世界のソーシャルレンディング市場

世界のソーシャルレンディング市場は急拡大

世界のソーシャルレンディング市場
ソーシャルレンディングは欧米発のビジネスであり、2005年にイギリスのZOPA(ゾーパ)、2008年にアメリカのインディゴーゴーがサービスを開始し、2000年代後半から普及が始まりました。まだ成立してから10年も経過していないソーシャルレンディング市場ですが、その市場は急激に拡大しています。

「世界のソーシャルレンディングでの資金調達額-2014年約2兆円→2015年約4兆円に拡大」
世界規模でソーシャルレンディング市場の調査を行うMassolution社によると、2014年度の世界のクラウドファンディングによる総調達額はU$16.2BIO(約1兆9,440億円 1U$=120円換算)となり、地域別では北米がU$9.46BIO(全体の58.4%)と最大の割合となっています。しかしアジアが、中国を中心に前年比320%増の大幅な伸びを見せ、北米に次ぐ調達を実行しています

 そして2015年にはアジア地区を中心に市場は更に拡大し、4兆円を超える資金調達がソーシャルレンディングで行われた模様です。

融資型ソーシャルレンディングが市場を急拡大

「融資型が市場拡大の原動力」
 ソーシャルレンディングと言うと、購入型や寄付型と言った通常の金融機関が対象としない領域への投資のイメージが強いですが、実際に市場拡大を牽引しているのは、融資型のソーシャルレンディングとなっています。

 前述のMassolution社によれば、融資型のソーシャルレンディングの割合は2012年度44.2%から2014年度68.3%と急拡大しています。

 よって、欧米及びアジアでは既存の金融機関が拾い切れていない貸し付けニーズを、ソーシャルレンディングが補っている、という姿になりつつあります。これらの状態から、一般的にソーシャルレンディング=購入型・寄付型というイメージがありますが、世界的には融資型のソーシャルレンディングが金融商品的な形を取り、急激な市場拡大を牽引している、というのがその実像となっています。

「日本市場でも融資型が拡大」
日本におけるソーシャルレンディングは、寄付型・購入型からスタートしています。日本には銀行から信用金庫・信用組合まで多くの金融機関が存在し、個人や法人問わず多くの資金ニーズを組み取ってきました。その結果、日本での融資型のソーシャルレンディングは、これまでそれ程の伸びはありませんでしたが、近年では融資型のソーシャルレンディングを行う会社も出始めており、今後世界の趨勢と同じく、融資型の拡大が予想されています。

「まとめ」
日本の一般的なイメージでは、ソーシャルレンディング=寄付型・購入型、というイメージが強いのですが、世界を見渡せば、その主流は融資型のソーシャルレンディングとなります。日本では、まだそれほど認知度の高くない融資型ソーシャルレンディングですが、徐々に取り扱いを行う運営会社も増えており、今後市場の拡大が予想されています。

日本でもソーシャルレンディング市場が拡大し、これまで日の当たらなかった事業や会社に資金が提供されることで、日本経済の活性化につながることを期待したいですね。

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