が無い
・ 契約期間や残業などの契約内容が非常に自由にできる
・ とても楽に企業側と契約ができる
・ 労働基準法や派遣法の適用外なので労働者を解雇しやすい
・ ヤバくなったら本来の請負業務に戻して雲隠れしやすい

 

 

 

 

企業にとって偽装請負は

派遣労働者をいくらでもコキ使え

請負契約だからといって責任を負わず

最高の使い捨て労働力を確保できるのです!

ローリスク・ハイリターンですね

 

 

 

偽装請負は労働者にいいところなど無い

企業側にとって、偽装請負は全く責任を負わずに労働者を安い賃金でコキ使える非常に魅力的な犯罪行為でした。ではその対極の立場にある労働者の境遇はどうなのでしょうか?企業側がメリットの大半を独占しているのだから、当然そのほかのデメリットを受け入れなければならない非常に不遇な環境におかれます。人間なのにモノ扱いをされ、賃金は非常に足元を見られ、労災などの労働安全などの保障があいまいな状況におかれてしまうので、仮に労働の最中に問題があった場合かなりひどい待遇になります。

 

 

 

 

ケース1 : 事故が起きた場合

労働災害などの事故が起きた場合、労働基準法や派遣法に従って働く現場である企業が責任を取らなければいけません。しかし偽装請負では労働基準法や派遣法は適用されず、労災の適用の可能性が低くなるのです

 

 

 

ケース2 : 働きにくい職場

請負契約では本来仕事の指揮命令をする側は請負会社なのですが、偽装請負では働く現場である企業が違法な指示を行うために仕事上のやり取りや作業で意見の食い違いが起こりトラブルが起きやすいのです。もちろんとばっちりを受ける大半が労働者です。

 

 

ケース3 : 悪質な待遇

請負契約では労働者を評価するのは請負会社です。しかし実際にそれは不可能なため労働者側の待遇改善が不利になります。悪質な会社では労働者と請負会社間の契約も請負契約をしているところもあるので、労働基準法や派遣法は適用されず残業代や有給、社保などの労働者として受けられる権利を全て放棄させられます。

 

 

 

ケース4 : 不当な解雇

派遣と請負を偽装して契約が非常にあいまいになっている偽装請負の労働者は請負会社の都合で簡単に解雇される可能性があります。本来は労働基準法や派遣法によって労働者は法的に保護されるために不当解雇などは行えないのですが、その責任が非常にあいまいなままなので簡単に解雇されてしまうのです。

 

 

 

 

労働者にとって偽装請負は

派遣と同じくコキ使われるのに

請負と言われて労災などの権利も無く

全く利点が無い奴隷のように働かされる悪魔の制度

ハイリスク・ローリターンです・・・

 

 

 

 

 

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