クラウドクレジット中級者セミナーに行ってみた

クラウドクレジット中級者向けセミナーの内容

2018年4月26日、先月のカメルーンセミナーに続いて、クラウドクレジット主催の中級者セミナーに参加してみました。この中級者セミナーは他の初心者向けセミナーとは違い、ある程度知識を持った方や、すでに投資を経験している方を対象に新しい案件やファンドについての解説をするという意味合いのセミナーでした。

◆イベント概要◆
当社で販売している主なファンドに加え、新たに販売されたファンドの背景や新ファンドである「ニカラグア金融事業者支援ファンド」をはじめとした商品概要等を解説させて頂きます。
 本セミナーは中級者向けセミナーとなっておりますので登壇者によっては専門用語なども使用いたしますが、どんなファンドを募集しているのか、どんな背景があるのかご理解いただける機会となっております。
 
また、最近新規に販売を開始したファンドについてもご説明させていただきますので是非ご参加ください。

https://crowdcredit.jp/seminar/info/73

 

新しいニカラグアやペルーのファンド紹介が主

上記説明でもあるように、今回のセミナーの主は「ニカラグア金融事業者支援ファンド」や「ペルー協同組合支援ファンド」などの紹介ばかりとなりました。基本的にはHPに掲載されている情報の詳細が伝えられる感じですが、匿名組合ファンドということもあり、相手先の具体的な企業名などは公開できないので、詳細な説明ではなく、事業者がどういう人なのか、どういった内容の事業をやっているのか、該当国の返済能力などを説明してくれました。

【融資対象は金融事業者】
ニカラグアやペルーといった中米、南米といった国々への投資ファンドですが、これらの国の企業に直接投資するのではなく、ノンバンクや貸金業者などの金融事業者への融資になっています。これらの業者への融資なので、さらに業者が融資する最終的な融資先がわかることはわからないということです。

ニカラグアファンドの情報:やり手のパナマ人経営者

まずはニカラグアのファンドの説明です。

ニカラグアは日本とはかなり関係が薄い国であり、在日しているニカラグア人も、在留邦人も100人程度とかなり少ない国です。

融資先はニカラグアの金融事業者ですが、それを保有しているオーナーはパナマ人です。やりての経営者らしく、金融業だけでなく不動産ローンやクレジットカードなどの事業を複数やっており、事業の多角化をはかっています。さらにIT企業も保有しているということで、システム系にも先見があり、そのシステム投資にも資金が必要とのことです。

日本では馴染みが薄いですが、オリコクレジットなど海外の融資からも借り入れ実績がある企業とのことで、経営や資本については事業者の審査をパスしたそこそこ信頼のある企業であるようです。

そんなニカラグアファンドですが、正直投資は躊躇する内容でした。

理由としてはニカラグアというあまりにも馴染みのない国であり、イメージがわかなすぎること。そして36ヶ月とかなり長期間の融資になる上に、返済方法が満期一括返済に設定されているからです。

これは一度融資すれば利払いも元本の部分返済もなく、3年間ずっと資金を預けっぱなしということです。キャッシュフローは非常に悪いので、相当の余裕をもった投資をするつもりでないとやりたくはないですね。

なお、ニカラグアは年5%以上のインフレが進行しているため、通貨の既存率が高い国です。そのためこのファンドは通貨がUSD建てとなっているため、インフレによる価値の欠損リスクはかなり抑えられているのでその点は評価できました。

ペルーファンドの内容:日系人運営の組合

続いてペルー関係のファンドです。ペルーは日本人にも馴染みの高い国であり、在日ペルー人・在留邦人も先のニカラグアとは桁が2つも違います。日本でもニカラグア人に会うことはほぼないですが、ペルー人は会ったり見たことある人も多いでしょう。

ペルーは日系人が多いことでも知られており、大統領にもなったことのあるフジモリ氏などは日本でも知名度が高いですね。

国としてもニカラグアより大きく、インフレ率も比較的安定しています。このペルーをよく見せるために先にニカラグアを見せたんじゃないかってくらい、比較していました。ニカラグア見た後だと、非常によい国に見えますね。

ペルー協同組合支援ファンドの融資先は、なんと日系人が設立した組合です。やはり事業は金融事業が主力であり、消費者ローンやインボイスファイナンス、不動産担保融資などを行っています。

ここで注目したいのは消費者ローン(従業員貸付)です。実はこの組合は特定の企業や官公庁などとコネクションを作って、その組織の従業員だけにしか融資をしないのです。日本で言えば大企業の社員や公務員だけに融資する事業といったところです。日系人という日本人からみて親近感がある経営者と、比較的安定した固い融資市場をやっているということもあり、信頼性は高い企業です。

