同じ不動産特化であるラッキーバンクとOwnersbookの違いと選び方

ラッキーバンクとOwnersbookは同じ不動産特化業者

ソーシャルレンディング業者は数多くありますが、差別化を図るため各社ともなにかしらに特化しています。例えばみんなのクレジットはハイリスクで高利回り案件と投資金額に応じたキャンペーンが豪華ですし、クラウドクレジットは海外案件に特化しており、どちらも高リスクだけど高利回りの案件を取り扱っています。そんな中、「ラッキーバンク」 と 「Ownersbook」 は同じ ”不動産特化型” のソーシャルレンディング業者となり、同じような印象を受ける会社になっています。どちらも【高利回り】【不動産担保の安心】の特徴をもっているPRポイントも似ています。同じような会社ですが、実際によく調べてみると色んな所に違いを見つけることができ、おすすめする投資家のタイプもかなり異なります。それではこの2社のポイントを表にして比較してみましょう。


>>ラッキーバンクの公式ホームページ



>> Ownersbookの公式ホームページ

ラッキーバンクとOwnersbookの比較表
  ラッキーバンク Ownersbook
設立(サービス開始) 2014年12月 2014年9月
資本金 2億円 5億4955万円
(資本準備金合わせて10億8910万円)
株主・出資者 -

Renren Lianhe Holdings

カカクコム
代表取締役 田中翔平
若干20代
船井財産コンサルタンツ勤務経験
岩野 達志
東大卒、不動産鑑定業務経験
ゴールドマン・サックス関連会社不動産部門
不動産鑑定士、宅地建物取引士
財務状況 非公開 HP上で開示(グラフもある)
最低投資額 案件ごとに違う
6万~12万円
1万円から
運用期間 おおむね12~24ヶ月
長期期間の運用
6ヶ月~2年ほど
早期償還も結構多い
平均利回り 9~10% 5~6%
早期償還では14%になることも
従業員数 7名 22名
ファンド運用件数 124件 40件
累計募集金額 70億円 10億円ほど

会社の信頼性や代表の経歴ではOwnersbook

【会社と代表の信頼性に大きな差】
上記の表で比較をしてみると、会社の信頼性と投資案件の部類で大きな違うを見つけることができます。「ラッキーバンク」 と 「Ownersbook」 は設立時期(サービス開始)はほぼおなじですが、資本金に倍以上の差があり、代表取締役の肩書にも大きな差があります。ラッキーバンクはベンチャー企業らしく20代の若手社長が就いていますが、この方は経歴において船井財産コンサルタンツというコンサルティング会社に勤務経験があるみたいですが勤務実績や期間も短いことが推測でき、不動産関連業務に従事した経験がどれほどあるのか疑問が残ります。一方Ownersbookの代表は東大卒、ゴールドマン・サックス関連会社で不動産部門従事経験があり、自身も不動産鑑定士、宅地建物取引士の資格を保有している、まさに不動産投資のエキスパートであることがわかります。ラッキーバンクは代表の周りに不動産の専門家がついてはいるものの、両社の代表の信頼性には大きな差があります。またラッキーバンクの資本関係はよくわからない不透明さがありますが、Ownersbookには中国SNSサービス大手のRenren Lianhe Holdingsや、カカクコムの出資を受けています。なぜか大々的には発表していないのですが。さらにラッキーバンクは財務内容を非公開にしているのに対して、Ownersbookは会社の財務内容をHP上で公開しており、黒字かつ右肩上がりの成長が確認できます。

【Ownersbookは会社の財務状況を公開している】

年度(単位:千円) H24年12月期 H25年12月期 H26年12月期 H27年12月期
総資産額 34,106 585,843 3,231,780 6,023,080
純資産額 11,333 85,042 664,460 1,609,689
売上高 31,164 251,332 756,856 2,988,929
経常利益 1,893 127,857 201,256 681,706
:HP上の表より引用

 

利回りの高さと実績・人気ではラッキーバンク

案件についても大きな差が見つけられますね。投資額はラッキーバンクが6万円から10万円以上と大きな資金を必要とするのに対して、Ownersbookは1万円からの投資が可能になっていて、敷居が低くなっています。運用期間は案件ごとにバラバラのため比較対象にはなりにくいです。どちらも運用期間が半年から2年ほどには設定されていますが、Ownersbookのほうは早期償還があるため不動産が売却できた場合などは予定よりも早く償還でき、利回りも高くなることがあります。

逆に利回りは大きな差が出ています。Ownersbookは5~6%に対してラッキーバンクは9~10%と倍以上の差が出ています。Ownersbookは案件の早期償還が出れば利回りが跳ね上がるものもありますが、これは一部案件で条件を満たしたものに限定されるので平均利回りで比較すると倍の差が出ていることには変わりありません。そして今までの実績である運用件数と募集金額についてはこれはもうさらに大きな差が出ています。ラッキーバンクが運用件数が100件を超えて金額も70億円を超えるのに対して、Ownersbookは3分の1の40件くらい、金額にしては7分の1の10億円ほどにしかなりません。

ラッキーバンクは人気業者のため件数、運用金額の伸びは大きなものがありますが運用不動産自体はそれほど差があるわけではありません。ラッキーバンクは1つの物件に対して複数の募集をして、分散して募集をかける傾向があります。例えば5億円の融資を行う物件がある場合、5千万円ファンドで10回に分けて募集を行っています。対してOwnersbookは予め銀行のシニアローンで募集金額の5~8割を調達した後、残りの部分を高金利のメザニンローンで調達するため1つの物件に対する募集金額は少なくなります。

【ラッキーバンクの案件】

【Ownersbookの案件】

安全性を取るならOwnersbook、リスク承知で利回りならラッキーバンク

上記を見てみると大きな違いがあることがわかってきました。会社の信頼性や代表者の経歴などを見てみるとOwnersbookのほうがラッキーバンクよりも安全性が高いことがわかります。特にOwnersbookは案件の融資額を担保評価額の7~8割に押さえており、しかも大半は融資が厳しい銀行のシニアローンで調達した後の残りをメザニンローンとしてソーシャルレンディング事業の融資案件として取り扱っています。担保評価額に対しての融資額には余裕が有る上、銀行のシニアローン融資審査を通貨した物件という信頼性もあって安全性は高くなっています。一方のラッキーバンクの融資は担保評価額のギリギリに設定されており、担保評価が下落してしまうと回収ができなくなる可能性が出てきます。ただし、ラッキーバンクの案件はこれへの対策のため、不動産担保の他に必ず事業者の代表保証をつけており、不動産担保評価割れに対するリスクヘッジを欠かしてはいません。

実績と利回りに関してはラッキーバンクのほうが高いことで間違いはありません。ラッキーバンクの案件は融資がギリギリであることなどのリスクもあって案件のほとんどが10%ほどの高い利回りに設定され、その案件には不動産担保と事業代表者の保証が付いてリスクヘッジを行っています。逆に言えばそういった対策をしておいたほうがいいと判断されるリスクがあるこという裏返しでもあります。この高い利回りも魅力的にうつって募集があってはわずか数分~数十分で完売、人気絶頂です。

簡単に言ってしまえば 「不動産投資はしたいけど、利回りを犠牲にしても安全性はしっかりとした所が良い」 という人にはOwnersbookを、「リスク承知!安全性を多少犠牲にしても高利回りがいい!」 という人であればラッキーバンクという結論に至ります。

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