大企業は偽装請負で大儲け!労働者なんてただの道具だよ

驚くなかれ大企業こそ偽装請負をしている

偽装請負は悪質な犯罪行為です。2006年頃からこの偽装請負の悲惨な実態が報道されることにより、ようやく政府も動かざるを得ない状況になり、偽装請負をしている企業に対してメスが入ります。そして蓋を開けてみれば予想通り、なんと日本を代表するような大企業において偽装請負が常習化していたのです!尚、下記に紹介する偽装請負のケースは話題が強かった大きな事件であり、氷山の一角に過ぎません。

 

 

 

しかもただ偽装請負が発覚しただけでは終わりませんでした。もはや労働者をただの道具としてしか見ていない大企業は、偽装請負が発覚した当時だけ直接雇用などをして事をおさめました。そしてほとぼりが冷めた頃に再び偽装請負を再開したり、一方的に労働者を解雇したりする、社会的責任がある企業としてあるまじき行為を平然と行っていたのです。悪質なケースである松下では偽装請負を告発した労働者を窓のない狭い場所に閉じ込めるといった他の労働者に対する見せしめ行為まで行っている始末です。もはや企業にとって労働者というのは単なる道具以下の扱いしかされないのです。

 

 

 

トヨタやいすゞのケース (労災隠し)

・ トヨタ自動車のケース

2006年3月、トヨタ自動車グループの部品メーカー 「トヨタ車体精工」 の高浜工場において請負労働者が全治4週間のけがをしたのにもかかわらずトヨタ車体精工も請負会社も労働安全衛生法で義務づけられている労災報告をしていなかったことが報道されました。つまり偽装請負によってトヨタも請負会社も労災などの労働安全責任を逃れようとしていたのです。しかも両社は報道機関から指摘されるまでは、このことを報告せずに ”悪質な労災隠し” を行うつもりでいたのです!

 

 

 

・ いすゞ自動車のケース

2003年~2004年には、いすゞ自動車系の部品メーカー 「自動車部品工業」 が6件もの労災隠しを行っていました。経緯は上記のトヨタ自動車のケースと同様で、労働者が怪我をしたのにも関わらず、偽装請負でいすゞ自動車も請負会社も労災を隠して責任逃れをしようとしていたのです。同社と当時の幹部は 「偽装請負を知られたくないという動機があった」 と本音をもらしています。

 

 

 

・ TOTOのケース

TOTOは人材派遣会社の男性社員が、作業中に機械と支柱に挟まれ死亡しました。これは男性が偽装請負のカタチで労働をさせられ、安全管理が十分なされていない職場での労働を課せられたものによるものでした。現在裁判中。

 

 

 

キヤノンのケース (全く偽装請負を止める気がない)

・ キヤノンのケース

 

キヤノンでは自社の宇都宮工場や、子会社の大分キヤノンなどで偽装請負が常習化していました。宇都宮工場ではフジスタッフグループ傘下の業務請負会社アイラインによる請負契約の労働者がキヤノンの正社員より教育を受けていたので偽装請負と判断されたのです。このような実態に対して労働局のメスが入り、キヤノンは偽装請負の労働者を直接雇用すると発表したのですが、実際は一向に進んでおらず、全く偽装請負を止める気がないという態度が目に見えて現れていました。

 

 

 

しかもさらに悪質な事に、偽装請負であった労働者の契約を2005年5月には派遣契約に変更して偽装請負を止めたように思わせたかと思えば、ほとぼりが冷めた頃の2006年5月に請負契約に戻したりして労働形態をめまぐるしく変化させて労働者を混乱させて偽装請負を続けようとしたのです。現在も表に出ないところで偽装請負がなされている可能性は非常に高いと思われます。

 

 

 

日亜やクボタのケース (うるさい奴らはクビだ!)

・ 日亜化学工業のケース

日亜に就業していた労働者7名が、偽装請負であるとして徳島労働局に申告したところ、日亜は労働者を直接雇用するなどと提示したために事は一時的に収まりました。しかし、キヤノンや松下のケースと同様に、ほとぼりがさめた頃に職場を一方的に廃止して、告発した労働者全員を失職させたのです。

 

 

 

・ クボタのケース

クボタは ”使い捨ての労働力” として中国人や日系ブラジル人をコキ使っていました。しかし、相次ぐ偽装請負の問題によってこの労働実態が告発されたので、その当時は彼らを契約社員として雇用することで事を収めました。しかし、ここもキヤノンや松下のケースと同様に、ほとぼりが冷めた頃に一方的な期限切れ契約の打ち切りによって、告発した労働者を厄介払いのように解雇したのです。

 

 

松下のケース (見せしめ行為) 悪質!

