でもしか先生のように高給でありながら、満足な授業をしない日本教育

でもしか先生のように教師の腐敗は続く

教師を目指す人以外にはあまり知られていないでしょうが、昔の時代にはでもしか先生という言葉がありました。これは就職を考えた際、教職員なら地方公務員だし、それなりの社会的地位もあるし、などと考え 「教師に “でも” なるか」 と考える人や自分の専門性のなさから就職先が見つからず 「教師に ”しか” なれないな」 と教師になる人のことを指したある種の差別用語です。

今では公立教師への門は狭くなり、こういった言葉は聞かなくなりましたが、それは新人の教師のこと。教育の現場では、大分県教育委員会汚職事件で表われてるように、中高年の世代を中心にこういった不純な動機で教師になった人が多いものです。それは授業と給料にも表れています。

世界一少ないといえる授業時間

上の図はOECD(経済協力開発機構)調査による各国の授業時間の比較を表したものです。なんと、日本の授業時間はOECD参加国の中でも最下位になっているのです。とても不名誉なことですね。ちょっと短絡的な言い方ですが、これでは日本の教師は教育をサボっていると言われても仕方ない感があります。

また、人によっては 「日本は授業時間が少ないのに世界の上位にいるのだからスゴイことだ」 と感じる人もいるかもしません。しかしOECDが3年後とに行っているテスト結果(PISA)において、日本は毎回のように順位を下げているのです。この状態をすごい状態と喜べるのでしょうか・・・。このままでは日本はどんどん順位を下げていき、世界から取り残されていく可能性が非常に高いのです。そんな状態なのに、こんな少ない授業時間で充分でしょうか?

PISAによる日本の順位
  2006年調査 2003年調査 2000年調査
科学的リテラシー 6位 2位 2位
読解力 15位 14位 8位
数学的リテラシー 10位 6位 1位

順調?に順位が下がっている・・・

義務を果たさず高給をもらう教師

OECD調査による各国の教師の給料をGDP比にして比較

上の図はOECD調査による各国の教師の給料をGDP比にして比較したものです。ご覧のように韓国が際立って高い水準にあります。しかし韓国はここ最近OECDが3年ごとに行っているテスト結果(PISA)において好成績をおさめていることから、所得に見合った成果を出していえるといえます。

これに対して授業時間も少なく、ここ最近のOECDのテスト結果(PISA)で毎回順位を下げている日本は、かなりの高給の水準になっています。教育制度が充実している北欧諸国や英国よりも高給をもらっているのです。確かに教師というのは公務員ですから、生徒の成績を上げなければいけない義務自体はありません。しかし、全く成果を出してもいないにも限らずいつまでたっても自分たちの既得権益を守ろうとしている中高年教師の存在が日本の教育を腐敗させているのは明白ではないでしょうか?

なんともいえない状況

上記のデータが示すとおり、日本の教師は国際的に授業時間が少なく世界各国から遅れをとっているにも限らず、いつまでも自分たちの既得権益を守ろうとしている図が見て取れます。あの大分県教育委員会汚職事件などはその象徴ともいえる事件でしょう。

ただし、今の若い教師はこういった腐敗した教育現場を押し付けられる貧乏くじをひいて苦労し、生徒のメンタルケアや体罰などの規制の強化、モンスターペアレントの暴走などで非常に苦労もしています。授業時間の少なさも、これらの外部要因があるとも言えるので、一概に批判はできずなんともいえない状況になっています。

参考 :PISAによる日本の順位

PISAによる科学的リテラシーの日本の順位

PISAによる数学的リテラシーの日本の順位

スポンサードリンク

Copyright© 2018 格差脱出研究所 All rights reserved