みんなのクレジットの悪質行為はFX黎明期の悪質会社が行ったことと似ている

勧告で明らかになったみんなのクレジットの悪質行為

2017年3月24日、証券取引等監視委員会がみんなのクレジットに対して勧告を出しました。勧告の内容は悪質行為のオンパレード!内容としてはひどいものです。完結にまとめると次の行為です。

顧客から集めた資金はWEBサイトに表示されている企業ではなく、自社のグループ企業に集中して貸し出していた
担保を取るといいつつ、上記のグループ会社のほとんど価値が不明な未公開株になっていた
中には担保そのものが取られていないところもあった
ファンドの償還資金に他のファンド出資金が充当されていた(自転車操業)
キャンペーンのキャッシュバックにファンド出資金が充当されている状況(自転車操業)
白石代表がファンド出資金を自身の借入れ返済等に使用している状況(ほぼ横領)
自社グループの増資にファンド出資金が充当されている状況 ファンドからの借入れを返済することが困難な財務の状況

みんなのクレジットはFX黎明期の悪質会社と同じパターン

ソーシャルレンディングというのはまだ業界歴史が浅く黎明期になったばかりです。制度も未発達ですし、しっかりとした監査や監視体制なども整っておらず業者の自己申告を信じるしかありません。税制も雑所得扱いで未整備なのはわかりやすい例です。

こんな状況ですので上記のように悪い会社はそれこそやろうと思えばいくらでも悪いことができてしまうんです。監視の目もゆるいですし、顧客資産を保全しなければならない義務もないですから。

このパターンはFXがまだ業界として未発達で悪質会社が多発していた2000年代後半によく似ています。当時の悪質業者などのないようをまとめたページがまだ残っています。

過去に横領や夜逃げをしたぼったくり・詐欺・犯罪FX業者 『騙された奴がバカなのさ』 : http://finalrich.com/fx/fx-analysis-fraud.html

悪質FX会社とみんなのクレジットの行為は似ている

上記にありますように、今は信託保全などで安全になったFX業界もその黎明期は悪質業者が多数存在しており、被害者が無数に出てしまっていました。その中でも悪質な行為をしていたFX会社としては「FX札幌」「アルファFX」「アライドLLC」などがありますが、これらの業者がやったこととみんなのクレジットがやったことは似ています。

◆FX札幌のやったこと◆
・ 顧客の証拠金横領(会社の資産と顧客の資産を分別していない)
・ 横領した金は取引失敗でスッカラカン
・ これがバレるとまずいので自己資本規制比率を粉飾

◆アルファFXのやったこと◆
・ 常日頃から顧客の預託証拠金を社長の金として横領
・ たっぷり横領した金は愛人に貢ぐ貢ぐ・ ・ ・ 
・ 横領した金は取引失敗でスッカラカン、さらに大量の借金
・ 関連子会社を通しての20億円の損失を顧客の証拠金で補填
・ 顧客の金を複数の愛人・ 元妻・ 現妻・ 不明瞭な子会社等々に他人名義にして分散させ持ち逃げ(客のものは俺のもの)

◆日本ファースト証券のやったこと◆
(一回目の行政処分)「一任売買」と「不招請勧誘」
(二回目の行政処分)「顧客資産の流用」と「自己資本規制比率の低下」
IPO(未公開株)を複数の投資家に売りつけ破産した詐欺

◆ジェイ・エヌ・エス(JNS)のやったこと◆
・ 不正の手段により金融先物取引業者の登録を得る
・ 取引一任勘定取引の契約を締結する行為
・ 委託証拠金等を不正の手段により取得する行為
・ 顧客の損失補填のために当該顧客に対し財産上の利益を提供する行為
・ 虚偽の開示情報
・ 業務に関する帳簿書類に不実の内容を記載する行為
・ 顧客から預託を受けた保証金を自己の固有財産と区分して管理していない状況
・ 自己資本規制比率が120%以下の経営不安

◆アライドLLCのやったこと◆
・ 金融先物取引業者の登録すらせずにFX投資を勧誘
・ 顧客から預かった資金は別の顧客への配当にする自転車操業
・ 常日頃から顧客の預託証拠金を横領
・ たっぷり横領した金はホストや愛人に貢ぐ・・・
・ 頃合を見計らって事務所を閉鎖して夜逃げ!
・ さらに社長である杉本淑枝は他の幹部の平井博閑や五十川達と罪の擦り付け合いをする始末

上記を見てみますと「顧客資産の流用」「(担保情報などの)情報の粉飾」「資金の自転車操業」「会社の代表者による私的流用」こういったところに非常に類似点を見つけることができます。これらの悪質行為の被害者ですが、結局のところ資金が戻ってきたケースはほとんどありませんでした。

現状、みんなのクレジットはホームページに勧告を真摯に受け入れ、代表者白石に払われた資金を返済、運用中のローンファンドは安定して運用されており、ファンドの返済は十分可能であるとの説明をあげています。さらに詳細版では、昨今のソーシャルレンディングの盛り上がりで募集が多くなりすぎたため、担保の設定やキャッシュバックの資金繰りが間に合わなかった、匿名性を重視しつつも誤解されかねない表記は止める、ファンドの返済は可能であるという説明文が挙げられています。

以下、みんなのクレジットのホームページに掲載されていた説明文です。

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