・ 松下(現:パナソニック)のケース

 

松下電器産業の子会社 「松下プラズマディスプレイ」 が、茨木工場で勤務する社員を請負業者側に出向させ、請負労働者に直接業務の指揮をしている偽装請負を行っていました。このことを労働局から是正命令を受けた松下は請負労働者全員を松下側が直接指揮できる派遣社員に切り替えて事を終わりにしようとしました。しかし、ここからが悪質です

 

 

 

松下はキヤノンのケースと同様に、ほとぼりが冷めた2006年5月に労働者を再び請負契約に戻して偽装請負を始めたのです。これは明らかに労働者に対する責任回避のための脱法行為でした。そしてさらに悪質なことに、偽装請負に反対して内部告発をした雇用者を契約雇用すると言って窓のない狭い場所に単独で閉じ込め廃棄する部材をわざわざ修理させ、さらに契約期間満了として雇用を打ち切るといった人道に反する行為を行い、他の労働者に対する明らかな見せしめ行為を行ったのです。しかも松下は従業員の希望を尊重したと、またも責任逃れの発言をする始末です。

 

 

政府は大企業の犯罪をかなり黙認している

これまで偽装請負とそれに追随する悪質な犯罪行為を紹介してきました。この偽装請負をすると職業安定法や労働者派遣法に抵触するために、悪質なケースには懲役刑が課せられることもあります。しかし、驚くべきことにこれらの大企業に多発した悪質な偽装請負に対して懲役刑が適用されたことはほとんどないのです。それは政府と大企業のある利害が一致しているために、政府が大企業をかばっていることが理由のひとつに挙げられます。

 

 

 

【国民のためではなく国家のために動くのが政府】

よく国民のための政治と謳っている政治家がいますが、そもそも政府というのは国民のために存在しているのではなく国家のために存在しているのです。極端な例えをしますが、もしあなたがシマウマのリーダーだとして、肉食動物に子供が襲われているとき、リーダーとして助けに行こうとするでしょうか? ・ ・ ・ リーダーとしての判断はNOが正解ですね。リーダーというのはちっぽけな一匹を助けるよりも、他の大半を守るために集団を存続させていくのが使命です。大のために小を犠牲にするのは至極当然の判断です。それは政府も同じです。政府というのはわずかな国民を助けることよりも、国家のために行動するのがなによりの使命です。国家を存続させること、すなわち大多数の国民のための行為です。もちろん人間ですから貧困層に助けを出すことをしますが、優先順位は少数の国民よりも国家なのです。だから何だと思う方、この思考を元に政府が偽装請負を是正するかを考えて見ましょう。

 

 

 

 

 

【大企業が儲からないと困るから黙認する政府】

ご存知のとおり、日本が世界第2位の経済大国として君臨できているのは日本のGDPの大半を担う輸出をしている大企業がいるからです。政府にとって大企業を支えている中小企業のことなどは視界に入らず、税金を大量に納めてくれて国力の底上げに貢献してくれる大企業が国家を存続させるのに最優先で守るべき存在です。その大企業が疲弊してしまえば、日本の国力低下、すなわち大多数の国民の損失になります。ですから政府としても大企業にはできる限り儲かり続けて欲しいわけです。そのためには偽装請負の労働者の賃金を是正して大企業の利益を減らすのは困ります。よって社会の底辺に存在する偽装請負の人たちが使い捨てられようとも、ほとんど黙認しているのです。日本の国力のために偽装請負の人は搾取され続けてくださいというのが政府の本音なので、余程世間が騒いで社会問題にならない限り、底辺の人を政府は助けません。偽装請負はずいぶん前から行われていたのに、2006年頃に政府がやっと動いたのも、その時に世間が騒ぎ始めたからだったのです。

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日本の国力維持のため

大企業は偽装請負で大儲けして

労働者は搾取され続けてくださいね

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今の日本の企業ではモラルなんて言葉は完全に崩壊しており、政府も会社も自分たちの利益確保のために偽装請負に限らずあらゆる手を使って労働者を搾取しまくっているのが実情です。もはや労働者は ”ヒトではなくモノ” 扱いされる時代になったと言っていいかもしれません。ハッキリ言って、こんな会社に人生を捧げるなんて行為はバカであると言わざるをえません。無知なままではいつまでたっても搾取され続けます。搾取されたくなかったら、必死に格差脱出の技術と知識を身につけて強くならなければいけません

 

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