ちなみにIT系にも強く、先のニカラグア企業と同じくシステム面での設備投資にかなり力を入れているということです。新興国扱いのペルーでありながら、融資などはすべてオンライン上で手続きが完了するシステムを有しているのです。日本ですらオンライン上で完結できるシステムをもっている金融事業者はほとんどいませんし、かなり進んでいます。

ファンドの内容もニカラグアと比較すると非常に良いように見えてしまいます。

融資期間は3年間で、3ヶ月ごとに利払いがあります。年4回の3年間で合計12回の利払いが入ってきて、元本は満期時に一括返済される内容です。さらに通貨はUSD建てなので、ペルーのインフレの影響をうけません。

新しく始めたファンドの紹介

セミナー時にはすでに売り切れていましたが、最近開始した新しいファンドの説明もありました。条件後決めファンドというやつです。

これはヨーロッパの自動車ローンファンドや、不動産ローンファンドのマッチングサイトにクラウドクレジットが投資家の資金を集めて変わりに融資する形のものです。

要するに 「Mintos」 や 「EstateGuru」 というローンマッチングサイトにクラウドクレジットが代わりに融資してくれるよーってファンドになります。当たり前ですが、MintosやEstateGuruに自分で登録して自分で融資先を選んで自分で融資すればクラウドクレジットのお世話になる必要はありません。

とはいってもこういった海外のローンマッチングサイトを使うには、もちろん向こうの国の言葉を理解できる読解力が必要ですし、利益や損失が出るために税制の知識も必要です。さらにこういうサイトに登録するには銀行口座が必要であり、そういう場合は事業者のある国の銀行かもしくはEU内の銀行口座が必要になります。実際に個人が1人でやるには手間と知識が相当に必要であり、多少手数料を払ってでもクラウドクレジットにやってもらうほうが楽ですね。

無論、ローンマッチングで融資するに的確な案件がない場合は融資そのものができないわけで、利回りを得ることはできないリスクがあります。さらに言えば、なんにも融資をできず資金を戻したときに大幅に円高になっていれば為替差損で元本割れということだってありえるわけです。

いろいろ面倒なリスクも抱えたファンドです。

セミナーのまとめ

実際に行ったことでいろいろ知識を得ることはできましたが、肝心の事業者の方やその事業の内容を聞くことはありませんでした。やはり現地の経営者が直接日本に来て話をするカメルーンセミナーが良すぎたのかもしれません。そのせいか、セミナー参加者はカメルーンセミナーの時の半分以下、3分の1くらいでした。寝ている人もいました・・・(何しに来てるんだか)

ただクラウドクレジットの姿勢は非常に評価したいと思います。需要が年々細っている日本では、投資先を探すのが難しいです。ソーシャルレンディング業者の多くは日本国内で融資先を探していますが、海外へ進出して多少リスクをとっても仕事を作っていくほうが、明らかに将来性があります。特にカメルーンやニカラグアのような国はリスクは高いものの、今後大きな成長があり、それを取り込むことができる可能性があるわけです。

最近のソーシャルレンディング業界は問題が多いですが、ある意味ではそれは当然です。日本は資金は余っているものの需要が細っていっており、ソーシャルレンディング業者は案件を探すのに非常に苦労しています。不動産価格が高止まりしていることもあり、不動産案件は利回り5%を切るものばかりです。無理に10%とか15%とかの高利回りを歌っているところはそろって問題を引き起こしています(M社とかL社とか)。考えてみれば当然なのですね、需要のないところに無理やり作っているのですから

「海外なんてお金を返してくれるか不安」 と考えている人もいるでしょう。でもお金を返す・返さないというのはその人の信用によるものであり、決して貧乏人だからお金を返さないわけではないんですね(担保も取っているし)、現に先進国の日本でもお金を返さない人間なんてたくさんいます。(M社とかL社とか)、大切なのはしっかりと事業を行う経営者に融資することと、その経営者を見極める眼を持っている事業者であることです。

その点、クラウドクレジットは伊藤忠の資本が入っているという安心感とは別に、ほとんど他事業者がやっていないブルーオーシャンの市場にある程度リスクを取って進出し、新しい市場を開拓しているという点が評価できると思います。リスク・リターンであれば見合わないかもしれませんが、こういった事業者が後々に成功することを信じて投資していきたいですね。

クラウドクレジットのリンク

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